「桜の塔」初回13.5%好発進!第2話は、玉木宏が同期と出世バトル開始!第1話あらすじと予告動画

2021年04月16日09時40分ドラマ
©テレビ朝日

警視総監のポストを巡る裏切り、騙し合いのハードバトル「桜の塔」が15日からスタートし、初回視聴率は13.5%をマークした!玉木宏演じる上条漣のプロファイリング力によりホシを上げることに成功したが、すべては漣が仕組んだ計画というラストに驚愕!手柄を立てた漣が次に挑むのは警視正のポストを巡り同期と昇進レース!テレビ朝日 2021年4月22日木曜よる9時から「桜の塔」第2話を放送!予告動画は公式番組サイトで公開中だ。



出世のためなら事件の証拠捏造も、上司を失脚させることもやってのける!4月15日に放送された第1話では、玉木宏演じる上条漣は上司のちょっとした不祥事から立てこもり事件の帳場を任され、なんと被疑者逮捕の為に証拠を捏造、被疑者が隠していた改造銃の押収に成功し、2つの手柄をあげた。しかしラストでは、上司の失脚や、その事件すら漣が計画したものだと明かされ、視聴者を驚かせた。警察官だった父親が「俺のようになるなよ」と言い残し自殺した過去を持つ“キャリア組”の刑事である上条漣。演じる玉木宏は「極主婦道」(2020年日本テレビ系)よりワルさが増しており、新たなダークヒーローを見せつけた。

そして脚本は「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(2019年日本テレビ)など手掛けた武藤将吾。事件に出世バトルを絡めつつ、圧倒的主導権を握る漣の過去が現在とリンクしていく爽快感を見せ、Twitterでは「1話の最後の展開にやられました」「今後のストーリー展開が気になる!」といった声が集まった。

また、視聴者の注目を集めたのが声優の関智一と玉木宏の共演だ。関は2007年に放送されたアニメ「のだめカンタービレ」で千秋真一の声を担当しており、2006年に放送されたドラマ版で千秋役を演じた玉木宏との“ダブル千秋先輩”のツーショットにファンも歓喜した。

4月22日放送の第2話では、強盗事件犯人逮捕の手柄を上げた上条漣が、空席になった警視正の席を巡り同期たちと対決する。出世には不利と言われる「外様派」に所属する漣が、次に打つ手は一体どんなものになるのか?漣が担当するのは1日おきに女性たちが矢で襲われる通り魔事件。しかし負傷者は毎回出ず、犯人の不可思議な行動が話題になる。漣は自分の野望を優先して更に事件が世間の注目を集めるよう画策するのだが・・・。

■第1話あらすじ
2016年、光友銀行で一般市民を人質にとった強盗事件が発生した。武器を所持している犯人に対し、現場にいる刑事部捜査一課・主任の水樹爽(広末涼子)たちは警備部編成の特殊部隊、SATの出動を待っていた。その頃、警視庁では「東大派」警務部長・吉永晴樹(三石研)、「薩摩派」警備部長・権藤秀夫(吉田鋼太郎)、「外様派」刑事部長・千堂大善(椎名桔平)がSATを出動させるか否かの協議を行っていた。しかし上層部の派閥争いが邪魔をして話し合いは決裂し、SATの出動は見送られた。その結果を受け現場が動揺する中、犯人は人質には発砲し裏口から逃走してしまった。

犯人を取り逃がすという失態に、刑事部操作共助課・課長の佐久間義孝(少路勇介)は自らの責任を逃れるため、同じく共助課・理事官の上条漣に助けを求めた。上層部の話し合い決裂で招いた不祥事に憤る刑事たちの前で、漣はなぜSATが出動しなかったのかを理路整然と説明した。まず、SAT本来の目的であるテロリストや武装犯罪集団と異なり相手が素人の可能性が高かったこと、SATの出動を知った犯人がパニックを起こし人質に危害を加える恐れがあったこと、そして狙撃ポイントからだと人質に流れ玉が当たる可能性があったことを理由にあげたさらに漣は捜査で見落としていた逃走ルートを指摘し、これは職務怠慢が招いた事件だと主張した。そして犯人が使用していた改造銃から3Dプリンタで作製されたものと想定し、犯人を絞り出すよう指示を出した。

爽は部下の富樫遊馬(岡田健史)と共に犯人に撃たれた被害者のもとを訪れた。彼女は夫の定年退職を機会に夫婦で海外旅行をする予定だったが、神経を撃たれ歩くのが困難になっていた。漣は佐久間から頼まれ千堂大善の娘で婚約者の千堂優愛(仲里依紗)とランチをした翌日、千堂に呼び出され、突然佐久間の代わりに強盗事件の帳場を任されることになった。佐久間は婚約者がいるにも関わらず若い女性とホテルへ行き、さらにそれが17歳の未成年と発覚、2人のツーショット写真を週刊誌に売りつけると揺すられており、捜査から退くことになったのだった。

そして開かれた捜査会議では、外様派と薩摩派のキャリア組がボイコット、捜査一課課長の牧園隆文(関智一)と共に帳場を任された漣は被疑者リストにある蒲生兼人(森崎ウィン)に目をつける。蒲生が経営するIT会社は経営難に陥っており、さらに3Dプリンタを購入していた経歴があった。漣は幼馴染で同じく刑事の爽と共に、銃器マニアの蒲生が出入りするサバイバルゲーム店を訪れ、そこで蒲生と接触し指紋を採取した。前科がない蒲生が犯人であることを証明するためだが、蒲生が犯人である証拠は見つかっていなかった。しかし漣は「証拠がないなら作ればいい」と意味深なことを言って爽と別れた。

その後、蒲生のアパート付近から強盗事件の凶器が発見され、そこから蒲生の指紋も検出された。漣は蒲生を重要参考人としてではなく逮捕する意向を示した。そして、爽による蒲生の取り調べが行われる中、捜査一課は蒲生のアパートから大量の改造銃を発見した。それを受け、漣の指示で爽が蒲生へ尋問を続けた。そこで蒲生はヤクザから今回の計画を持ち掛けられて犯行に及んだことを自白。蒲生は大量に余った改造銃を売りさばくために顧客だったヤクザから密売ルートを紹介されていた。しかし紹介料が1000万という高額なもので、経営難だった蒲生は強盗事件を実行したのだった。

こうして事件は解決したが、証拠の拳銃は粉々にしたという蒲生の供述から、爽は発見された凶器は漣が捏造したものだとわかっていた。漣のおかげで事件は解決し、さらに大量の改造銃を抑えることが出来たことに千堂は喜んだ。実際、改造銃保持と密売ルートの線でマークしていた蒲生を、今回の強盗犯の犯人として逮捕すれば刑事部の手柄が2つになると言って漣が千堂に持ち掛けていたのだった。しかし千堂は、運よく蒲生が強盗事件を起こしたことを怪しんだが、結果を出した漣を次の人事で警視正に推薦することを約束した。

実は、漣はクラブSのママ・小宮志歩(高岡早紀)の協力で佐久間を懲戒免職に追いやり、証拠捏造は元刑事の刈谷源次郎(橋本じゅん)が行ったものだった。さらに蒲生に密売ルートを餌に強盗事件を起こさせたのも漣が仕組んだ計画だった。そして漣は、汚いやり方を使ってでも警察の頂点に登り詰めると誓うのだが、その裏には死んだ父の真相を探る目的が隠されていた。

■第2話あらすじ
銀行強盗事件で手柄を立てた上条漣は、次に1日おきに女性たちが矢で襲われるも負傷者はゼロという奇妙な連続通り魔事件の捜査指揮を担当する。そして漣は同期の警備部所属の新垣広海(馬場徹)と警務部所属の馳道忠(渡辺大知)と共に、警視正への昇進候補者に選出されるが、そのポストは2人分しかない。漣の上司である刑事部長・千堂大善、警備部長・権藤秀夫、警務部長・吉永晴樹は警視総監の荒巻雄彦に推薦すべき人物を絞るために会議を開くが、話し合いは派閥同士の小競り合いになり難航してしまう。結局、荒巻の提案で警視正は1週間後に投票で決めることになった。

投票者の大多数が「薩摩派」と「東大派」にある中、「外様派」である漣が完全不利な状況となったが、自分が担当する通り魔事件が社会的に大きな反響を呼べば捜査指揮を担当する自分の評価も上がると静かな闘志を燃やす。

そんな中、動画サイトでは芸人・Mr.預言者(渡部豪太)が、5件目となる通り魔事件を予測し、犯行現場に遭遇するところまで配信したことで再び事件に注目が集まる。しかしこれは漣が仕組んだパフォーマンスだった。そうとは知らずに刑事部捜査一課の主任・水樹爽たちは捜査を続行する。漣はMr.預言者を利用し、さらに世間の注目を高めるが、その矢先に想定外の事件が起きてしまう。

テレビ朝日 2021年4月15日スタート。毎週木曜日よる9時放送、「桜の塔」。出演:玉木宏、広末涼子、岡田健史、仲里依紗、光石研、吉田鋼太郎、椎名桔平、森崎ウィン、橋本じゅん、高岡早紀ほか。番組公式Twitterアカウントは「@SakuranoTou_ex」PR動画は番組公式Twitterで公開されている。

テレビ朝日「桜の塔」番組公式サイト

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