【最終回ネタバレ】沢口靖子「科捜研の女20」最終・第9話はファンが喜ぶ‟どもまり”コンビの信頼の深さが明らかに!

2020年12月18日11時07分ドラマ
@テレビ朝日

沢口靖子「科捜研の女season20」最終回・第9話は、12.0%の視聴率で有終の美を飾った!土門刑事(内藤剛志)が見知らぬ遺体とともに監禁された!さらに殺人の容疑までも!どもマリコンビが真実を導き出した!公式サイト、TELASAで見逃し配信中だ。



10月22日より放送された「科捜研の女20」は、10.7%、11.1%、10.9%、12.0%、12.2%、11.8%、11.3%、9.8%と8話を除き、常に2桁を記録、最終回は12.0%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)で有終の美を飾った。シーズン20となるが、根強いファンに支えられていることがわかる。

12月17日に放送される第9話でシーズン20も最終回を迎えた。2時間SPとして放送されるが、土門刑事(内藤剛志)が見知らぬ遺体とともに監禁され、追加で発生した殺人事件の容疑がかかり、そんな土門の無実を信じ、マリコ(沢口靖子)をはじめ、科捜研メンバーたちが真実を見つける。土門とまりこ、どもまりががっつり絡むストーリーは、長年のファンに愛される回となる。最終回の2時間、そんな二人を眺められた。

最終話とあって、ゲストも豪華だ。土門とともに監禁されてしまうバー経営者・安在志津枝役で南野陽子、土門に疑いのまなざしを向ける首席監察官・中塚弘文役で長谷川初範、土門と浅からぬ因縁を持つ投資詐欺グループの代表・檀野昭伸役でハリウッドザコシショウら2時間SPにふさわしいゲストとなっていた。

そして、最後に発表されたのが、映画化だ。シーズン20と長寿のドラマであるが、映画化されるのは初めてのことだ。21年間、榊󠄀マリコを演じてきた沢口靖子は、「まさか映画化される日が来るなんて、全く予想していませんでした。本当に夢のようです」と喜びを噛みしめ、「長年のファンの方にはもちろんのこと、一度もご覧になったことの無い方にも是非、劇場に観に来ていただきたい20年間の集大成として取り組んだ自信作です!」と意気込んでいる。ゼネラルプロデューサーの関拓也も「榊󠄀マリコの前に、現代最新科学では絶対に解けないトリックをあやつる、シリーズ史上『最強の敵』が立ちはだかります」と証言し、「全20シーズン、全254話に及ぶエピソードが伏線となった衝撃の展開もファン必見です」とアピールしている。シーズン20は三か月で終了となったが、映画でマリコに会える日が待ち遠しい。

■最終回(第9話)ネタバレあらすじ
京都府警本部でウェブ会議システムを導入することとなり、榊マリコ(沢口靖子)ら科捜研がモニターとして体験してみることになった。科捜研にはシステムを開発したプログラマー・名村康祐(井俣太良)と営業担当者・椎木智里(佐藤玲)が説明に訪れ、メンバーのほか、土門薫刑事(内藤剛志)や蒲原勇樹(石井一彰)にも科捜研の会議専用のIDとパスワードを発行することとなった。

翌朝、さっそく科捜研の面々でウェブ会議を開いていたところ、土門が参加してきた。だが、土門の様子がどこかおかしい。画面に映っているのは薄暗い空間で、顔も汚れているようだ。

その直後、土門の口から出たのは、驚くべき言葉だった。なんと土門は、バー経営者・安在志津枝(南野陽子)とともに何者かに監禁されてしまったというのだ。しかも現場には、身元不明の男性の遺体もあるという。

実は昨夜、土門はコンビニエンスストアで取り乱した様子で金をおろす志津枝と遭遇した。不審に思って聞いたところ、志津枝のもとに見知らぬ男の遺体が映った動画が届いていたことが判明。場所は彼女が営むバーの地下倉庫らしく、動画には「お前の店で人が死んでいる。今すぐ100万円持って来い。誰かにバラしたら動画をネットにさらして店の評判を落とす」という謎の脅迫メッセージが入っていたとわかる。

さっそく彼女の店に向かった土門は、地下倉庫につながる階段を下りていたところで何者かに後頭部を殴られ昏倒してしまった。目覚めたときには、地下倉庫内で手錠をかけられ、携帯電話も奪われていたという。志津枝も同様に監禁されていたが、土門は彼女をしばりつけていたヒモをなんとかほどくことに成功するが、自分は手錠で身動きが取れないため、志津枝に室内を調べてもらう。すると遺体の下から1台のノートパソコンを発見し、志津枝に頼んで、マリコたちのリモート会議にアクセスしてもらったのだ。

店の場所を聞いたマリコは蒲原に依頼、すぐに刑事たちが駆けつけ地下倉庫に突入するが、そこには誰もいなかった。どこに監禁されているかもわからないまま、土門とはリモート会議でしかつながっていない。その後、マリコは手がかりを求めて監察医・風丘早月(若村麻由美)とともにリモートで検視に挑むことにした。遺体については、志津枝にみてもらうしかない。リモートを駆使して臨むと、その遺体が以前、土門も捜査に参加していた詐欺事件の加害者であった坂西敏也だとわかった。

土門たちが監禁されている場所を特定するため、志津枝の家を捜索すると、貸倉庫がわかった。そして、志津枝も詐欺グループの一員だったこともわかった。貸倉庫へ突入すると、そこに土門もいたが、志津枝の死体もあった。土門の手は志津枝の血液で汚れていた。土門の無実を信じるマリコは土門を鑑定する。すると、土門の首筋にスタンガンをあてられた後があった。

一方、他の証拠を調べる科捜研のメンバーは、志津枝と土門があったコンビニの防犯カメラから、志津枝は土門が来るのを待って不審な行動をとったことがわかった。そして、ナイフについていた指紋は土門と一致した。監察官は土門を疑うが、マリコは土門の無実を信じていた。そして、土門が最初に見たと思われた遺体が、志津枝の携帯に送られた動画の段階では死んでいるのを装っているだけだとわかった。また、坂西と志津枝は事件の当日もあっていたことが分かった。

マリコはそれらから、事件当日、死んだふりをした坂西の写真をとって志津枝は自分の携帯に送り、土門にわざと不審がられるようにして遭遇し、自分の店の倉庫につれてゆくと、坂西が土門を襲った。そして、土門を貸倉庫に連れてゆくと、真犯人が坂西を襲ったのだ。今回の事件は、12年前の投資詐欺事件がかかわっていることが確実だ。

12年前、投資詐欺事件の首謀者を襲おうとした佐山という男性の行動を阻止したのが土門だった。佐山はその後、拘置所で自殺した。佐山は投資詐欺にあって、なにもかもなくしていたのだ。自殺して、保険金1億を妻に残したのだ。

貸倉庫に待っていたのは、実は、佐山の娘であるWEB会議システム会社の営業・椎木智里(佐藤玲)だった。志津枝は膵臓癌で余命6ヶ月だったのだ。そして、投資詐欺だまされたために命を落とした佐山の娘の復讐を手伝おうとしたのだ。出所した坂西を殺したのは志津枝だった。12年前も投資詐欺と知らずに手伝っていたのだ。佐山とともに警察に相談にいったが、何も助けてくれなかったのだ。そのために、自分の命を佐山の娘の復讐に使うことにしたのだ。自分のことは、佐山の娘の手を取り、ナイフを突き立てたのだ。娘は、土門に罪を着せるためにナイフを握らせた。

智里は、詐欺の首謀者である檀野を病院で殺そうとしたところでマリコと神原(石井一彰)に捕まった。

テレビ朝日系 10月、毎週木曜夜8時より木曜ミステリー「科捜研の女season20」がスタート。出演:沢口靖子/内藤剛志/若村麻由美/風間トオル/斉藤暁/渡部秀/山本ひかる/金田明夫/西田健/石井一彰ほか。番組公式Twitterアカウントは「@ kasouken_women」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「科捜研の女season20」番組公式サイト
「科捜研の女season20」TELASA配信サイト

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