【最終回】「神様のカルテ」、大学病院に勤め始めて4年目の福士蒼汰は相変わらず患者のために奔走!第3話ネタバレと予告動画

2021年03月02日10時14分ドラマ
@テレビ東京

内科医・栗原一止(福士蒼汰)の日々の葛藤や活躍を描く「神様のカルテ」最終回・第4話の舞台は本庄病院を離れ、大学病院へと移る!権威・駆け引きが渦巻く大学病院で医者はどうあるべきか?目の前にいる患者に寄り添いながら、答えを導き出そうと奔走する一止たちの姿が描かれる!2021年3月8日(月)夜8時、最終回・第4話放送!予告動画は番組公式公式サイトで公開中だ。



3月1日に放送された第3話は、医療ミスが取り上げられた。一止がみた患者はどう判断しても、がん患者と思われたが、外科手術をしてみると、がん細胞が見つからなかったのだ。不要な手術をしてしまったため、訴えられることもありえる展開だが、患者と医師との信頼関係が確固たるものだったため、訴えられることなく終わった。

この患者役は伊東四朗、孫役は松倉海斗(Travis Japan/ジャニーズJr.)が演じた。伊東四朗の「元やくざ」だが、今は孫を育てる優しい男という演技や松倉海斗のまっすぐな演技に視聴者からの声も暖かかった。

2月15日から始まった「神様のカルテ」も3月1日に放送される第4話をもって最終回となる。2時間×4回という攻めた構成での展開となったが、一話毎に丁寧に描かれる点が好評であった。最終回のゲストは、貫地谷しほり、森永悠希、矢作穂香、濱津隆之、市原隼人、北村有起哉と豪華なメンバーとなる。一止が本庄病院を離れ、大学院生として信濃大学医学部付属病院で働く最終回。普段はおチャラけているのに実はキレモノで“鬼切り”の異名を持つ第四内科第三班班長・北条陽介役に市原隼人、日本茶好きゆえ“利休”と呼ばれている、第三班の消化器内科医4年目・新発田大里役に森永悠希、臨床の教授の前で病理学希望と言いのけて以来“お嬢”と呼ばれている第三班の研修医・鮎川めぐみ役に矢作穂香、そんな第三班が手こずるひと癖ある上司で、いつもパンに例えて大学病院の理念を説明する“パン屋”こと、第四内科の准教授・宇佐美正隆役に北村有起哉という配役だ。また、入院患者に7歳の娘の母であり、入院を拒否する 進行性膵癌患者・二木美桜役に貫地谷しほり、“お嬢”が初めて担当する入院患者・岡信弘役に濱津隆之が登場する。

患者のために治療したいのに、大学病院という壁にぶつかる一止は、どうやってその壁を乗り越えることができるのか?


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■前回:第3話ネタバレあらすじ
本庄病院に新たな内科医として小幡奈美(水野美紀)がやってくる。大狸先生(北大路欣也)の元教え子で腕も知識も優秀な医師だが、アルコール依存が疑われる急患だけまともに診ようとしない。愕然とする栗原一止(福士蒼汰)だった。

一方、救急搬送の末、入院することになった榊原信一(竹財輝之助)は、居合わせた東西直美(大島優子)と視線を交わす。そこにはある理由があった。榊原は直美の高校時代の教師だった。直美は榊原にあこがれていた。音楽教師であった榊原がコンクールで新人賞ととると、ファミレスで一緒に祝った。しかし、それがうわさになってしまい、榊原は学校を追われてしまったのだ。榊原はマロリーワイスの患者で喘息の持病があるが、なぜか黄疸もでていた。実は、隠れて酒を飲み続けていた。生きることの辛さから逃げるための酒だった。誰も自分のことを認めてくれない、しかし、これは自分が選んだ人生という。そんな榊原をみて直美は点滴を抜いてしまう。直美の気持ちを知り、榊原は自らアルコールを断つために転院していった。そんな榊原から10年前に借りたままだった「ジャン・クリストフの上巻」を一止を介して直美は返した。

救急搬送されたときに奈美がおざなりな処置をした島内耕三(伊東四朗)が孫の賢二(松倉海斗)に連れられてやってきた。救急の時は酔っていたために奈美は簡単な処置しかしなかった。一止が調べるとすい臓がんだった。奈美は自分が見逃したことについては「やっちゃったか」とあっさりする。耕三は、元やくざ。両親を事故でなくした賢二にとってはかけがえのない人だ。賢二はなんとか耕三を助けてほしいという。

救急にきた患者・横田はいったん退院したが、すぐにまた飲酒した状態で運ばれてきた。奈美は輸血でしのぐように言うが、吐血がひどくなり、一止の機転でことなきを得た。看護師長の外村(新山千春)が奈美に抗議すると、「医者に口答えするな」といい、看護師全員の反感を買ってしまった。一止は奈美と話すと、奈美は医学の進歩についてゆくためには時間が必要だが、アルコール患者はいくら飲むなといっても自分で自ら病んでゆく。そんな人のために使う時間はもったいないと。そして「知識のない医者は人殺しになる」という。一止はその言葉に考え込んだ。外村はインフルエンザといって病院を休んだ。が、奈美とは和解できた様子だった。

奈美は学生結婚をしていた、夫が膵嚢胞を患い、急変して亡くなったのだった。当時、知識があまりなかったため、夫のことを助けることができず、それを奈美は悔やんで、今でも研究に余念がないのだった。

耕三にすい臓がんのことを告げると、耕三は考える時間をくれという。孫に自分の死後の後始末をさせると思うと気が重いというのだ。しかし、一止は「生きるほうにかけてみないか?」といって耕三を説得した。そして、手術が始まった。オペは砂山(上杉柊平)が担当していた。時間がたつもののなかなか終わらずやきもきしたが無事に終了した。その後、実はがんではなかったという衝撃の事実が判明した。摘出した組織からがん細胞がみつからないのだ。一止の痛恨のミスだった。賢二が祖父を実験台にしたと怒りをぶつけてきたが、耕三が「俺が腹を切った。俺はあんたにかけたんだ。そして勝った」といい、訴えたりはしないという。

一止は自分の力の無さに意気消沈する。奈美はそんな一止に「ミスに決着をつけのは、一生、背負い続けること」と告げる。そして、一止は信濃大学の大学病院へ移る決心をした。送別会では大狸先生(北大路欣也)が席を3席用意して二次会をしてくれた。誰か来るのかと思っていたが、その席は古狐先生(イッセー尾形)の席だった。大狸先生は古狐先生にそっと乾杯した。

大学病院へ移る前に数日の休みをもらった。そんな時、ハルが倒れてしまった。

■最終回・第4話あらすじ
栗原一止(福士蒼汰)は本庄病院を離れ、大学病院での勤務を決意。第四内科第三班に所属し、“鬼切り”の異名をもつ班長・北条陽介(市原隼人)や、新発田大里(森永悠希)、研修医のお嬢・鮎川めぐみ(矢作穂香)、“パン屋”と呼ばれる宇佐美准教授(北村有起哉)など、個性の強いメンバーに囲まれ、矛盾だらけの大学病院で忙しい日々を送っていた。

ある日、三班で進行性膵癌患者・二木美桜(貫地谷しほり)を担当することに。さらにお嬢が担当する岡信弘(濱津隆之)の容体も悪化。ところが「大学病院」という組織の壁があり、思うように治療が進まず…。

医者はどうあるべきか――自問自答の末、一止が出した答えとは?

テレビ東京2021年2月スタート。毎週月曜夜8時放送、「神様のカルテ」。出演:福士蒼汰、清野菜名、上杉柊平、新山千春、伊原六花、上原実矩、村杉蝉之介、大倉孝二、渡辺いっけい、大島優子、イッセー尾形、北大路欣也ほか。番組公式Twitterアカウントは「@kamisama_karte」PR動画は番組公式サイトで公開されている。

テレビ東京「神様のカルテ」番組公式サイト
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