NHK総合「グッド・ファイト2」第13話・最終回<492日目>あらすじと見どころ:ダイアン共謀罪で終身刑!?

2021年02月06日10時00分ドラマ
Photo: Patrick Harbron/CBS
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NHK総合で毎週日曜夜11時から放送の「グッド・ファイト2」はアメリカの「今」を映し出す本格的法律ドラマとして話題の「グッド・ファイト」のシーズン2!2月7日放送の第13話(最終回)「492日目」あらすじと見どころを紹介、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

※2月14日からは、民のための政治を行った名君の若き日の愛と友情の韓国時代劇「ヘチ 王座への道」を放送する。


「グッド・ファイト」は、日・韓でもリメイクされた「グッド・ワイフ 彼女の評決」(2009~2016年、全7シーズン)のスピンオフ(【日本版】【韓国版】)。アメリカで2017年より放送され、2020年現在シーズン4まで制作されており、日本ではAmazonプライムでシーズン1~3を配信中だ(Amazonでチェック

前回12話では、ジェイの強制送還をレディック・ボーズマン(L&B)事務所のスタッフ全員で阻止したが、最終回はダイアンに共謀罪の容疑がかかる。またルッカは予定より早く産気づき、両親やコリンと母が病室で顔を合わせて大騒ぎに!最終回はトランプ前大統領ネタはもちろん、これまでの伏線を回収しながら、シーズン3へ続く布石も置いていく。

これまでの詳しいあらすじは【各話のあらすじ】で紹介。
以下、詳しいあらすじを知りたくない方は「■見どころ」をチェックして、「■あらすじ」は見逃した時や視聴後の確認用にどうぞ。

■キャスト(声の出演)
ヒロイン3人紹介
ダイアン・ロックハート役:クリスティーン・バランスキー(小宮和枝)
マイア・リンデル役:ローズ・レスリー(鷄冠井美智子)
ルッカ・クイン役:クシュ・ジャンボ(鈴木美園)
エイドリアン・ボーズマン役:デルロイ・リンドー(辻 親八)
コリン・モレロ役:ジャスティン・バーサ(足立りょう太)
リズ・レディック=ローレンス役:オードラ・マクドナルド(近内仁子)

■第13話(最終回)「492日目」
2018年5月27日、予定より2週間も早くルッカが産気づく。法廷に立っていたルッカは裁判を休廷し、マイアの運転で病院へ。ワシントンDCからこちらに向かっているコリンはに代わって、病院にはコリンの母フランチェスカが駆けつける。肝心な時に役に立たない電話の向こうのコリンにルッカとフランチェスカ、マリッサやマイアが「くそったれ」と罵声を浴びせる。その後、ルッカの両親がやって来くる。

その頃、シカゴ市長はエイドリアンとジュリアスを「弁護士皆殺し」に充てられた予算1000万ドルをどのように使うかを決める「委員会」に招く。メンバーはトランプ大統領任命のマレイニー判事、テレビ司会者のテッド、演劇教師のニール・ハワード。エイドリアンはメンバーに不安を覚え、副市長に訴えるが却下される。エイドリアンは犯罪に使われた違法な銃の買い取りに使おうと提案するが、ジュリアス以外の3名は賛成せず、広告に使おうと何とものんき。その中の一人を抱え込み、何とか多数決に持ち込もうとしたエイドリアンだったが、副市長がもう一人、全米ライフル協会の女性を参加させる。彼女は弁護士に銃を持たせるべきと言いだし、話は振り出しに。彼女は銃のPR動画やライフルまで持ち込んでいた。

カートはダイアンと暮し始めていた。FBIがカートの採用前の身元調査の一環としてダイアンにも質問する。自宅に誰かを泊めたことがあるか尋ねられたダイアンはリズを自分の弁護士に立て、自宅にいた人物の一人としてタリーの名を明かす。その後、ダイアンはバッグに謎の人物から「共謀罪で終身刑になるぞ、助けが必要なら窓際に花を置け、駐車場で会う」という意味不明な手紙が入っていることに気づく。直後、FBIから再度呼び出され、リズと一緒にFBIへ。捜査官はタリーの名前を出し、彼が大統領を脅していたといい、カートの妻であるダイアンがそのタリーを自宅に呼んで一晩を過ごしたことで、カートの身辺調査に影響があるという。「質問は書面で」というリズの言葉で部屋を出ようとすると、ジェイを強制送還させようとしたICEの代理人ベースハート検事が現れ、ダイアンに召喚状を手渡し、タリーの大陪審で証言するよういう。意味不明な手紙の共謀罪とは「大統領暗殺」のことだと気づくダイアン。L&B事務所に戻ったダイアンは窓際に花を置く。その後、駐車場で元ポルノ女優だという女に会う。彼女は最近の出来事はつながっていると言い、秘密保持契約に縛られている自分は何も言えないので、「女を追え」とダイアンに言って立ち去る。

大陪審。タリーがダイアンの家に泊まった翌朝の2人の会話が流れる。盗聴されていると気づいたダイアンは、タリーに詰め寄り盗聴のことを聞くが、タリーは知らないの一点張り。L&Bに戻ったダイアンにジェイが、ベースハートの女性関係を報告。不倫問題でベースハートを脅そうとするダイアンのやり方に納得できないリズ。

FBIの捜査官とベースハートがダイアンの自宅にカートを訪ね、ダイアンが現政権転覆を狙う組織と関係があるかと聞き、カートはこれを否定する。さらにダイアンが所持する銃や、彼女が起訴されると聞かされたカートは、捜査員たちを追い出す。家に帰ったダイアンはカートに盗聴器のことを知らせる。タリーとのことを告白しようとするが、カートはそれを遮り「やり直そう」という。

大陪審が再開され、銃のことを聞かれたダイアンは、エイドリアンの事件の後、警察に持ち込んで溶かしたと答える。すると今度は以前民主党委員会での討論の際の「机に入れている銃を持ってデモに行きそうよ」というダイアンの言葉が流れる。ダイアンの発言は、現政権への不満そのものだった。リズが民主党委員会のルースに会いに行き、ルースが検察官に録音を渡したと明かす。民主党はダイアンを危険人物にし、彼女を引き渡すことで保身に回ろうとしたのだった。

さらに、ジェイの調査でベースハートは助手のオーブリーと不倫をしておらず、彼女がトランプの愛人で、トランプと別れさせるためにシカゴに連れてきたいい奴だったと分かる。がっくり肩を落とすダイアン。そこにコリンから電話で、ルッカが無事に男の子を出産したという知らせが入り、皆で祝杯をあげる。
1年を振り返ったダイアンは「すべきことが分かった」といい、ダイアンのやり方に異を唱えていたリズも「法より正義を優先すべき」と同意。ダイアンは委員会のテッドに特ダネを上げてとエイドリアンに頼む。

「弁護士皆殺し委員会」では4対2で、1000万ドルの予算を弁護士の自己防衛用銃の購入に充てる案が決まる。エイドリアンは素直に従うふりをして、テッドにニセの特ダネを渡す。翌日テッドは「元ウエートレスの愛人はトランプではなくシカゴの検察官ベースハート」と放送する。これによってベースハートがクビになると確信したダイアンは、もう一度、窓際に花を置く。そして、外の敵と戦うとリズに話す。

テッドの番組で、シカゴのフリー記者の殺害の速報が流れ、現場には「記者皆殺し」のメモが残されていたと報じる。

■見どころ
最終回は、ダイアンを中心に物語が展開した。ダイアンの窮地をスタッフ全員で解決すようと奮闘するが、最後は主人公らしくダイアン自身が解決の糸口をつかむ。そんな中、妊婦ルッカの知らせで彼女の両親が駆けつける。コリンの母フランチェスカとルッカの母との丁々発止とやり合うさまや、陣痛を紛らわすための罵詈雑言、マイアとマリッサが親友として妊婦ルッカを支える姿などが笑えて、微笑ましい。

シーズン2の終盤では、L&Bスタッフの絆がどんどん深まっていったが、気になるのがルッカの引き抜き。コリンと共にワシントンDCに行くのかが?これに関してはルッカの母が教えてくれたガレージドアテストが、ヒントを握りそうだ。「仕事から帰ってガレージのドアを開けた時、彼の車が止まっているのを見て嬉しく思うか、がっかりするか」。ルッカはこのテストを親友マイアとルッカに適用している。ルッカはアパートの前に車を止めて退院する自分を待っていた親友たちをみて、どう思ったのか?

シーズン2は、世界が狂乱に満ちたが、シーズン3では反発勢力が荒れ狂う。グッドファイトシーズン1~3はAmazonプライムで配信中だ。

■スタッフ
製作総指揮:リドリー・スコット
企画・製作総指揮:ロバート・キング、ミシェル・キング、フィル・アルデン・ロビンソン
監督:ブルック・ケネディ

NHK総合「グッド・ファイト2」番組公式サイト
 2020.11.8スタート 日・23:00-23:45

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