「相棒19」SNS炎上のカリスマシェフが殺人を犯す?証言者にも要注意!第8話ネタバレと第9話予告動画

2020年12月03日09時40分ドラマ
@テレビ朝日

右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)が活躍する「相棒season19」第9話「匿名」は、現代社会の問題ともいえるSNS上での匿名発言が事件を巻き起こす!カリスマシェフが犯人なのか?細かすぎる証言をする主婦(藤吉久美子)はいったい何者何か?2020年12月9日(水)よる9時、「相棒season19」第9話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



12月2日に放送された第8話は、資産家令嬢とその夫の座を狙うキャバクラの客引きの男(柏原収史)の話だった。どん底の人生は、幼い頃に養子に行くかを友人に相談し、「行かないで」と言われて断ったことからスタート。「行かないで」と言った本人こそがそこへ養子にゆき、若きセレブリティとなっていたのだ。仕事もなにもかもうまくいかないチンピラまがいのすさんだ視線から、与党幹事長を脅し、その娘婿の座を手に入れようとする野望ギラギラの演技と、柏原収史ワールド全開の1時間だった。

最後に、犯人が捜査一課の伊丹たちの手から逃げ、ビルから飛び降りて自殺してしまうというバッドエンドには否定的な声も多いが、最近は、捜査一課の伊丹(川原和久)、芹沢(山中崇史)が出雲麗音(篠原ゆき子)を外にもきちんと連れて捜査に出ている様子がわかる。特命係に捜査状況を「わざと」わかるように話す役どころとして篠原ゆき子の存在も安定してきている。

12月9日に放送される第9話は、現代社会の問題点といえるSNS上での匿名による発言が事件を巻き起こす。発言により炎上したカリスマシェフが犯人なのか?それとも、細かすぎる証言をする主婦が事件を巻き起こしているのか?「使い方次第ですね。トクメイは」という亘(反町隆史)の言葉も絶妙だ。SNS上の問題が関わることから、第9話もなんだかんだとサイバーセキュリティ対策課の青木(浅利陽介)の活躍も期待できる。

■前回:第8話ネタバレあらすじ
右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、レストランの前で揉めている男女を見掛け、間に入る。しかし、2人は大丈夫だと言って足早に立ち去ってしまった。翌日、亘はネット記事で、昨晩の女性が与党幹事長の娘・小早川奈穂美(上野なつひ)と気付くが、その矢先、彼女の婚約者である資産家男性・星宮光一(田中佑弥)が他殺体で発見される。被害者の星宮光一は星宮家具の若社長だが、実は、幼い頃に星宮家に養子にはいっていたことがわかった。

捜査に乗り出した右京と亘は、奈穂美に事情を聞き、揉めていた男の素性を尋ねる。すると、落とした携帯電話を届けてくれた礼に、食事をしただけだという。問題の男は、宇野(柏原収史)というキャバクラの客引きで、奈穂美に一方的に結婚を迫っているらしい。右京と亘は、宇野に疑惑の目を向けるが、確固たるアリバイがあることが判明した。アリバイは、奈穂美とレストランで別れた後、もう一軒、バーに行ったというのだ。バーでアリバイを確認すると、店内に入った際に、店員は時間を聞かれたので宇野のことを覚えていた。そして、帰りがけに会計をする際も花牟礼という女性の店員が宇野が携帯で会計をしたので覚えているというのだ。これで宇野のアリバイは完璧なものとなった。

それでも、拾った携帯電話から奈穂美の弱みを握り、結婚しろと脅しているのではないかという疑いは消せず、捜査を続ける。すると、宇野と奈穂美が本当に婚約するというニュースが入ってきた。半信半疑だったが婚約パーティが開かれ、それは事実だった。幹事長の小早川もそのパーティに同席していたのだ。

右京と亘は、宇野が握っている秘密はなにかを探ろうとしていると、宇野の家が空き巣に襲われ、そこに宇野が帰宅したため、かなりの攻撃を受け入院していることがわかった。宇野は奈穂美の携帯のデータのバックアップをとっていた。そこには奈穂美のスキャンダルとなる証拠があった。つまり、小早川にとっても困る証拠なのだ。小早川は宇野を襲わせた。しかし、宇野は部屋を防犯カメラで録画していた。その映像をたてに、自分を小早川の後継者とするように小早川に迫った。小早川は秘書として宇野を受け入れることを了承させられた。

そのころ、光一の実の母親に会った右京と亘は、光一と宇野、そして、バーの店員だった花牟礼が小学校のときの仲良しであったことを知る。花牟礼が、なにをやってもうまくいかない宇野のためにアリバイを偽証していたことを知った。

宇野と奈穂美の結婚式の当日、右京と亘は宇野に会いに行く。そして、宇野のアリバイが崩れたことを突き付けると「警察もやるもんですね」という。花牟礼が預かっていた奈穂美の携帯のバックアップから取得した裏カジノに興じている奈穂美と光一の写真をみせる。宇野は、28年前、星宮家に養子に入るのは自分だったはずだということを話し始めた。そして、光一に自分の人生を横取りされたと。久しぶりに会いに行った光一は宇野のことなど覚えてもいないふりをするので、光一を脅す材料を探していた。そこで、つけていた奈穂美の携帯を拾った。そこに光一たちの弱みとなる写真を見つけたためにそれを使ったという。

結婚式の控室にいた奈穂美のもとには組織対策犯罪の角田課長(山西亨)が逮捕に向っていた。犯行を認めた宇野の元には捜査一課の伊丹(川原和久)、芹沢(山中崇史)、出雲(篠原ゆき子)が身柄をおさえに来た。しかし、伊丹たちが連れて行こうとした一瞬の隙にビルのフェンスの外に宇野は立ち「最後くらいは自分で」といって、飛び降りてしまった。

■第9話あらすじ
歩道橋で女性が転落死する事件が発生。目撃者の主婦・智子(藤吉久美子)の証言により、被害者の知人の男が重要参考人として浮上する。男は、かつてカリスマイケメンシェフとしてマスコミをにぎわせていたが、SNSでの発言が炎上し、最近は金に困っていたという。一課が、行方をくらませた男を追う中、右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、“通報のお手本”とも言える詳細な証言をした智子に注目。智子の証言と、防犯カメラの映像から、一週間前、矢坂美月(野村佑香)という女性弁護士が、被害者の女性と接触していたことを突き止める。ところが、美月はその直後、階段から足を踏み外して“事故死”していたことが分かる。最近は、DVやストーカーなどに苦しむ女性の事案を担当していたというが…!?

歩道橋の事件と女性弁護士の事故、相次ぐ転落死に関連性を感じ取った右京と亘は、行方をくらませている男の連続殺人を疑うが、腑に落ちない点もあった。そんな中、美月がネット内の匿名の書き込みから悩んでいる女性を見つけ、自らアプローチしていたことが分かる。

SNS炎上のカリスマシェフが連続殺人犯!?
通報者の主婦の“詳しすぎる証言”が捜査の鍵に
匿名女性たちの嘆きが衝撃の結末を呼び寄せる!

テレビ朝日10月スタート「相棒 season19」。出演:水谷豊/反町隆史/森口瑤子/川原和久/山中崇史/山西惇/浅利陽介/篠原ゆき子/神保悟志/杉本哲太/仲間由紀恵/石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開。

テレビ朝日「相棒 season19」番組公式サイト
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