『モンテッソーリ 子どもの家』アレクサンドル・ムロ監督から動画メッセージが到着!

2021年02月18日14時00分映画

スターサンズ、イオンエンターテイメント配給にて《モンテッソーリ教育》の現場を観察したドキュメンタリー映画『モンテッソーリ 子どもの家』が2月19日(金)より新宿ピカデリー、イオンシネマほかにて全国公開!アレクサンドル・ムロ監督から動画メッセージが到着した。



マリア・モンテッソーリが編み出した教育メソッド、そのフランス最古の学校に通う子どもたち。
成長の過程で彼らに訪れる魔法のような瞬間を紡いだ、珠玉のドキュメンタリー!
アンネ・フランクから英国ロイヤルファミリー、Amazonのジェフ・ベゾスら米大手IT企業の創業者、オスカー俳優のジョージ・クルーニー、そして、藤井聡太棋士まで、錚々たる著名人が受けたとして知られる《モンテッソーリ教育》。
イタリア出身のマリア・モンテッソーリが20世紀初頭に考案して以来、世界中に普及しているこのメソッドとは、一体どんなものなのだろうか? 本作は、ルーベにあるフランス最古のモンテッソーリ学校の幼児クラスに2年3カ月間密着。そこでは2歳半~6歳の子どもたちがユニークな教具を自らが選んで自由に学んでいた。水差しの中身を測ったり、花の茎をハサミで切ったり、パズルをしたり……これらが学校での彼らのお仕事だ。その過程で訪れる魔法のような瞬間を紡ぐ本作は、育児のヒントや教育の重要性のみならず、未来をつくる子どもたちが単なる「ちいさな大人」ではなく平和の担い手であることを、我々に開眼させる珠玉のドキュメンタリーである。

・アレクサンドル・ムロ監督 動画メッセージ書き起こし
mo「日本の皆さん、こんにちは。『モンテッソーリ 子どもの家』を監督しましたアレクサンドル・ムロです。
2月19日から日本の映画館で上映が始まります。私が初めて父親になった時、娘の育て方でいろいろと批判されました。
しかし、マリア・モンテッソーリは安心感を与え、「頑張りなさい」というメッセージをくれました。
私がモンテッソーリと出会って、そして教室でずっと観察した時に感じた喜びやインスピレーションを、皆さんにも同じように発見して頂ければ嬉しいです」。

・本上まなみコメント(マリア・モンテッソーリの声)
静かだけれど、もの凄くスリリングな、攻めてる映画!
幼い子どもの真剣なまなざしってこんなにも美しいものなのですね。
アイロンを掛ける、マッチで火を点す…「あぶない!」ってことも自由にできる環境に驚きました。
集団生活でありながら個を大事にする「同調」を強制しない教育メソッド。
ここには私たちが忘れていたたくさんのヒントがある。
仲間の挑戦を静かに見守る小さな「ぼく」や「わたし」の姿に胸がきゅっとしました。

・向井 理コメント(アレクサンドル・ムロ監督の声)
モンテッソーリ女史の教育方針に直接触れたのは今回の映画が初めてです。
ただ、そのお名前は以前から聞き及んでいて、どのような方針なのか興味はありました。私自身、親になり、常に子供との接し方を考える毎日です。
ですが何が正解なのか、何が間違っているのか。
その答えは恐らくいつまで経っても見つけられないことなのだと思います。
そんな苦闘する日々の中で、少しでも子育てに対するヒントになるような作品になっていると思います。
刻々と複雑化する社会の中で、一人の親として、そして一人の子として何を感じて生きるべきなのか。
その様な悩みを抱える多くの親御様の選択肢を広げる一助になることができれば幸いです。

アレクサンドル・ムロ監督動画コメント

日本語吹替:本上まなみ/向井 理
2017年/フランス映画/105分/カラー/ビスタ/5.1ch
原題:Le maître est l’enfant/
英題:LET THE CHILD BE THE GUIDE
日本語字幕:星加久実/日本語字幕監修:田中昌子 大原青子
提供:スターサンズ、イオンエンターテイメント
配給:スターサンズ、イオンエンターテイメント
© DANS LE SENS DE LA VIE 2017
『モンテッソーリ 子どもの家』公式サイト