「危険なビーナス」吉高由里子の正体は?妻夫木聡の真の味方は誰なのか?!第8話ネタバレと第9話予告動画

2020年11月30日10時04分ドラマ
@TBS

東野圭吾原作「危険なビーナス」の第9話では、今まで敵対関係だった勇磨(ディーン・フジオカ)が楓(吉高由里子)を使って、伯朗(妻夫木聡)と手を組もうとする!そして、ついに、康治(栗原英雄)が危篤に!監禁されている明人の運命は?TBS 2020年12月6日(日)よる9時、「危険なビーナス」第9話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



11月29日に放送された第8話では、伯朗にとって、誰が敵で誰が味方なのか、混とんとし始めた。叔父の牧雄(池内万作)からは実父の研究を教えてもらう代わりに、研究成果を見つけるように言われ、ある意味手を組んだ。そして今までずっと伯朗と一緒に明人(染谷将太)を探してきた楓(吉高由里子)だが、明人が苦手をする‟牡蠣”を食事に使っていると平然と答えるし、伯朗の天敵である勇磨(ディーン・フジオカ)とも手を組んでいる模様だ。そして、母・禎子(斉藤由貴)と高校時代の友人であることがわかった佐代(麻生祐未)は、溺愛する一人息子である勇磨が自分に秘密をもって楓と行動していることが許せず、伯朗と手を組もうとしてくる。12月6日に放送される第9話では、楓と手を組んだ勇磨までもが伯朗と手を組もうとしてくる。楓の正体はいったい何者なのか?本当に明人の妻なのか?第9話では、楓の実家を訪ね、その真相を探ることになる。謎解きはいよいよ最終章へ向かう。

伯朗が康治の研究について調べる過程で、康治は伯朗のことを息子のように考え、愛情を注ごうとしていたことがどんどん明らかになってくる。伯朗との写真を大事にとっていたり、伯朗が衝撃をうけると実験を中断したりと。矢神家という環境によって、伯朗は心を閉ざしたが、実は、育ての親である康治は伯朗のことをもっとよく知ろうとしていたのではないか。生死の境にいる康治に伯朗は最後になんと声をかけられるのか。

■オリジナルサウンドトラック発売!
TBS日曜劇場、東野圭吾原作「危険なビーナス」のオリジナルサウンドトラックの発売が発表された。12月9日(水)に発売となるが、iTunesでは、11月25日(水)より「THE VENUS」の先行配信がスタートする。

■前回:第8話ネタバレあらすじ
伯朗(妻夫木聡)は、突然自宅に押しかけてきた牧雄(池内万作)から、脳の研究をしていた康治(栗原英雄)の研究記録を見つけて欲しいと言われる。見つけた際に自分に報告することの交換条件として、研究内容を伯朗に教えるという。伯朗はその話にのった。

そして研究内容を聞き出した。そこには、伯朗の実父・一清(R-指定)の脳腫瘍に対する研究データがあり、それが人類の未来において画期的な発明に繋がる内容だというのだ。一清に与えた電気的な治療により、サバン症候群が引き起こされた。サバン症候群は特定の分野に天才的な才能をみせることがある脳の症状だ。この研究が成功すれが、後天的な天才を生み出すことができる。その研究を康治は推し進めていたが、一清が死んでからは動物で実験を続けていたという。その実験もある日中断されたのだった。

その研究資料は、康治から伯朗の母・禎子(斉藤由貴)が譲り受けているはずだから伯朗こそがそれを探す者として適任だと断言する。牧雄が探していた30億の遺産よりも「価値があるもの」とは、康治の研究記録だった。

義父・康治の治療を受けた後に、実父・一清は若くして亡くなった。康治は、母・禎子を手に入れるために、患者だった一清の死を意図的に早めたのではないか?そんな疑念を拭えない伯朗に対し、楓(吉高由里子)は当時の康治を知るある人物に会いに行こうと伯朗を誘う。その人物は、楓がネットでフラクタル図形を検索した際に、見つけ出した人物で、その人物の父親が康治の治療を受けていたらしい。楓の行動力によって、その人物と会うことができた。そしてその人物は、伯朗をみて「あのお坊ちゃんが」と、伯朗の昔を知っているようだ。その女性から聞き出した内容からわかったことは、治療はある日中断されたこと、そして、それは、幼き日の伯朗が康治が猫を使って実験している映像を見て泣き出したことを見た時、「動物を傷つけて得る成果」に疑問を持ち、中断したのだった。伯朗は、今まで知ることになかった康治の心に触れていた。

一方、勇磨(ディーン・フジオカ)もその研究記録の価値に気づき、母・佐代(麻生祐未)に内緒で単独行動をしていた。そんな勇磨の様子に気づいた佐代は、勇磨をなじる。研究記録を禎子が譲り受けているなら、その話を佐代にしたのではと話にゆくと、佐代は「伯朗さんと二人でなら話す」という。佐代は、禎子は「貴重すぎて手に余るもの」を譲り受けたと佐代に言った翌日、死亡したという。そして伯朗に「勇磨と楓さんはつながっている」と忠告する。また、明人が仕事で来れないなんて嘘だと矢神家のみんな知っているという。伯朗は佐代に明人が行方不明なことを話してしまった。

楓と会った後、やはり、伯朗は自分が楓を信じたほうがいいと思い始めた。楓は「明人が戻ってきたら三人で食事をしましょう」といい、明人の好きなシーフードグラタンを作ってほしいを伯朗に話す。伯朗も話にのると、楓は「いつもの定番で、エビ、イカ、牡蠣…」と話し始めた。その言葉に伯朗は敏感に反応した。明人は牡蠣が食べられないのだ。大人になってから克服した可能性を確認するために、波恵(戸田恵子)に確認するが、明人の料理には牡蠣をいれないようにしていたといわれる。

楓の部屋を訪ねた伯朗は無理やり玄関までゆく。そして、牡蠣の件を問いただすと、部屋の奥から勇磨がでてきて「うせろ。負け犬!」と言い放った。動物病院へ伯朗が戻ると、看護師の陰山元美(中村アン)がいた。緊急で犬をつれてきたおばあさんを断ったことが心苦しいと話すと、伯朗は元美の肩を抱いて「俺は駄目な男だ」とつぶやいた。

そのころ、監禁されている明人はタブレットで「貴重なものはどこにありますか。教えなけれなあなたを殺します」という文字を見せられていた。

■第9話あらすじ
伯朗(妻夫木聡)は混乱していた。母・禎子(斉藤由貴)の死の真相と、明人(染谷将太)の失踪、後天性サヴァン症候群に関する康治(栗原英雄)の研究記録。それらは関係があるのか?そして、楓(吉高由里子)は自分を裏切り、勇磨(ディーン・フジオカ)とつながっていた…。伯朗は苦しい胸の内を元美(中村アン)に吐露する。

翌朝、楓が勇磨と共に「誤解を解きたい」と動物病院にやって来る。さらに勇磨は伯朗に「手を組もう」と持ちかける。康治の研究記録を手に入れたい勇磨は、代わりに明人捜しに力を貸すと言う。楓も3人で明人を捜そうと訴えるが、楓への不信感がぬぐえない伯朗は2人を追い返す。

康治の死期がいよいよ迫り、矢神家で親族会が開かれた。遺産相続人である明人が戻ってこなければ、遺産は残る親族で均等に分配か…。一族それぞれの思惑が交錯する中、波恵(戸田恵子)が衝撃発言をする!

“楓は本当に明人の妻なのか――。”伯朗は楓の正体を探るため、彼女の実家だという焼き鳥屋を元美と訪ねる…。

TBS 2020年10月スタート。毎週日曜日放送、「危険なビーナス」。出演:妻夫木聡、吉高由里子、染谷将太、ディーンフジオカ、麻生祐未、中村アン、斉藤由貴、小日向文世、坂井真紀、戸田恵子ほか。番組公式Twitterアカウントは「@kikenna_venus」。PR動画は番組公式サイトで公開されている。

TBS「危険なビーナス」番組公式サイト
Paravi「安全なビーナス」

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