『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』ウィリアム・ハートが戦友へのレクイエムを捧げる本編映像初解禁!

2021年03月05日10時00分映画

ベトナム戦争で自らの命を犠牲にして仲間を救った英雄!なぜ、名誉勲章は30年も却下され続けたのか。今、一人の青年が衝撃の真実を暴く『ラスト・フル・メジャー』より名優ウィリアム・ハートが戦友へのレクイエムを捧げる本編映像が初解禁となった。



今回解禁となった本編映像は、ウィリアム・ハートが演じる元パラレスキュー隊員タリーが、30年以上も心の奥底に抱え続けていた苦悩を告白するシーン。再調査のきっかけを作り、残された家族や帰還兵たちの紹介に尽力し、長年にわたって名誉勲章授与の請願を続けているタリーは、なぜそこまで懸命になるのか。ハフマンは、彼が決して口にしてこなかった苦悩を抱えていることに気づく。

ラストフルタリーのアップで始まる映像でハフマンは「1966年4月11日、君に何が起こった?」と問いかける。「戦友が死んだ。ピッツが死んだ。頭を撃ち抜かれて」とハフマンのこめかみに指を向けたタリーは「それが戦争だ」と会話を終わらせようとする。尚もハフマンは「君はいつまで罰し続ける気だ」と粘り強く相手を見据える。穏やかだったタリーの表情はどんどん張り詰め「彼は危険だと知っていた。私は慎重にと…」と声を詰まらせる。ハフマンが差し伸べた手を振り払ったタリーは、ついに「戻ってくるように言った。ヘリに戻れって。でもなぜ戻らなかったんだ」と告白し、嗚咽する。戻れば生還できたはずの戦友をどんなことをしてもヘリに戻すべきだった。1966年、ピッツを失ったその日から、タリーは自分が犯した罪の重さに苛まれ、牢獄にいるかのような生活を送ってきたのだ。ピッツの名前が刻まれた慰霊碑の前で倒れ込むタリー。ウィリアム・ハートが圧巻の演技を披露する「魂の告白」は、心を大きく揺さぶる名シーンとして語り継がれるに違いない。

セバスチャン・スタン初主演作であり、スクリーンでクリストファー・プラマーを見られる最後の作品となる本作には、ウィリアム・ハートに加えて、サミュエル・L・ジャクソン、エド・ハリス、ピーター・フォンダら超豪華キャストが集結。見応え充分の演技合戦を披露している。

豪華キャスト共演で贈る社会派感動作『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』は3月5日(金)全国公開



『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』予告編
 
監督・脚本:トッド・ロビンソン
出演:セバスチャン・スタン、クリストファー・プラマー、ウィリアム・ハート、エド・ハリス、サミュエル・L・ジャクソン、ピーター・フォンダ、ジェレミー・アーヴァイン、ダイアン・ラッド、エイミー・マディガン、ジョン・サヴェージ
2019年/アメリカ/英語/カラー/116分/
原題:The Last Full Measure 配給:彩プロ 
© 2019 LFM DISTRIBUTION, LLC

『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』公式HP
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