高畑充希「にじいろカルテ」第7話、まだら認知症の安達祐実にもう一度結婚式を上げさせる!第6話ネタバレと予告動画

2021年02月26日10時30分ドラマ
@テレビ朝日

高畑充希「にじいろカルテ」第7話は、まだら認知症にかかっている雪乃(安達祐実)に、“虹ノ洞穴”の伝統的な婚礼を上げさせようと村一致団結する!病気は辛いけど、悲しいことばっかりじゃない!虹ノ村の暖かさが全開となる!2021年3月4日(木)よる9時から第7話放送!予告動画は公式HPで公開中だ。



2月25日に放送された第6話では、真空(高畑充希)が体調を崩して倒れてしまう。仲間である真空を優しく看病するのは看護師の太陽(北村匠海)だ。太陽と朔(井浦新)がお手製のおかゆを作り、なんと太陽が「あ~ん」と優しく食べさせてくれるかいがいしい看病っぷりが映し出された。ラブコメ的要素はない「にじいろカルテ」の中に登場しためずらしい胸キュンシーンと評判になった。

第6話は、病気になった真空がそのことを親に打ち明けることができないでいるジレンマが描かれた。母親は、夫が亡くなった後、一人娘の進学のために必死に働いてきて、やっと医者になってくれて、自分の幸せもつかんだところだ。そんな母に自分の病気のことを話したら、また困らせてしまうのではないかと真空は悩み続けている。第1話からずっと打ち明けられずにいたことを、虹ノ村の人たちの写真と一緒にやっと手紙で打ち明けることができた。その背中を押したのはもちろん朔と太陽、村の人たちだった。

3月4日に放送される第7話は、まだら認知症を患う雪乃(安達祐実)の話だ。村人全員で懸命に雪乃を守ってきた。そこには、村人の愛情、夫・晴信(真島秀和)の深い愛がある。症状が出始めて10日程度たつとすっかりと記憶がなくなってしまう雪乃に、村で伝統の結婚式をもう一度あげさせようとするが、当の雪乃は自分の症状におびえている。つらいことも描く第7話だが、「病気になることは悲しいことばっかりじゃないとここに来て思うようになった」と真空が言うように、悪いことばかりではないことを第7話でも気が付くことができるだろう。

ドラマ内で、毎回、「美味しそう!」な食事を作ってくれる朔と太陽。その料理監修はリュウジが担当している。そして番組公式サイトには、そのリュウジがレシピを公開する動画が公開されている。第6話のミラノ風ドリアは、出演者のスプーンが止まらず、お替りする人もいたという味だ。ぜひ、動画を参考に、虹ノ村診療所の味を堪能したい。

■前回:第6話あらすじ
ひとり、部屋でカレンダーを眺める真空(高畑充希)、もうすぐ母親の誕生日だ。いい加減、自分の病のこと、そして虹ノ村で暮らしていることを伝えなければ…と思うが、何度もメールを打っては消し、打っては消しを繰り返してしまう。母は、真空の父親を亡くしてから、医者になる覚悟をした真空のために日夜働いてきた。そして、真空が医者になり、独立したこともあり、付き合う人もでき新しいラーメン屋を始めたばかりなのだ。そんな母親に自分の病気のことを話したら、絶対に「私がそんな身体に産んだからだ」と自分を責めてしまうだろうと思うと、真空は何も言えずにいた。

そんなある日、雪乃(安達祐実)の記憶を確認する定期診察の日がやってくる。自分の年齢、簡単な引き算、野菜の名前などの記憶テストを行うも難なく答える雪乃だったが、ふと「こんな簡単な質問が、答えられなくなる日がくるのかな…」と不安な表情を見せる。

そこへ突然、泥だらけの日向(中野翠咲)が飛び込んできて、息絶え絶えに「お母ちゃんとじいちゃんが…」と告げる。真空、太陽(北村匠海)、朔(井浦新)は慌てて診療所を飛び出し緑川家に向かうが、そこで嵐(水野美紀)・日出夫(泉谷しげる)が倒れているのを発見した。二人とも高熱を発してダウンしていたのだ。二人を診療し、寝かしつける。日出夫はいつもは言えない素直な気持ち、日向をいい子に育ててくれたことや、義理の父親である自分といっしょにいてくれることを伝えたのだ。

一方、日向を預かって欲しいと頼まれた氷月(西田尚美)は大喜びするが、その様子を見た霧ケ谷(光石研)は少し複雑な表情を浮かべていた。子供が好きなのに子供に恵まれなかった氷月の気持ちを推しはかっての表情だ。

そんなある日、診療を終えた真空が突如、倒れてしまう。体調の変化は感じていたが、口に出せずにいるうちに悪化してしまった。内科の診療は朔が行い、太陽と朔でおかゆを作ってくれ、太陽が食べさせてくれる。自分を情けなく思っているが、夜、村の人が診療所の外から真空を励ますために唄を歌ってくれた。そして、朔と太陽は真空のために階段に柵を作ろうとしてくれていたのだ。

リビングで、朔と太陽に、母親に病気を伝えられない気持ちを話す。すると太陽も朔も頑張りすぎないでいいという。心のうちを話せた真空は「病気って面白い。病気になれたからみんなに会えた。病気になることは悲しいことばっかりじゃないとここに来て思うようになった」と二人に伝えた。朔はその思いを話せばいいんだと話した。

そして、真空は虹ノ村の人たちとの沢山の写真と一緒に手紙を送った。その手紙を読み、写真を見た母からは「教えてくれてありがとう。今は幸せなのはわかった」と連絡がきた。

また雪乃の定期検診の日がやって来た。雪乃は動物の名前や真空の名前は答えられたが、自分の年齢を聞かれると考えこんでしまった。

■第7話あらすじ
「あと、どれくらい?どれくらいしたら、私は何もわからなくなるの――?」まだら認知症を抱える雪乃(安達祐実)は、定期健診で突如自分の年齢を答えることができなくなる。覚悟していた瞬間がまたやってきた、と真空(高畑充希)は姿勢を正し、晴信(眞島秀和)から託されていたノートの記録を雪乃に説明する。症状が出始めてから何も思い出せなくなるまで約10日…その事実に、不安そうに瞳を揺らしながらも平静を装う雪乃を、真空は気分転換に「一緒に往診に行きませんか」と誘う。

朔(井浦新)、太陽(北村匠海)と共ににじいろ号に乗り込み、佐和子(水野久美)の家を訪れる真空と雪乃。そこで雪乃は、1枚の婚礼写真を見つける。実は虹ノ村には、古くから伝わる“虹ノ洞穴”の伝統的な婚礼があったが、今ではウェディングドレスが人気で隣町の結婚式場で挙げることが多いのだと語る佐和子。雪乃もその1人だったというが、結婚式の記憶がない雪乃は顔を曇らせる。

そんな雪乃の心中を察した真空は、その夜、急遽にじいろ商店に村のみんなを召集。雪乃と晴信(真島秀和)の結婚式を提案する。最初は戸惑う晴信だったが、愛する妻の願いを叶えたいと一念発起を決意する。

途絶えていた村の伝統行事の復活に、じじーず(泉谷しげる、モト冬樹、半海一晃)や佐和子をはじめ、当人より村人たちが大張り切り。しかし雪乃は嬉しい気持ちの一方で、認知症の症状が進行していることに不安を抱き…。

タイムリミットはあと10日。
もうすぐ僕を忘れる妻に、何を残せるだろうか。
神様、あと少しだけ、時間をください――。

雪乃と晴信は、婚礼の日を迎えることができるのか…!?
ねえ、また好きになってくれる?

テレビ朝日系2021年1月、夜9時より「にじいろカルテ」がスタート。出演:高畑充希、井浦新、北村匠海、安達祐実、真島秀和、光石研、西田尚美、水野美紀ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nijiirokarte」PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「にじいろカルテ」番組公式サイト

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