テレビ愛知「武神」第16-20話あらすじ:奪われた幸せ~悲壮の鉄州城!予告動画

2020年12月23日10時25分ドラマ
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チュンシムの策略によってウォラがその身を穢され…キム・ジュンに受け入れてもらえないソイは、ついに決心する!…テレビ愛知で放送中の名優キム・ジュヒョク主演の韓国時代劇「武神」、明日12月24日(木)からの第11話~第15話のあらすじを紹介、DVD公式サイトには予告動画が公開されている。
※12月28日(月)は18話と19話を、20話は1月4日に放送する。

「武神」は、13世紀高麗時代を背景に奴隷から最高権力者へ上り詰めた実在した高麗最高の武人、キム・ジュンの一代記を描いている。2017年10月30日、享年45でこの世を去った名優キム・ジュヒョクの大ヒット作。

■キャスト
キム・ジュン役:キム・ジュヒョク
チェ・ソンイ役:キム・ミンソン
チェ・ウ(チェ・イ)役:チョン・ソボク
チェ・ヤンベク役:パク・サンミン
ウォラ役:ホン・アルム
ほか



【「武神」を2倍楽しむ】で、ドラマの見どころや詳しい各話のあらすじ、時代背景や豆知識を紹介している。

■第16話:奪われた幸せ
自分の想いを伝えるソンイだが、キム・ジュンはチェ・ウへの忠誠を盾に、その想いを拒む。ソンイから何か良くないことが起きるかもしれないと言われ、心配になったキム・ジュンは必死にウォラを探す。しかし、チュンシムに騙されて小屋に閉じ込められたウォラは、ならず者たちに拉致され、その先で萬宗(マンジョン)に乱暴されてしまう。様子がおかしいチュンシムを問い正すソンイ。チュンシムはソンイにキム・ジュンとウォラの2人だけが幸せになってはいけないと、自分が犯した罪を告白する。一方、キョンガもヤンベクに真実を話し、ヤンベクは激怒する。放心状態で屋敷に戻ってきたウォラは、かつて母から身体を汚された時のために渡された毒を飲み、キム・ジュンの腕の中で息を引き取るのだった。事件を知ったチョン氏は衝撃を受けて倒れ、チェ・ウは事件に関わった関係者を捕らえさせる。その頃、キム・ジュンは死んだウォラを馬に乗せ、スボムの待つ興王(フンワン)寺へと向う。
キム・ジュンが興王寺でチェ・ウを救う手柄を立てたあとに、ヤンベクが「幸運すぎる物は他人に嫉妬されるから注意しろ」と言っていたが、これほど悲しい結末を迎えることになるとはやりきれない。今回のテーマは何といっても、“涙”。チュンシムやキョンガの告白に対し、ヤンベクとソンイが流す涙、死を前にキム・ジュンの腕の中でウォラが流した涙。そしてウォラの死に直面したキム・ジュンの涙。連行される時にヤンベクを前にチュンシムが流す涙。それぞれの涙の裏に隠された気持ちを考えながら見て欲しい

■第17話:告白
チュンシムとキョンガが厳しい尋問の末にチェ・ウの命令により処刑される。理由を聞かれたキョンガはキム・ジュンが嫌いだったと言い、チュンシムはソンイの気持ちを踏みにじったキム・ジュンとウォラが憎かったと吐露した。マンジョン兄弟にも斬首の命令が下されるが、チョン氏や重臣たちの必死の説得によって、出家の上、追放ということで収まる。その頃ウォラはスボムとキム・ジュンの手によって荼毘に付される。一方、ソンイのためにしたことだというチュンシムの言葉が気になったチェ・ウは、ソンイに真相を問いただす。すると、ソンイは、キム・ジュンと結婚したいと告白する。激怒したチェ・ウは今後一切キム・ジュンの話をするなと言い放つ。キム・ジュンを疎ましく思い始めたチェ・ウはキム・ジュンを教定都監(キョジョンドガム)に送るが、ソンイは退庁の時間を見計らってキム・ジュンに会いに行く。そこでソンイは自分と一緒に遠くへ行こうと告白するのだが…
拷問にかけられながらも、最後までヤンベクの名前は一切出さなかったキョンガとチュンシムに脱帽。2人とも元はと言えば、ヤンベクへの思いから起こした事件だったのに。チュンシムが処刑される直前に「来世でまた出会ったら、今度は捨てないで欲しい」そんなことまで言わせてしまったヤンベク、自分の罪の重さにこの先苦しむことになるに違いない。

■第18話:駆け落ち
ソンイとキム・ヤクソンの結婚2日前。チェ・ウの怒りを買ったキム・ジュンは親衛隊を外されていた。
ソンイは朝早く寺に行くと言って、キム・ジュンと共に臨津江(イムジンガン)の港までやって来る。キム・ジュンの残した書状を見てソンイに同行して都房の外に出たことを知ったパク・ソンビは、ヤンベクに連れ戻すように命じる。その頃、国境近くで蒙古の使者が死んだ事件のせいで、蒙古から朝廷への圧力が日に日に高まり、要求もまたエスカレートしていた。ソンイとキム・ジュンが一緒にいるのを知ったチェ・ウは、二人が戻ったらキム・ジュンの処分を任せるとパク・ソンビに圧力を掛ける。一方、キム・ジュンに一緒に遠くへ逃げようと言うソンイだが、キム・ジュンはソンイの気持ちを受け入れられない。そこへ、チェ・ヤンベクが連れ戻しに来る。キム・ジュンの斬首だけは避けたいパク・ソンビは思い悩んだ末、キム・ジュンをモンゴルの国境近くの西北面へ派遣する。母からキム・ジュンの生死が自分の決心にかかっていると聞かされたソンイは、キム・ジュンへの思いを残したまま、ついにキム・ヤクソンと婚礼を挙げる。
キム・ジュン役を演じたキム・ジュヒョク。ソンイ役を演じたキム・ギュリ。ドラマでは身分の違いにより結ばれない二人ですが、実生活ではリアルカップル。このドラマをきっかけに交際を始めたそうだが、本当にお似合いのカップルなので特に一緒に歩くシーンに注目して見て欲しい。

■第19話:戦乱の幕開け
数年後、まだキム・ジュンを忘れることの出来ないソンイに対し、チョン氏はキム・ジュンを忘れて、夫に尽くすよう遺言を残し、この世を去った。キム・ヤクソンとソンイ夫婦には息子のミと娘のヨンが生まれていた。そんな中、咸新鎮(ハムシンジン)にモンゴルの大軍が襲来し、窮状の中で十分な備えもないまま、戦乱が幕を開ける。亀州(クィジュ)城のパク・ソ将軍は、咸新鎮はあきらめ、比較的防御の整っている鉄州(チョルチュ)城と亀州城に周辺の兵力を集結させるとともに、キム・ジュンを西京へ通じる重要な経路である鉄州城に送る。咸新鎮は援軍もなく、孤立する中、火攻めに合い、陥落する。捕らえられたチョ・スクチャン将軍は、蒙古に命乞いをし、周辺の城に降伏を勧めて回る始末。
都房では、宰枢(チェチュ)会議が開かれる。外交的な解決には遅すぎると判断したチェ・ウを中心とする高麗軍部は、民族を挙げての徹底抗戦を宣言する。その頃、キム・ジュンのいる亀州城に蒙古が進撃してくる。
キム・ジュンが蒙古と高麗の国境近くまで旅立ってから10年後。キム・ジュンは髭を生やし、武将らしく、凛々しい姿で登場する。キム・ジュンだけでなく、キム・ヤクソンにも変化が。ソンイの良からぬ行動をチェ上将軍から聞かされた時に、命が惜しければ妄言は慎むようにと釘を刺した時のキム・ヤクソンの険しい目に昔の温和な彼の姿はどこにもない。

■第20話:悲壮の鉄州(チョルチュ)城
蒙古の捕虜となった郎将ムン・デは鉄州城に降伏を勧めるよう蒙古軍に脅かされるが、「絶対降伏するな、最後まで戦え」と叫びながら息絶えた。一方チョ・スクチャン将軍は、蒙古は戦える相手ではないと降伏をすすめる。キム・ジュンのいる鉄州城で戦闘が始まる。僅かな兵にもかかわらず、なんとか持ちこたえるが、鉄州城には援軍もなく、孤立無援の状態に苛立つキム・ジュン。その頃、テ・ジプソン上将軍を中心とする精鋭軍は、兵を招集できず、言い訳ばかりで一向に出陣準備が整わないが、これに厳しく対処できないキム・ヤクソンの柔和な態度に、チェ・ウは苛立ちを隠せない。その頃、わずかな兵力で蒙古の猛攻を耐え抜いてきた鉄州城だが、武器も兵糧も底を尽き、陥落はもはや時間の問題だった。厳しい状況の中でも決して弱音をはかない、城主のイ・ウォンジョン将軍と副将のイ・ヒジョクにキム・ジュンも敬意を示す。キム・ジュンは城主のイ・ウォンジョン将軍から次の戦のために生き残り、ここで見聞きしたことを主君に伝えろと城を脱出するよう命を受ける。そして、攻撃してくる蒙古軍に対し、副将のイ・ヒジョクと共に、敵軍に向かって突進していく。
「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!」と言いたくなる始末。第19話と20話で気概のある武士ムン・デを演じたのは、「善徳女王」で悪女ミシルの情夫(ソルォン)を演じた名優チョン・ノミン。家門の栄光では生真面目で不器用な長男スヨン役を演じている

テレビ愛知「武神」番組公式サイト
 2020.12.03スタート 月-金08:15-09:30
「武神」DVD公式サイト

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