杉咲花「おちょやん」第20週「何でうちやあれへんの」千代に家庭の幸せは来ないのか!新人女優と一平が不倫!予告動画

2021年04月16日09時00分ドラマ
@NHK

千代(杉咲花)と一平(成田凌)の夫婦に危機!鶴亀新喜劇に新しく入ってきた朝比奈灯子(小西はる)と一平が不倫関係に!灯子を妹のように大事にしていた千代はあまりの裏切りに寝込んでしまう!NHK朝の連続テレビ小説「おちょやん」、第20週「何でうちやあれへんの」(4月19日~4月23日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



4月12日から放送された第19週は、終戦から3年経ち、道頓堀に戻ってきた千代(杉咲花)と一平(成田凌)たちが「鶴亀新喜劇」を立ち上げるところからの話となった。戦後すぐではあったが、劇場は立派なものが建ち、岡安もうどん屋として繁盛しているという明るい話となった。そんな中、初代天海天海の時からのよきライバルであった万太郎(板尾創路)が病い侵され壮絶な芝居ののちに天に召された。千之助も主役を千代にゆずり、世代交代となる。

千代の弟・ヨシヲ(倉悠貴)の最後も判明した。幼少時から辛い経験をしたのは千代と同じだったが、助けてくれた大人がやくざ者だったため、一時は荒れた生活をしていたが、最後は人のために尽くして亡くなった。弟を亡くした悲しみはあるが、立ち直ってくれたことに千代はほっと安心した。

そして、ドラマ後半のキーパーソンとなる元鶴亀歌劇団の朝比奈灯子が登場した。誰が演じるのかが発表されていなかったが、登場したのは小西はるだ。TBSの胸キュンドラマ「G線上のあなたと私」で、中川大志に恋する大学生役を演じた俳優だ。4月19日から放送される第20週「何でうちやあれへんの」では、一平が灯子と付き合いだしてしまう。灯子のことを妹のように面倒をみてきたのに完全に裏切られた形になる。父親に捨てられ、弟とも別れ、一緒になった一平にも裏切られる。ドラマ後半での千代の最大の不幸とも思えるシーンが第20週に登場することとなる。家族には恵まれないものの、ドラマ後半、千代はラジオドラマで大人気となり、“大阪のお母さん”として知られる存在になっていく。そのお母さんぶりは、大塚製薬の「オロナイン軟膏」のホーロー看板でも有名になる。

コロナ禍で例年とは違う時期でのスタート、放送期間の短縮などがあった「おちょやん」も残すところ、後1か月となり、すでに撮影は終了した。「現場が楽しくて、おちょやんという作品が大好きで、一生この現場で演じていたいと思うほど毎日が幸せでした」と振り返っている。

【第19週(2021/4/12-4/16)ネタバレあらすじ】
終戦から3年、竹井千代(杉咲花)と家庭劇の面々は、地方を回りながら公演を続けていた。そんなとき、突然熊田が(西川忠志)現れる。鶴亀株式会社の社長・大山鶴蔵(中村鴈治郎)からの、道頓堀に戻ってこいというお達しだった。その頃、道頓堀は再び芝居の街として復興し始めていた。鶴蔵は千代たちに、新しい劇団を作り、日本一の劇団にするように伝える。しかし天海一平(成田凌)は何か思う所があり、すぐに返事をしない。千代は、悩む一平をよそに、活気ある道頓堀を取り戻すという思いを強くする。

一方、万太郎一座には大変なことが起こっていた。万太郎(板尾創路)はあることが原因で、舞台にもう立てない状態だった。それは、のどのガンだのために声が出せなくなっていたのだ。それでも、1日限りの最後の舞台に立つことになった。その舞台では無言のまま執念の芝居を繰り広げる。隣には千之助(星田英利)の姿があり、二人はアドリブも混ぜながら客に渾身の芝居を届ける。最後のシーンが終わり幕が下りると、万太郎は舞台の袖で息絶えていた。

一平は、二代目・天海天海として、新しい劇団・鶴亀新喜劇の座長を受け入れることにする。時を同じく、家庭劇以外からも劇団メンバーが参加することになった。元鶴亀歌劇団の朝比奈灯子(小西はる)の他に、元万太郎一座の須賀廼家万歳(藤山扇治郎)と千兵衛がいた。初日から千之助(星田英利)に敵意むき出しで反抗的な態度を見せる。戦地でもう一度「万太郎一座」で芝居がしたいと思って戦ったのに、鶴亀新喜劇に入れられたことが不満でならないのだった。万歳と千兵衛は初日以来、稽古場に顔を出さない。

一方、千之助も稽古で台詞が出なかった日を境に、姿を見せない波乱の船出となる。そんな中、新しい劇団員の灯子から、終戦後の道頓堀で公演したマットン婆さんの話を聞く千代と一平。鶴亀新喜劇は自分の居場所だという灯子の言葉に力が湧く。

その夜、寛治が帰還した。千代にガラス玉を差し出し、ヨシヲ(倉悠貴)との満州の酒場での出来事を話し始める。借金に追われていた寛治をヨシヲが助けてくれ、終戦の時もいち早く情報をくれたおかげで寛治は生き延びることができた。ヨシヲは女性を助けたために命を落としてしまった。そして寛治も鶴亀新喜劇に参加することになった。万歳と千兵衛にも、寛治は同じ戦地から戻った者として心で寄り添う。それを機に、千代もヨシヲのことを団員に語り始める。死んだ仲間の分まで生きて、道頓堀の喜劇でたくさんの人を笑わそうと決意する団員たちだった。

一平も千之助に次代を担う人たちの芝居を作ると意気込む。そんな中、千之助は今回の旗上げ公演の主役は自分でなく、千代にすると言い出す。不安な気持ちで初日を迎える千代だったが、舞台を大盛況で乗り切った。大山社長たちも「新しい喜劇の時代」と喜び、千之助は、初代天海天海に恩を返すことができたといって去っていった。

【第20週(2021/4/19-4/23)あらすじ】
■第96話(月)
復興した道頓堀で千代(杉咲花)と一平(成田凌)が中心となり旗揚げした鶴亀新喜劇の大成功から1年が経った。昭和25年、鶴亀新喜劇では、1周年の記念興行を行うことになり、団員の士気も上がっていた。演目は、一平の発案で、旗上げ公演で人気だった「お家はんと直どん」に決まった。実は新作が書けないのではないか。千代は一平が気がかりだった。そんな折、歌劇団出身の灯子(小西はる)が突然、劇団を辞めると言い出す…

■第97話(火)
千代(杉咲花)が劇団を辞めないように説得するも、聞く耳を持たない灯子(小西はる)。夜、寛治が顔に痣をつくって、家に帰ってくる。灯子が劇団を辞めるのは、一平(成田凌)と何かがあり、居づらくなったからだと言い張る劇団員とのけんかが原因だった。千代は、そんなことはあるはずがないと信じなかったが、一平の様子が何やらおかしい。しまいには寛治が聞いたことは事実だと認める始末。千代は冷静さを失い、修羅場と化す…

■第98話(水)
灯子と浮気をした一平(成田凌)のことを冷静に見る座長の妻としての千代(杉咲花)。一平以上に苦しんでいる灯子の思いを想像し、嫉妬など忘れて本気で心配する千代。みつえに底抜けのアホと言われても、灯子に一平を許してもらうため、三人で会うことにする千代だった。しかし、灯子の家の前で知った事実に言葉を失い、帰路につく。一平は家を出て、千代はふさぎ込む。寛治の制止を無視し、見舞いを届けに現れたのは香里だった…

■第99話(木)
行くもあてもなく、岡福うどんに身を寄せる一平(成田凌)の元に、寛治が千代からの預かり物も持ってきた。それは、千代から一平に宛てた離婚届だった。すぐさま、みつえは千代(杉咲花)の家に向かうと、一平からの言付(づ)けを伝えるのだった。翌日、いつもよりめかし込んだ千代の姿があった。最後にもう一度話したいという一平の言葉を受けて、稽古場で待ち続ける千代だった。しかし、一平は姿を現さない。代わりに訪れたのは

■第100話(金)
一平(成田凌)が帰らない部屋。一平と暮らした匂いが充満する部屋。寛治を前に、千代(杉咲花)の感情は爆発する。一平が残した何もかもを床に叩きつけ、雑然とした部屋ですがすがしい朝を迎える千代だった。稽古場で一平と並んだ千代は、鶴亀新喜劇の仲間たちに、お互いが決めた道を自ら話すのだった。そして記念興行の「お家はんと直どん」がついに封切りとなる。夫婦だった二人が、舞台上で元恋人役を演じるという劇的な展開に

【作】八津弘幸
【出演】杉咲花、成田凌、篠原涼子、名倉潤、中村鴈治郎、西川忠志、前田旺志郎、東野絢香、小西はるほか
【語り】桂吉弥
【音楽】サキタハヂメ
Twitter公式アカウント「@asadora_bk_nhk」

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 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
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