嵐、EXILE、絢香も!「紅白」初ネット配信-NHKオンデマンド

2010年01月01日14時30分音楽
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年の瀬はやっぱり紅白!?見た方も見逃した方も、裏番組に浮気してしまった方も、その模様を動画で楽しむことができるようになった。1日からNHKオンデマンドにて、大晦日恒例のNHK紅白歌合戦が、前半と後半に分けて動画配信される。

今回で60回目の節目を迎える紅白歌合戦、放送時間は過去最長の4時間25分。前々回から3ヵ年共通のコンセプトとして「歌力」が設定されていて、その集大成としての今回は、「歌の力 ∞ 無限大」がテーマとして掲げられた。ジブリ作品でおなじみの久石譲が、紅白オリジナルソングを作ったことも話題になった。

今回は出演陣も超豪華な面々だった。まずは昨年新しい形での活動に挑戦してきたEXILE。大ヒットシングル「Someday」で2年連続の日本レコード大賞を受賞した、まさに2009年の「顔」だ。そして人数の多さならEXILEにも負けない AKB48 も、派手なステージで会場を席巻した。年末にリリースした4thアルバムがオリコンチャートで1位を勤めた いきものがかり は、今年度のNHK全国学校音楽コンクール課題曲「YELL」を作った、ということでも話題を集めたが、紅白のステージでも、中学生合唱をバックに「YELL」を披露した。また、来年のNHK音楽コンクールの課題曲を作曲する大塚愛 は、今年で6度目の出場となる、今や紅白常連アーティストだ。

常連といえば、aikoが8回、浜崎あゆみが11回、天童よしみが14回、坂本冬美が21回、美川憲一が26回、小林幸子が31回、和田アキ子が33回、森進一が42回の出場だ。長年の経験から、今回も紅白を大いに盛り上げてくれた。

逆に意外にも初出場だったのが レミオロメン。こちらはあの大ヒット曲「粉雪」での出場となる。その他にも flumpool、木村カエラ、遊助 が初出場となった。
紅白への出演が活動休止前最後のテレビ出演となった、絢香は「みんな空の下」を披露。今後は夫の水嶋ヒロと共に闘病生活に励むという。

また、企画コーナーも超豪華。2009年は「ポニョ」や「こども店長」の大ヒットから分かるように、小さな芸能人たちが活躍したが、企画コーナー「こども紅白歌合戦」には、なんと大橋のぞみ、加藤清史郎、さくらまや、スノープリンス合唱団 が登場し、会場を和ませてくれた。
そして今年一番の話題となったのが、何といっても 嵐の出場ではなかっただろうか。「嵐×紅白スペシャルメドレー」として、ヒット曲を披露して会場を一番盛り上げてくれた。同じく紅白に出場したジャニーズ事務所の先輩である SMAP、TOKIOや、後輩のNYC boys、スノープリンス合唱団との共演という意味でも、その豪華さは、なかなか見られるものではなかったはず。
さらに、今年YouTubeの動画で一躍世界的人気者になった英国の“おばさん歌手”スーザン・ボイルのゲスト出演し、世界中を魅了したあのすばらしい歌声を披露した。
司会は昨年に引き続きSMAPの中居正広と仲間由紀恵のコンビが勤める。

そんな60回目という節目にふさわしい豪華さを持つ、今回の紅白歌合戦がインターネットで視聴できるというのだから、これは見ない手はない。ジャニーズ事務所の所属タレントが出演する番組のインターネット配信はこの例が初となるそうで、そういう意味でも、大変魅力的な動画だろう。
NHKオンデマンドの「見逃し番組サービス」で、元旦から今月11日まで、前半が250円、後半が315円というお得な価格で配信される。見逃した方にはもちろん、しっかり見たという方にも、もう一度じっくり、紅白を楽しんでいただきたい。

NHKオンデマンド「NHK紅白歌合戦」