オバマ前大統領やボブ・ディランが称賛!ヴァレリー・ジューン3rdアルバム3月リリース!先行シングル「Call Me A Fool」MV解禁

2021年01月22日13時46分音楽

ヴァレリー・ジューンが4年ぶりのニューアルバム『The Moon and Stars: Prescriptions For Dreamers』を 3 月 12 日にリリースすることを発表した!本日先行配信されたアルバムの最初のシングル「Call Me A Fool」のMVが本日14時に公開される予定だ。

『The Moon and Stars: Prescriptions For Dreamers』は、ジャック・スプラッシュ(ケンドリック・ラマー、アリシア・キーズ、ジョン・レジェンド)とヴァレリー・ジューンが共同プロデュース。土臭いR&Bのプロダクションとサイケデリアのタッチを取り入れた壮大で野心的な内容となっており、そのアストラルなフォーク・ポップのオーケストレーションの中で、二人はエレガントで果てしなく驚くようなサウンドに到達した。その中心にはジューンの魅力的なヴォーカルと伝染するような不思議な感覚で、ブルックリンとメンフィスを行き来するこのアーティストは、喜びに満ちた可能性へと向かう辛抱強い旅路を語る。

本日先行配信されたアルバムの最初のシングル「Call Me A Fool」は、アルバムの素晴らしいプレビューとなっており、STAXの伝説的なシンガー、カーラ・トーマスをバック・ヴォーカルにフィーチャーしたメンフィス・ソウル。本日公開されたミュージックビデオは、官能的でデイ・ドリーミーなものとなっている。
ヴァレリー・ジューンは「Call Me A Fool」に関して以下のように語っている。
「夢を見て愚かになったことはありますか? それは恋人からのキスのような小さな夢かもしれないし、キング牧師、ジョン・レノン、そして他の多くの人が人類のために持っていた平和の夢のような大きな夢かもしれません。あなたの夢がどんなに大きくても、どんなに小さくても、信じ続けて、世界にあなたを愚か者と呼ばせてください!」

L.A.のFresh Young MindsとマイアミのHit Factory Criteriaで本作を制作していたジューンは、アーティスティックなプロセスの中で子供のような冒険心を持つ彼女と同じ傾向を持つ理想的な協力者、Splashを見つけた。「今回のアルバムでは、これまで行ってきた“同じ一つの部屋でバンドで録音”というアプローチに、現代的な要素をどうやって取り入れられるか見てみたかったの」とジューンは言う。このアルバムに命を吹き込むにあたり、2人は、フェラ・クティのアフロビートからデヴィッド・ボウイのプロデューサーであるトニー・ヴィスコンティの壮大なストリングス・アレンジに至るまでの参考点を活用し、尊敬するミュージシャンたちの多彩なラインナップが自由奔放な実験に没頭した。

「Fallin」の繊細な囁きのエピファニーから「Two Roads」のセージブッシュ・ソウルまで、そして喜びに満ちた 「Smile」と祈りに満ちた 「Home Inside」の呼びかけ、そして 「The Moon and Stars」のように変化していくテクスチャーが、このアルバムでは限りなく魅力的だ。

この新作について、ジューンは次のようにコメントしている。
「このアルバムで、私がなぜ音楽を作りたいという夢を持っているのかがようやく明らかになりました。それは、賞を取りたいとか、誰かの愛を勝ち取りたいというこの世の理由ではなく、夢を見ることで私は探究心を持ち続け、世界と共有すべきものを学び続ける道を歩むことができるからです。私たちが子供の頃のように夢を見ることを許せば、私たちの中に持っている光に火をつけ、私たちが生きる方法についての魔法のようなものを持つことができるのです」

昨年末、ヴァレリーは 「Stay / Meditation / You and I」の3曲組曲を発表し、米国 Rolling Stone誌は「もしこのような初期のプレビューが何かの兆候であれば、ジューンの次のレコードはキャリアメイキングな声明になるはずだ」と断言。さらに、 Essenceはこの組曲を「待った価値は十分にある」と評し、 New York Times紙は「You and I」を2020年のベストソングの一つに挙げた。

本作『 The Moon and Stars: Prescriptions For Dreamers 』は、2013年に発表したデビュー・アルバム『Pushin' Against A Stone』、そしてボブ・ディランに賞賛され、その年の年間ベスト・オブ・ザ・イヤーにも多々選ばれた2017年の『The Order of Time』に続く作品で、夢を見るのに十分なほど愚かな人々のための強力な触媒となる、心を揺さぶる、深い影響力を持つ作品だ。