チャドウィック演じる刑事映画『21ブリッジ』を元捜査一課刑事が徹底解説映像公開!

2021年04月05日18時00分映画

チャドウィック・ボーズマン最後の主演&プロデュース作品『21ブリッジ』が、4月9日(金)より全国公開!警官を殺した強盗犯を追跡するため、マンハッタン島に架かる21の橋を全て封鎖!日本で東京のレインボーブリッジを封鎖できるのか?!元捜査一課刑事・佐々木成三、徹底解説映像公開。

追跡を進めるうち、表向きの事件とはまったく別の陰謀があることを悟る。果たしてその真実とは――!?このシンプルにして大胆なアイデアを核に、たった⼀夜の出来事がスリリングかつダイナミックに展開するクライム・アクションが誕生!



元、埼⽟県警察本部 刑事部捜査第⼀課警部補・佐々木成三が、映画『21ブリッジ』を解説したスペシャル映像が到着︕捜査のプロ・佐々木が⾃⾝の経験を交えながら独⾃の視点で本作の魅⼒を語っている。
本作について「刑事の葛藤だったり、それぞれのストーリーの中において判断をどうすれば良いのかという難しさだったり。犯罪者の⼼理的なものもかなり表現されていました。」と多⾓的な視点で楽しめる作品であったと絶賛。「アクションも⾯⽩かったですし、展開がドンドン早くなっていく中で、息ができる時間がないというか、休む時間がない」とスリリングな展開にのめり込んでいったと感想を語る。

さらに⽇⽶の捜査を⽐較して「銃社会と銃社会ではない(場合の)、警察の取締りの仕⽅というのがかなり違う。」と元刑事ならではの興味深かったポイントを解説。また、主⼈公アンドレ刑事については「場⾯場⾯でちゃんと冷静に判断出来ている刑事だなっていうのは感じました。同僚があそこまで射殺されている状況になっていると、現場の警察官も感情的になってしまう。それを抑えるためにも指令で⽣きて確保しろとずっと話をしていた。」と真相を掴むために冷静に⾏動するという刑事としての資質を評価する。

マンハッタン島に架かる21の橋を全て封鎖して、犯⼈を閉じ込めて追跡するという壮⼤なスケールで描かれた本作。事件の実況⾒分のため⼀時的にレインボーブリッジを⽌めた事例はあると過去の例を出しつつ、「事件捜査で東京近県につながる橋を全て封鎖したことは無いですし、リアルで⾔うとそこまで警察官の数が追いつけないというのと、短時間では出来ない。」と⽇本に置き換えた場合の難しさを説明。映画では「指揮がしっかりしていて、警察官が能動的に動いてるような、絶対捕まえてやるぞという、その強い意識があったからこそ出来た事。」と、マンハッタン島完全封鎖をやってのけたアンドレ刑事たちの信念の強さを賞賛する。
「刑事としては全てが盛り込んである」と本作に太⿎判を押す佐々⽊は、「⼀番インパクトがあったのは、周りの警察官がたくさんいる中、(アンドレ刑事が)歩いていくシーン。なんのためにオレは今まで刑事をやっていたんだというのが顔の表情に現れていた。」とゴールデングローブ賞を受賞し、現在アカデミー賞にもノミネートされている名優チャドウィック・ボーズマンの演技⼒にも称賛を贈った。

『21ブリッジ』4月9日(金)より全国ロードショー

元捜査一課刑事・佐々木成三 徹底解説映像
『21ブリッジ』公式サイト

監督︓ブライアン・カーク 「ゲーム・オブ・スローンズ」、『マイ・ボーイ・ジャック』(07)
製作︓ジョー・ルッソ&アンソニー・ルッソ 『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)、 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)
出演︓チャドウィック・ボーズマン、シエナ・ミラー、テイラー・キッチュ、J・K・シモンズほか
配給︓ショウゲート 原題︓21 Bridges
コピーライト︓©2019 STX Financing, LLC. All Rights Reserved.
2019/中国・アメリカ/99分
公式HP︓21bridges.jp
公式Twitter︓@21bridges_jp
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