佐藤健、実は130歳?「半分、青い。」以来、約3年ぶりに矢本悠馬と大林組CMで共演!

2021年04月01日04時00分ドラマ

株式会社大林組は、「MAKE BEYOND つくるを拓く」というブランドビジョンの下、2021年1月から展開している企業広告シリーズの最新作として、俳優の佐藤健、矢本悠馬が出演する新TVCM『おおばや氏とぼく「出会い」』篇(15 秒・30 秒)を、2021年4月1日(木)から全国でオンエア開始、youtubeでもインタビュー、メイキングと一緒に動画公開した。



今回の新 TVCM では、「大林組の『つくるを拓く』取り組みを親しみやすく紹介していく」という狙いの下、佐藤健演じる大林組を擬人化したキャラクター「おおばや氏」と、矢本悠馬演じる「ぼく」との不思議な出会いを描いたストーリーを通じて、建設業の枠を超え、夢を実現する大林組という企業を伝えていく。今回はその第1回で、一番の注目ポイントは、「火星に大きな街をつくりたい」という「おおばや氏」の言葉を聞いて、「ぼく」が心の中で「夢はでっかい」と微笑むシーン。そんな心の声が聞こえていたかのように、「おおばや氏」が「夢じゃないですよ」と振り返った次の瞬間、二人の周りに浮かび上がった壮大な景色とは果たして……。



今回佐藤が演じる「おおばや氏」は、建物と会話ができる、大林組の創業からの年数と同じ年齢130歳の男。一見夢のような話をしながら、単なる妄想に終わらせず、具体的な形として示していく彼の一挙手一投足を、大林組の企業姿勢と重ねている。

2018年に放送されたNHK連続テレビ小説「半分、青い。」以来、およそ 3 年ぶりの共演となった佐藤と矢本。久々の再会とはいえ、当時の役柄は親友同士という深い関係性だったこともあり、顔を合わせるやいなや、お互いに笑顔で挨拶を交わし、近況報告をし合いながら旧交を温めていた。「ぼく」役の矢本は「自分がロケに出るとあまり天気が良くない」と空模様を心配していたが、3 ヵ所を巡って行われた今回の撮影では、冒頭のシーンはもちろん、最後まで天候が安定し、絶好のロケ日和に。安堵の表情を浮かべた矢本は、「健くんのスター性のおかげですかね(笑)」と話して周りを和ませた。

大林大林組を擬人化した「おおばや氏」というキャラクターを演じるに当たり、どういう風に演じればいいのか悩んだという佐藤だが、100年以上前に製作されたオールドスタイルの丸メガネに、無造作のようで実は整っているヘアスタイル、時代物のトレンチコートを身にまとい、年季の入ったカバンを肩にかけると、現代風でありながら、どこか異世界から来たような絶妙のスタイリングが完成。そこへ「すごく先の未来を見ている人」という佐藤独自の解釈を基に演じた、どこか浮世離れしているような表情、目の動きをはじめとする徹底的な役作りと、監督の緻密な演出が上乗せされることで、親しみやすくも、どこかひょうひょうとしていてつかみどころがない「おおばや氏」の魅力的なキャラクターがつくり出された。ちなみに、役の設定である130歳という年齢は、大林組の創業からの年数でもある。



好奇心が強く、何にでも前のめりで、物事に対して素直に驚く「ぼく」役を演じた矢本。
大林組撮影ではどこにでもいる存在として、TVCM を見る人が自分と重ねられるような演技を心掛けた。撮影後のインタビューで、「矢本くんが相手じゃなかったら、これほど自分の表現がスムーズに出てこなかった」と、本 TVCM でコンビを組む矢本に絶大な信頼を寄せていた佐藤。一方の矢本も、「自分のリアクションは全部、健くんに引き出してもらいました」と熱く語るなど、お互いに役者として認め合う演技派同士のかけ合いだけに、現場で矢継ぎ早に繰り出される監督の要求に対しても、的確かつ豊かな表現力でスムーズに応対し、映像の完成度を高めている。

大林組

「夢はでっかい」という心の声を受けて、佐藤が「夢じゃないですよ」と話しかけて、一緒に空を見上げるシーン。ここでは専門のパイロットが操縦するドローンを橋の上に飛ばし、風が吹いていてもしっかりホバリングしながら空撮する職人技を駆使して、ダイナミックな映像を撮影した。



「おおばや氏」が「夢じゃないですよ」と振り返った瞬間、現実世界から火星へと移り変わるシーン。ここで登場するアニメーション部分は、何人ものアニメーターの手によって制作された作品をベースに、何十パターンも検証を重ね、「おおばや氏」の妄想世界が具現化する様子として描いた。ちなみに、このアニメーションは単なるSFではなく、大林組が実際に構想した火星居住計画の中の居住区をベースに構成。見ているだけでワクワクするような躍動感のある映像を追求した。


撮影の後にはインタビューも行われた。
久々の共演をした2人。「以前、ドラマで共演させていただいたので、元々不安みたいなものはなかったんですけど、やっぱりすごくお芝居がしやすかったです」と佐藤が言えば、矢本も「“おおばや氏”が元々持っている不思議さと、健くんが元々持っているミステリアスな、すごく人を引きつける魅力がマッチしていて、僕もめちゃくちゃやりやすかったですね。」とお互い全幅の信頼を寄せていた。
お互いの印象については、「変わらない」という佐藤に対して、「僕も変わらないですね」と前置きしながら、「うわっ、むっちゃオーラある!」と久々の再開に興奮気味。

視聴者へは、「今回、“おおばや氏”役を任せていただき、たいへん光栄に思っています。撮影の方もとても楽しく進めせていただきました。これからぜひ“おおばや氏”と矢本くん演じる“ぼく”の関係に注目していただきたいのと同時に、この CM をきっかけに、ぜひ大林組さんの取り組みにも興味を持っていただけたらうれしいです」と佐藤。矢本も「僕自身、今回の撮影を通じて夢のある会社だなと実感したので、この CM を見て楽しんでいただいて、大林組という会社をもっと知っていただけたらいいなと思います」とコメントした。

インタビューは以下の動画で確認できる。