美しい魔法使いと呪われた少女の戦火の恋を描く『ハウルの動く城』金ローで4/2ノーカット放送!

2021年04月01日07時00分アニメ
(C) 2004 Studio Ghibli・NDDMT

日本テレビ系「金曜ロードショー」(金曜よる9時~)では、<2週連続!スタジオジブリ>第1夜の4月2日は、木村拓哉と倍賞千恵子が声優を務めた宮崎駿監督のヒット作『ハウルの動く城』を放送、番組公式サイトで予告動画が公開されている。



『ハウルの動く城』は2004年の作品。世界中の少年少女から愛されているダイアナ・ウィン・ジョーンズによる人気小説作が原作。原作では、呪いで老婆にされた少女ソフィーと魔法使いハウルの奇妙な共同生活が、宮崎監督により「戦火の恋」を軸に脚色されて描かれている。

90歳の老婆に姿を変えられた少女・ソフィーと魔法使いのハウルが、“動く城”で心を通わせ、困難を乗り越えていく姿に、多くの感動を呼んだ。外見が老婆の少女と美しく若い青年のラブストーリーという内容は公開当時、女性客を中心に圧倒的な支持を得、2004年と2005年の興行成績第1位を記録し、『千と千尋の神隠し』に次ぐジブリ史上2位のヒット作で日本では興行収入196億円を記録した。
二人のロマンスや火の悪魔・カルシファーなどのコミカルなキャラクターなども人気で、海外でも高く評価され、第78回アカデミー賞にもノミネートされるなどの快挙を成し遂げた。

木村拓哉がハウルの声を、倍賞千恵子がソフィーの声を担当したのをはじめ、ほかにも美輪明宏、神木隆之介、大泉洋、加藤治子ら豪華な声のキャストも注目を集めた。久石譲が音楽を担当し、ヒロインを務めた倍賞千恵子が主題歌「世界の約束」を歌ったことでも話題になった。

■あらすじ
魔法と科学が同時に存在するある世界で、一人の少女・ソフィー(倍賞千恵子)は小さな帽子屋の長女としてお針子をしながら暮らしていた。ソフィーの住む国は隣国と戦争中。ある日、ソフィーは魔法使いのハウル(木村拓哉)と出会った事をきっかけに、荒野の魔女(美輪明宏)から90歳の老婆の姿に変えられてしまう。仕方なく家を出たソフィーは荒野で出会ったカカシのカブ(大泉洋)の導きでハウルの動く城へたどり着き、住み込みの家政婦として暮らし始める。城にはハウルとの契約で働く火の魔王・カルシファー(我修院達也)やハウルの弟子・マルクル(神木隆之介)がいて、そこにソフィーやカブも加わり奇妙な共同生活が始まる。
恐ろしい魔法使いと噂されるハウルは、わがままでナルシスト。そして不器用なところのある青年だということが徐々に分かってくる。ハウルたちとの日々に幸せを感じてきたソフィーだったが、戦争の手は城にも影響を与えてきた。これまで戦争への招聘を断り続けてきたハウルは、ある時突然守らなければならないものが出来たといって戦場へ向かう。ハウルを救おうとしたソフィーはカルシファーを説得して城を動かすが、その結果とんでもない事になってしまう。そしてハウルは瀕死の重傷を負い、今度はソフィーがハウルを救うために立ち上がる。

■声の出演
ソフィー/倍賞千恵子、ハウル/木村拓哉、荒地の魔女/美輪明宏、カルシファー/我修院達也、マルクル/神木隆之介、小姓/伊崎充則、かかしのカブ/大泉洋、国王/大塚明夫、ヒン/原田大二郎、サリマン/加藤治子 他

近年のジブリ作品でも突出した人気作が、金曜ロードショーにて4月2日(金)ノーカットで観られるこの機会をお見逃しなく。
なお、第2夜は『ゲド戦記』を放送する。

金曜ロードショー