コロナ禍の今、100年前のスペイン風邪を知る!本木雅弘主演「流行感冒」!志賀直哉の同名短編小説をドラマ化!

2021年04月08日11時00分ドラマ
©NHK

今から約100年前に全世界を未知なる恐怖に陥れた「スペイン風邪」をテーマにした志賀直哉の同名短編小説を本木雅弘、安藤サクラら豪華俳優陣でドラマ化!コロナ禍の今、人への信頼を取り戻し、日常に帰るまでの心理的な綾を描く!4月10日(土)夜9時からBSプレミアムで放送される「流行感冒」!PR動画はNHKドラマ公式Twitterにて公開中だ。



全世界を未知なる恐怖に陥れた「スペイン風邪」。このドラマは、感冒流行の中、理性を失い無闇に人間不信に陥った主人公である私がどのようにしてその時代を過ごし、日常を取り戻してゆくかを描いた志賀直哉の小説をドラマ化したものだ。新型コロナウイルスにより日々の暮らしが崩壊した今、当時と現代を重ね「今を生きる私たちへの希望と指針を与えるドラマとしたい」と制作された。3月27日にはBS4Kでの放送が行われている。

ドラマの主人公を演じるのは本木雅弘だ。「感染の危険にさらされ、目に見えぬ恐怖に心を乱し、人間同士の信頼が揺らいでいく、、今現在、世界中の方々が共鳴するであろうテーマです。人の世で同じことが繰り返される中、当時の様子から どのような教訓が得られるのか、大変興味が湧き、警戒態勢での撮影に不安がありながらも、進んで参加することを決めました」とコメントしている。撮影現場は新型コロナウイルス感染対策をしているため、スタッフはマスクを外すことがなかったといい、本木は最後までスタッフの顔を覚えられなかったとも話している。

■あらすじ
小説家の私(本木雅弘)は、妻の春子(安藤サクラ)と4歳の娘・左枝子、二人の女中とともに都心を離れた静かな村で暮らしている。最初の子を生後すぐに亡くしたせいで、娘の健康に対して臆病なほど神経質である。

時は、大正7年(1918)秋。流行感冒(スペイン風邪)が流行り感染者が増えはじめる中、女中の石(古川琴音)が、よりにもよって村人が大勢集まる旅役者の巡業公演を観に行ったのではないか、という疑惑が浮上する。私は石を問い詰めるが、石は行っていないと言う。疑念を払拭できない私は石に厳しくあたり、左枝子に近づかないよう言いつけるが・・・

NHK BSプレミアム4月10日放送「流行感冒」。出演:本木雅弘、安藤サクラ、仲野大賀、石川琴音、松田るか、石橋蓮司ほか。NHKドラマ公式Twitter「@nhk_dramas」。PR動画は番組公式Twitterで公開されている。

NHK「流行感冒」公式サイト
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