上川隆也「遺留捜査6」第8話、高梨臨が見つけた遺体のそばにはお手玉が!第7話ネタバレと予告動画

2021年02月26日10時36分ドラマ
@テレビ朝日

上川隆也「遺留捜査season6」第8話は、人気アクション時代劇シリーズ撮影中の主演女優(高梨臨)が遺体を発見!遺体のそばに落ちていたお手玉の中には足袋をとめるコハゼが入っていた?そのコハゼに隠されたメッセージとは?2021年3月4日(木)夜8時、テレビ朝日、第8話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



2月25日に放送された第7話は、今シーズンの第1話で特対から内勤へと異動した岩田信之(梶原善)が再登場した。岩田の退場に伴って、新メンバーである沖田(戸塚純貴)が加わっているが、岩田が出てくると、特対のメンバーと息ぴったりで落ち着いた感があった。特に岩田と一緒に捜査に回ることの多かった雨宮(永井大)とのコンビはやはり安定感が抜群だった。

アポ電強盗の実行犯役としてゲスト出演した濱田龍臣は、かつて名子役として脚光を浴び、現在もドラマ、映画で実力はとして知られている。そして、上川隆也と実に10年ぶりの共演だという。10年前、濱田は10歳で、映画『映画 怪物くん』での共演だったというが、上川も「大きくなったね」と思わず声をかけたという。濱田は「上川さんはあの頃とまったくお変わりなく、素敵で優しい方でした。とてもうれしかったです!」と感激していたという。

共演したシーンで食事をがっつくところがあったが、「3日間食事食事をしていない設定なのでがっつく必要もあったけど、汚く見えないように」工夫したシーンだそうだ。ラスト「3分間、僕にください」のシーンも、濱田の好演もあり、泣けるシーンとなったという声が多くネットに挙がっている。

3月4日に放送される第8話には、女優の高梨臨が映画女優役でゲスト出演する。12年間にわたって大ヒットアクション時代劇シリーズ『剣戟炎武(けんげきえんぶ)』の主演を務めてきたストイックな映画女優という設定で、劇中劇にも挑戦している。その劇中劇は当然すべてがテレビに映ることはないが、シナリオはすべて完成されたものだといい、スタッフがこだわって制作しているのがわかる。高梨はアクションシーンを推し、「最初のアクションシーンは長いワンカットで、何度もリハーサルをして挑んだので、ぜひ見ていただきたいです」と話している。ドラマ内の事件の解決だけでなく、アクションシーンも楽しみな第8話となる。

■前回:第7話ネタバレあらすじ
一月前に閉店した飲食店で、暴力団幹部・金子仁(本宮泰風)の刺殺体が見つかった。元店長の久保田英二(増田修一朗)が備品整理のため店を訪れたところ、遺体を発見したという。臨場した糸村聡(上川隆也)は、現場で2つに割れたクルミ大の石を発見する。何の変哲もなく、しかも2つに割れた石を暴力団幹部がなぜ持ち歩いていたのか、疑問を抱く。

まもなく、金子が5年前、敵対する組織に狙われた組長をかばって左胸に被弾した過去が判明した。このとき、金子が左胸に入れていた小石に弾丸が当たって一命をとりとめたため、“不死身の金子”とよばれるようになったらしい。以来、金子はその石をお守り代わりに持ち歩いていたらしく、石は事件とは無関係と思われた。

それでも捜査方針を無視して、石の“意味”を探ってあちこち訪ね歩いていた糸村は、偶然ひとりの青年・掛川春人(濱田龍臣)と出会う。春人は中学のときに母が他界、15歳で施設を逃げ出してからはアルバイトで食いつないできたと、糸村に天涯孤独の身の上を語る。そして、自分が明るくいられるのは節子というおばさん(根岸季衣)のおかげだと話した。その時既に、春人は「危険なバイト」へと手を伸ばし始めていた。それは、アポ電強盗の実行犯のバイトだった。スマホに掲載されている闇バイトのサイトから登録していた。登録するとすぐにナカヤマという男性から連絡が入り、強盗を指示される。ナカヤマは強盗を行っても、絶対に捕まらないシステムがあると豪語していた。

その矢先、捜査は急展開する。先日、内勤に異動した岩田信之(梶原善)が特別捜査対策室に衝撃の情報を持って来た。それは、金子の正体と、アポ電強盗のからくりだった。金子は実は潜入捜査を行っている警察官で宮田という名前だった。暴力団の金の流れをさぐるために組に入っていた。アポ電強盗のからくりは、強盗先を探すリサーチ隊、強盗を行う実行隊、そして、始末隊が警察官のふりをして被害者から話をきき被害届を出させるのだった。被害届はもちろん偽物で、警察には届かない。岩田のところに、「被害届を出したのになにもしてくれない」というクレームがあがったのは、このアポ電強盗のせいだった。

そこに雨宮(永井大)から、宮田の追い込みが激しく見せをたたんだ久保田が宮田を恨んでいたという情報が入る。一方、神崎(栗山千明)は宮田が怪我をさせてしまった女性がいて、そのせいで清掃のバイトを首になり宮田を恨んでいる可能性がある末永節子(根岸季衣)の存在を聞き出してきていた。二人を追うと、予想しない展開が待っていた。それは、久保田が組織対策犯罪課の情報屋だというのだ。また、節子は体調を崩して病院に入院中で、その面倒は春人が見ていた。節子の話では、春人は人の声を聞いたら絶対に忘れず、聞き分けることができる能力があると糸村に自慢げに話した。

春人はナカヤマに呼び出され致し方なく強盗にゆく。実行する寸前に組織対策犯罪課により春人を含む実行隊が逮捕された。その時、刑事の中に聞いたことのなる声を見つけていた。ナカヤマの声と組織対策犯罪課の橋田の声が同じなのだ。しかし、春人は黙秘を続けていた。節子の手術代が欲しくて強盗に加わったのだ。そんな春人に神崎は節子が医療費が減額される病院に移り、手術も受けられることを話した。そのことを聞いて春人は話を始めた。

橋田はギャンブル好きで借金があったため、ナカヤマとなり、久保田を情報屋としてやとい、アポ電強盗を繰り返していたのだ。ナカヤマのことに気が付いた宮田が邪魔になり殺したのだった。

捕まっている春人に糸村は話を始める。春人は自分が両親から見放されていたと思っていたが、実は違ったのだ。父親と母親は離婚し、母親が亡くなった時、父親は春人をどうするかという話し合いにも参加しなかったのだが、実はしなかったのではなく出来なかったのだ。春人の父親は潜入捜査をしていた宮田だった。母親が亡くなった時は、暴力団幹部を身体を張って守り、生死をさまよっていた時なのだ。その時に宮田の命を助けた石は、春人の歯固めの石だった。お守りのように、春人がそばにいるようにと持ち歩いていた。事件が解決したら、警察官として春人に会おうと思っていたのではないかと糸村は優しく話した。春人は石を握りしめて、「お父さん」とつぶやいた。

■第8話あらすじ
撮影所内のオープンセットで若い女性の絞殺体が見つかった。臨場した糸村聡(上川隆也)は、被害者が所持していたお手玉を発見。シャンシャンと澄んだ音が鳴る、その赤いお手玉に興味をそそられる。

事件発生時、撮影所では人気アクション時代劇シリーズの最新作を撮影中で、主演女優・大峰恵(高梨臨)が遺体を発見したという。恵の母で事務所の社長・洋子(大家由祐子)は撮影中止を要請するが、恵は頑なに続行を主張。監督の水木俊彦(阪田マサノブ)にも直談判していた。

まもなく被害者の身元は、卒業を間近に控えた大阪府在住の女子大学生・西沢紗香(大幡しえり)と判明。彼女は撮影所の前を通りかかったプロデューサーに「恵の撮影を見学したい」と頼み込み、撮影所に入れてもらったことがわかる。

そんな中、糸村は遺留品のお手玉を解体し、小豆のほかに小さな爪のような金具を発見。それは足袋の留め具“コハゼ”だった。何故そんなものがお手玉の中に入っていたのか…?

その矢先、なんとシリーズ第1作でもスタッフが死亡していたという情報が浮上。やがて、紗香が暴露本を数多く刊行している出版社に就職内定をもらっていたことが判明。さらに、彼女は「撮影所に“潜入取材”に行く」ことを友人にほのめかしていたようで…!?

テレビ朝日1月スタート「遺留捜査 season6」。出演:上川隆也、栗山千明、戸田恵子、永井大、梶原善、甲本雅裕、戸塚純貴ほか。番組公式Twitterアカウントは「@iryusousa_tva」。PR動画は番組公式サイトにて公開。

テレビ朝日「遺留捜査 season6」番組公式サイト
テレビ朝日「遺留捜査」番組公式Twitter @iryusousa_tva

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