韓国ドラマ「カンテク~運命の愛~」5つの見どころ:地上波初放送前にチェック!

2021年03月08日11時00分ドラマ
(C) 2019-20 TV Chosun

チン・セヨン×キム・ミンギュの宮廷ロマンス時代劇 「カンテク~運命の愛~(原題:揀択~女人たちの戦争~)」が、いよいよ3月25日よりテレビ東京で地上波初放送するが、その前にドラマの見どころを紹介!DVD-BOXも好評リリース中で作品公式サイトで予告動画が公開されている。

「カンテク~運命の愛」は、“王妃”の座を命がけで奪い合う女たちが繰り広げる、宮廷サバイバルロマンス。2019年 TV CHOSUNで放送され、視聴率は、平均視聴率3.848%、最低視聴率第3回2.556%、最高視聴率第16話6.348%。



【「カンテク~運命の愛」を2倍楽しむ】には、“揀択(カンテク)”についての詳しい解説や、時代背景、韓国での評判等まとめて紹介している。

■見どころ1:揀択(カンテク)のすべてが分かる
宮廷絵巻では王妃や世子嬪が物語のキーマンになることが多いだけに、「太陽を抱く月」「仮面の王 イ・ソン」など多くの韓国時代劇でお妃選び制度である“揀択”が描かれる。だがそれらはドラマの中のワンシーンとして描かれるだけだったが、タイトルにもなっている本作では、揀択に参加するための個人情報を記した“処女単子”の提出から、1次選考“初揀択”、2次選考“再揀択”、最終選考“三揀択”まで事細かく紹介している。⇒揀択についての詳しい紹介
揀択に参戦するお妃候補15人が、さまざまなお題で次々と脱落していく様子はまさにアイドルオーディションのようで面白い。ヒロインがどんな機転で勝ち抜くのか、そこにまた王の予知夢が絡んでくるミステリアスな展開が一番の見どころ。

■見どころ2:チン・セヨンの時代劇初の二役演技
「オクニョ 運命の女(ひと)」「不滅の恋人」の大ヒットで新時代劇クィーンに名乗りを上げたチン・セヨン。本作も彼女の作品ということで視聴される方も多いだろう。本作では積極的で物おじしない妹のウンボと控えめでおとなしい姉のウンギの2人を期待に違わず好演している。出演は少ないが、第1話で王から質問を受けた時のウンギのちょっとした表情の変化など繊細な演技もお見逃しなく。チン・セヨンは時代劇での二役は本作は初めてだが、現代劇では2014年「ドクター異邦人」では麻酔医と主人公の初恋の人、「Born Again(原題)」では1980年代の前世と2020年の現世とで二役を演じている。

■見どころ3:韓ドラ上級者をくすぐる既視感
時代劇初心者には冒頭から衝撃的な出来事で引き込まれる本作。一方で韓国史劇上級者には、序盤から「あ、この場面は…」と思い当たるシーンに度々遭遇する。例えば、ヒロインの記憶喪失や序盤で王がヒロインを組み伏すシーンは「太陽を抱く月」、幼い頃の主人公たちが追手から逃げて小屋に逃げ込むシーンは「イ・サン」…など続々。ネタバレになるので詳しくは書かないが、各話のあらすじで紹介していく。また本作は「不滅の恋人」のキム・ジョンミン監督の作品だけに、ストーリー展開やテーマ曲も似ている部分がある。おまけにキャストもイ・ギヨンが両作品でチン・セヨンの父役、若手俳優キム・ボムジンが両作品で護衛役、ソン・ジェヒも両作品で王役で登場するなど、キム監督の遊び心が満載だ。他にもキム監督の「王女の男」「朝鮮ガンマン」にも通じるものもあり、そうした部分を探させるのも韓ドラ上級者の心をくすぐる本作の魅力の一つだ。

■見どころ4:パワフルな若手陣
チン・セヨンはじめ揀択参加者の15人の女性陣が個性的。中でも有力候補のキム・ソンイ役のイ・ファギョム(「初恋デザート」キム・テイ役、元HELLO VENUSのユヨン)とチョ・ヨンジ役のイ・ヨルム(「チャングムの末裔」ハン・ジンミ役)、ふくよかな体系のパン・イエシル役のチョ・ミニョ(「SKYキャッスル」ケイ役)は要注目だ。集団生活を送る中でライバルたちが変化していく人間関係も興味深い。チン・セヨンのパステルカラーの美しい韓服をはじめ、色とりどりの美しい韓服を一同の拝めるのも本作の見どころの一つ。
本作で主演に抜擢されたキム・ミンギュは、時代劇初主演とあってセリフが少々一本調子なところもあったが、初めての殺陣や銃の狙撃、入浴シーンでは細マッチョな肉体も披露して大奮闘。チン・セヨンとは同じ年ということでお互いの演技チェックなどもしたようだ。コチラで二人のインタビューを紹介している。⇒チン・セヨン&キム・ミンギュ インタビュー
主役カップルのロマンス以上に、印象的だったのはウンボとワルの情報屋コンビ。シリアスからバラエティまで演技幅の広いイ・シオン扮するワルとの絡みでは、チン・セヨンの上から目線のセリフが新鮮で、シリアスな展開の中で笑ってホッとさせてくれる。

■見どころ5:ドラマに重厚感を与えるベテラン俳優陣
ドラマでおなじみのベテラン俳優陣が多数出演している。「イ・サン」「トンイ」「奇皇后」など時代劇に欠かせないイ・ジェヨンをはじめ、「不滅の李舜臣」「百済の王 クンチョゴワン」などでも王族を演じているチョン・エリ、「ヘチ 王座への道」「不滅の恋人」にも出演したソン・ビョンホ、「善徳女王」「医心伝心~脈あり!恋あり?~」のオム・ヒョソプ、「コッパダン~恋する仲人~」「王になった男」のイ・チャニョンといった史劇俳優陣がドラマに史劇らしい重厚感を与えてくれる。少々ロマンスは抑えめの本作だが、演技派俳優陣の火花散る演技バトルは本作の大きな見所の一つだ。

王妃の座を狙う者たちの命をかけた闘いを描く「カンテク~運命の愛~」、3月25日よりテレビ東京の地上波初放送をお楽しみに。

■キャスト
カン・ウンボ役:チン・セヨン
イ・ギョン役:キム・ミンギュ
イ・ジェファ役:ト・サンウ
チョ・ヨンジ役:イ・ヨルム
ワル役:イ・シオン
キム・ソンイ役:イ・ファギョム

公式HP
テレビ東京「カンテク」番組公式サイト
 2021.03.25スタート 月~金08:15-09:11 地上波初放送

kandoratop【作品詳細】【「カンテク~運命の愛」を2倍楽しむ】