BS11ヨーロッパミステリー「アート・オブ・クライム 美術犯罪捜査班 シーズン2」第1-6話(最終回)あらすじ

2021年12月31日11時00分ドラマ
©FRANCK THENOT/GAUMONT/FRANCE TV.

性格も真反対の二人は、ぶつかりあいながらも、お互いの弱点をフォローしあいながら、2人で歴史的美術品に纏わる事件を次々と解決していく「アート・オブ・クライム 美術犯罪捜査班 シーズン2」が、BS11にて4月10日(土)から毎週土・日曜あさ9時59分~10時55分まで再放送する!第1話~第6話(最終回)までのあらすじを紹介、Youtubeにて予告動画が公開中だ。ただし日本語字幕なし。

※2月12日からは、パリ警察文化財密売取締本部に所属する"美術オンチ"のアントワーヌ・ヴェルレ警部と美術史家フロランス・シャサーニュが協力し、歴史的美術品に纏わる事件を次々と解決していくシリーズの第3弾「アート・オブ・クライム美術犯罪捜査班 シーズン3」を放送する。



パリ警察のアントワーヌ・ヴェルレは文化財密売取締本部に所属し、画廊・美術館・城など文化的な場所で発生する事件を担当している美術オンチの警部。ある日、ロワール川のほとりにある世界遺産アンボワーズ城で事件が起こり、ヴェルレ警部はルーヴル美術館の美術史家フロランス・シャサーニュの協力を得て捜査に乗り出す。性格も真反対の二人は、ぶつかりあいながらも、お互いの弱点をフォローしあいながら、2人で歴史的美術品に纏わる事件を次々と解決していく...。

本作では有名な美術品だけでなく、ルーヴル美術館をはじめとするフランスの有名な美術館や文化遺産、歴史に触れられるのも大きな見どころ。



■第1話
モネ作「夏、ひなげしの草原」が盗まれ、持ち主のマラニャックが殺害される。だが、その絵は模写であることが判明。犯人は本物と間違えたのか、最初から模写を狙ったのか? 本物がオルセー美術館に貸し出し中と知ったシャサーニュとヴェルレの2人は、さっそくオルセーに乗り込む。ところがオルセーにあったのは、なんと贋作。模写画家が怪しいとにらんだヴェルレが優秀な模写画家を尋ねたところ、ルーセルの名が浮上。その男こそ殺されたマラニャックの義弟だった…。

art©PHILIPPE LE ROUX/GAUMONT/FRANCE TV■第2話
ガンで他界した妻が毒殺だった疑いが強まり、ヴェルレは夫の模写画家ルーセルを連行する。改めて妻の遺体を調べると、その指先には絵の具が付着していた。毒を盛られていることに気付いた妻が模写に何らかのメッセージを残したのか? 絵の具の分析から作品の特定に成功したものの、所有者はカザフ大使であることが判明する。家宅捜索の許可が下りない中、パルド警視はかつて関係のあった女泥棒マリーの手を借り、大使館から模写を盗み出す計画を立てる…。

art©PHILIPPE LE ROUX/GAUMONT/FRANCE TV■第3話
ある日、ヴェルレ警部宛てにクールベの絵葉書が届く。その絵葉書の裏にはGPS座標が記されていた。示された場所に赴くと、美術商の遺体と新たなクールベの絵葉書が。その後も犯人からヴェルレへのメッセージが次々と届く… なぜ犯人はヴェルレを名指ししてメッセージを送ってくるのか? なぜクールベなのか? 犯人のメッセージに導かれヴェルレは音信不通だった父親と再会、クールベにまつわる幼き日の思い出をたどっていく…。

art©GAUMONT TELEVISION - FRANCE TELEVISION/2018■第4話
ヴェルレの元妻と子供たちに危険が迫る。彼らの身の安全を確保すべく、一時的に父親宅に身を寄せるヴェルレ一家。シャサーニュは犯人の行動と絵葉書から、犯人が自らの人生をクールベに重ねていると推理する。そこから浮かび上がった犯人像は“離婚歴のある解雇された元刑事”。さっそく容疑者の絞り込みを始めた矢先、重大な手がかりをつかんだシャサーニュが犯人に誘拐され監禁されてしまう。そして再びヴェルレに叩(たた)きつけられる挑戦状。ヴェルレは対決の舞台、ルーヴル美術館へと急ぐ。(229文字)

art©PHILIPPE LE ROUX/GAUMONT/FRANCE TV■第5話
ヒエロニムス・ボスを研究していた神学校の学生が刺殺される。被害者の胸にはボス風のタトゥー。刺し傷は、そのタトゥーに集中していた。また殺害前には、被害者の所有するボスの素描が何者かに盗まれていた…。ボスの作品が事件に深く関わっているとにらんだシャサーニュとヴェルレ。ヴェルレが神学校の関係者をはじめ、被害者の姉や恋人の取り調べを進める一方、胸のタトゥーを手がかりに事件の謎に迫るシャサーニュ。そんな中、ヴェルレの前にある少年の幻が現れる…。

art©GAUMONT TELEVISION - FRANCE TELEVISION/2018■第6話(最終回)
失われたボスの絵はどこにあるのか? 鍵を握っていると思われた重要参考人は何者かによって神学校の階上から突き落とされ、転落死してしまう。関係者の再聴取を行うヴェルレ。一方、シャサーニュは19世紀の競売記録を糸口にボスの絵の行方を追う。かつて絵を購入した人物の足跡を辿(たど)って、郊外の町に赴く2人。そこで彼らは、事件の真相に直結する重要な手がかりを得る。捜査線上に浮かび上がった1人の人物とは? そして、ヴェルレを悩ませていた幻の少年の正体とは?

BS11「アート・オブ・クライム 美術犯罪捜査班2」番組公式サイト
 2022年1月1日-2月6日 土・日 09:59-10:55再放送
 2021年4月10日-4月.25日 土・日 09:59-10:55 BS初放送
Youtube|First Look: The Art of Crime (Season 2)(日本語字幕なし)