NHK総合「グッド・ファイト2」第6話<443日目>あらすじと見どころ:エイドリアンTV出演とルッカ妊娠報告

2020年12月06日21時45分ドラマ
Photo: Patrick Harbron/CBS
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NHK総合で毎週日曜夜11時から放送の「グッド・ファイト2」はアメリカの「今」を映し出す本格的法律ドラマとして話題の「グッド・ファイト」のシーズン2!次週12月13日放送予定の第6話「443日目」あらすじと見どころを紹介、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。



「グッド・ファイト」は、日・韓でもリメイクされた「グッド・ワイフ 彼女の評決」(2009~2016年、全7シーズン)のスピンオフ(【日本版】【韓国版】)。アメリカで2017年より放送され、2020年現在シーズン4まで制作されており、日本ではAmazonプライムでシーズン1~3を配信中だ(Amazonでチェック

12月6日に放送した第5話で、シカゴ大で刑事弁護論の特別講師をしていたエイドリアンが、優秀な生徒だったリズに首ったけで、ひいきしていたことが、#MeToo疑惑を調査するニュースアンカーのナオミの言葉から明らかになった。また、ルッカの妊娠を知ったコリンからのプロポーズをきっぱりと断ったルッカ。次回、13日放送予定の第6話ではコリンが不器用な方法でルッカを守ろうとするが、果たしてその心意はルッカに伝わるのか?そしてルッカの妊娠がエイドリアンやダイアン達の知るところに…。ルッカのレディック&ボーズマン事務所(L&B)でのキャリアはどうなるのか?

以下、詳しいあらすじを知りたくない方は「■見どころ」をチェックして、「■あらすじ」は見逃した時や視聴後の確認用にどうぞ。

■キャスト(声の出演)
ヒロイン3人紹介
ダイアン・ロックハート役:クリスティーン・バランスキー(小宮和枝)
マイア・リンデル役:ローズ・レスリー(鷄冠井美智子)
ルッカ・クイン役:クシュ・ジャンボ(鈴木美園)
エイドリアン・ボーズマン役:デルロイ・リンドー(辻 親八)
コリン・モレロ役:ジャスティン・バーサ(足立りょう太)
リズ・レディック=ローレンス役:オードラ・マクドナルド(近内仁子)

■第6話「443日目」あらすじ
ケーブルテレビのニュースでの歯に衣着せぬ態度が話題になり、エイドリアンは一夜で有名人に。そこで話題にした「Peeper(ピーパー)News.com」の編集長デール・クズマがレディック&ボーズマン事務所(L&B)にやって来る。てっきりクレームかと思ったが、エイドリアンを気に入り、自分の弁護士を解雇してエイドリアンへの仕事の依頼と知り驚く。その後も、メンデルソン&グラントアソシエイツというシカゴの「ビッグ6」の1つの有名な事務所の弁護士=フランツ・メンデルソンがいきなり訪ねてくる。買収かとあわてるエイドリアンやダイアン、ケインだったが、なんと協力を要請するものだった。

ビッグ6と呼ばれる6つの大手事務所では、先日自殺と判断された弁護士ウィルク・ホブソンの死亡は他殺の可能性が高いと考えて現在協議をしており、L&Bにもこの会合に参加してほしいとのこと。シカゴのトップ法律事務所の仲間入りができ、「ビッグ7になった」と喜ぶダイアン。

ピーパーの案件。事件は、クズマが自身のサイトで、デニス・ハニーカットという青年がネオナチだと公表したために、ハニーカット家が放火されたということらしい。原告の代理人アンバー・ウッド=ルッツはなかなか手ごわく、6大事務所の1つのパートナー弁護士。テレビ出演で名を売ったエイドリアンが法廷で大演説ショーをやってのけ陪審員たちの心をつかむ。そして、検事補コリンの情報のおかげで放火犯である女性が見つかり、原因はクズマのサイトではなかったことが判明する。放火犯はサイトの存在すら知らなかった。

ビッグ6の会合に初めて出席したエイドリアンとダイアン。ビッグ6は、弁護士連続殺人事件に非協力の警察対策に頭を痛めていた。マリッサの大手柄で真相が判明した。メンデルソンはシカゴ市警との契約を取るために、L&Bを懐柔して対警察の訴訟を控えるよう圧力を掛けようとしていたのだ。これは他の5大事務所も知らなかったようで、集中非難を浴びる。エイドリアンは、またもやテレビ出演することになり、マリッサのお手柄に10%の昇給を約束する。

一方、ルッカは妊娠をまだ公表していなかったが、情報が洩れて噂の的に。ダイアンは今のうちにマイアに仕事を回すよう考え、ケインがマイアに打診する。マイアからこれを聞いたルッカは事務所でのキャリアを案じ憤慨するが、マイアに諭されて、妊娠の報告と仕事に支障がないように計画していると報告し、ダイアン達はしばらく様子を見ることにする。

ルッカが担当しているマルコーニ事件の担当検事はコリン。コリンは、裁判の開始をルッカの出産記事の4か月後に遅延しようと要求し、ルッカを激怒させる。法廷で大げんかする2人にあきれる判事に諭され、2人で日程調整をするが、ルッカが判事に妊娠やコリンがその父親であることを明かし、延期を反対するルッカの主張が認められる。

■見どころ
エイドリアンの最初のテレビ出演は何やらうさん臭い場所で、相手が誰だかも不明。そのために「女性の方」と呼び掛けると、相手が男性だったりと初めから笑いの要素満載。このテレビ番組はネットにもアップされて30万イイねがついたほど。今回は、テレビの共演弁護士の年俸を暴露したり、法廷では陪審員たちに向けてテレビショーのようにふるまうエイドリアンの暴走気味の言動に注目。裁判長から注意を受けるエイドリアンを弁護するダイアンの弁舌もお聴き逃しなく。

ピーパー事件の相手の代理人は、ライバル事務所の若手弁護士のアンバー・ウッド=ルッツ。法廷での卑劣な戦術を隠すために笑顔を浮かべている女性弁護士。演じたのは韓国系アメリカ人女優のグレタ・リー(1983年3月7日生)。シーズン1から出演している。

そして気になるルッカの妊娠。パートナー弁護士に一歩近づいた彼女が、悩んだ末、ついに妊娠を正式発表する。完璧な出産計画を立てているようだが、果たしてその通りにことは進むのか?また、コリンの法廷での遅延要求は、身重のルッカを案じてのことだが、あれではその思いはルッカに伝わらない。出産計画も気になるが、ルッカとコリンの関係からも目が離せない。

■スタッフ
製作総指揮:リドリー・スコット
企画・製作総指揮:ロバート・キング、ミシェル・キング、フィル・アルデン・ロビンソン
監督:ブルック・ケネディ

NHK総合「グッド・ファイト2」番組公式サイト
 2020.11.8スタート 日・23:00-23:45

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