「七人の秘書」大島優子の神回!ステイファミリー都知事も大暴れ!第5話ネタバレあらすじと第6話予告動画

2020年11月20日11時20分ドラマ
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木村文乃主演「七人の秘書」11月19日(木)放送の第5話は、大島優子の演技が光る!第5話ネタバレあらすじをご紹介!11月26日(木)第6話はシム・ウンギョンと岸部一徳の一騎打ち!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。なお、TELASA(テラサ)ではスピンオフドラマも独占配信中。

「七人の秘書」は「目立たぬことこそ黒子の極意」をモットーに、影の秘書軍団が政界や経済界に蔓延る悪に立ち向かう勧善懲悪ドラマ。



11月19日(木)放送の第5話は、炎上覚悟の描写がたっぷり、緊張感の走る回となった。建設計画で揉めていた南青山の児童相談所新設問題を彷彿とさせるシーンや、萬田久子扮する東京都知事のステイホームならぬ「ステイファミリー!」発言が今の世相を皮肉っていておもしろい!とSNSでも話題だ。ただし、劇中の「ステイファミリー!」発言は、新型コロナとは無関係で「ステイファミリー!(みんな一緒に)」というサブタイトルが付く児童養護施設建設に関するキャッチコピーである。

プロローグは、これまでの悪者を捕らえるパターンとは一風違ったタイプで、経営難に苦しむ町工場の経営者を自殺から救うパターン。都知事の会見を見ながら「なにが支援だよ、嘘ばっかつきやがって!」と都に対する不満を口にするシーンはあまりにもリアル。そんな弱者を颯爽と救う秘書たちの見事なチームワークに、今回も冒頭からワクワクさせられた。

今回は東京都知事秘書・風間三和(大島優子)の悲哀が浮き彫りに。千代(木村文乃)との一触即発のシーンから徐々に三和の悲しい過去が明らかになっていくくだりは、視聴者の心を鷲掴みにした。幼い頃から裕福な家庭で育った三和が自身の生活環境に違和感を抱き苦しんでいる姿に「大島優子の演技がすごくいい!」「三和ちゃんの悪ぶった表情も可愛い!」「これまでのどの回よりストーリーが深い」など、大島優子やドラマそのものへの称賛の声が湧き上がっている。
大島優子はNHKの朝ドラ「スカーレット」や日テレ系「東京タラレバ娘」などでこれまでも女優としての才能を発揮してきたが、本作でも、骨太ながらも内に弱みを抱えた女性を見事に演じ、演技の幅を広げた。

また、第5話では、財務大臣粟田口(岸部一徳)が萬ラーメン店を訪れ、萬(江口洋介)と対峙するシーンが描かれた。11月26日(木)放送予定の第6話では、いよいよサラン(シム・ウンギョン)の父親と粟田口との関係性も明らかになる。シム・ウンギョンが主演した映画『新聞記者』を連想させる予告編にますます期待が高まるばかりだ。

なお、ドラマ「七人の秘書」のスピンオフドラマ「ザ・接待~秘書のおもてなし~」が、TELASA(テラサ)で独占配信中だ。このスピンオフドラマでは、5人の各秘書を主人公に据えた5本のオリジナルストーリーが展開され、用途や相手に合わせたおもてなしをする秘書たちの姿を描いている。また、ゲストも豪華な顔ぶれ。望月千代編にはDAIGOと春海四方、風間三和編にはゆりやんレトリィバァと萬田久子、照井七菜編には石井智也、山下容莉枝、おかやまはじめ、朴四朗編には中越典子、長谷不二子編には田山涼成がゲスト出演する。本作に登場する店や手土産は、「七人の秘書」本編の監修を担当している渡邉華織がセレクトした実在のものが使用されている。

■前回:第5話ネタバレあらすじ
元銀座のクラブのママだった東京都知事・南勝子(萬田久子)は、有能な秘書・風間三和(大島優子)に絶大な信頼を置いている。ある日、東都銀行の常務秘書・望月千代(木村文乃)は、幼い兄妹が勝子の乗った車に泥だんごを投げつけながら「僕たちの家を返せ!」と怒鳴っているところに出くわす。それを制止し、2人を家まで送っていくことにするが、着いたところは児童養護施設だった。千代が職員に話を聞くと、以前、勝子が老朽化した施設を“ハイクオリティーな児童施設”に新設すると公約したものの、突然その計画を撤回。しかし土地はすでに都のものになっているため、子どもたちはこの施設で暮らせなくなるという。この決定には裏で財務大臣・粟田口十三(岸部一徳)が絡んでいた。

富裕層だけが得をして、子どもたちが泣きを見る、そんな都知事のやり方に憤った千代が秘書軍団にこの話をすると、三和(大島優子)は、「そんなのよくあることでしょ?」と一蹴。「貧乏がうつる」という三和の追い打ちをかけるような余計なひと言にカッとした千代と険悪ムードに。さらに三和は子どもたちを助けたいというほかのメンバーとも対立してしまう。

幼い頃から裕福な家に育った三和には、自分の置かれた環境に違和感を抱き苦しんだ悲しい過去があったのだ。粟田口と勝子の会食に同席した三和は、粟田口の驕った発言に触発され、帰宅途中にナンパしてきた若者らと暴行騒ぎを起こしてしまう。そんな三和の寂しさを千代は見抜く。4年前、萬(江口洋介)も三和の心を救っていたのだった。

そんな中、ラーメン店「萬」に粟田口がやって来る。表情を一変させた萬に千代らの緊張感が高まる。粟田口の元秘書だった萬は贈賄の罪で刑務所に半年入っていた。粟田口は自分の知り合いたちの悪事を暴き、世間から葬っているのが萬ではないかと疑いの目を向ける。萬は粟田口に「あなたのような人が動かしている国では、弱い人間は救われない」と怒りをあらわにする。

裕福な家庭に育ちながらも闇を抱えて生きてきた三和は、自分を認めてくれた萬のために、粟田口と自分のボス・勝子をぶっ潰す決意を固める!手始めに勝子の弱点を探し始めるため、千代が知り合いのクラブのママ(芦川よしみ)を訪ねる。

ある日、愛犬が緊急手術になったと動物病院の関係者に扮した千代から勝子に電話が入る。運転手不在のため自ら運転して病院に向かう勝子は、暴言を吐きながら暴走。途中「ドクターX」っぽいニセドラマのロケのせいで足止めを食らう勝子。“勝子はハンドルを握ると人が変わる”という情報を得た秘書軍団は、勝子の失態を撮影しSNSで拡散させる。「都知事、辞めろ!」「思いっきり自分ファーストじゃないか!」などと、瞬く間にSNSは炎上、勝子は事態の収拾に苦悩する。

ネットで謝罪して済まそうとする勝子に、三和がある提案をする。それは、謝罪会見を開くと同時に、以前、勝子が公約した“ハイクオリティーな児童施設”を新設する計画の実行を公言することだった。「約束したのは都民であり、国ではない」という勝子の会見に、裏で動いていた粟田口は怒りのあまりテーブルをひっくり返す。

■第6話あらすじ
東京都知事・南勝子(萬田久子)が急性心筋梗塞で倒れ、パク・サラン(シム・ウンギョン)が病院長秘書を務める慶西大学病院に救急搬送される。勝子の入院を知った財務大臣・粟田口十三(岸部一徳)は、“日本一のゴッドハンド”として名高い東帝大学病院の心臓外科教授・白鳥六郎(リリー・フランキー)に執刀を依頼。そんな中、白鳥の名を聞いて動揺するサラン。一方、ラーメン店「萬」には、東都銀行頭取秘書・照井七菜(広瀬アリス)に連れられ、夫とともに青果店を営む一人の女性が来ていた。心臓に難病を抱える夫の手術日がようやく決まったにも関わらず、突然病院から断られたという。この手術ができる医師は日本に一人しかいないと嘆くその女性の話を聞き、店主の萬敬太郎(江口洋介)は力になることを約束する。

「七人の秘書」テレビ朝日、2020年10月22日スタート。毎週木曜日よる9時放送。脚本:中園ミホ 出演:木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、大島優子、シム・ウンギョン、室井滋、江口洋介ほか。番組公式Twitterアカウントは「@7_hisho_tvasahi」。PR動画は番組公式サイトで公開されている。

テレビ朝日「7人の秘書」番組公式サイト

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