「ストーブリーグ」第5-6話あらすじと見どころ:諦めきれない夢~乗り越えるべき壁!※外国人選手年俸|BS日テレ

2021年04月20日12時25分ドラマ
©SBS

スンス達が大リーグの地、アメリカへ!果たして有望な外国人選手と契約することができるのか?BS日テレでBS初放送の「ストーブリーグ」(全16話)、明日4月21日(水)からの第5話と第6話の詳しいいあらすじと見どころを紹介、本作はDVDも好評発売、TSUTAYAでの配信、レンタル中で公式サイトにて予告動画が視聴できる。



「ストーブリーグ」は、野球経験ゼロのゼネラルマネージャーと落ちこぼれ球団が放つ感動作。【「ストーブリーグ」を2倍楽しむ】ではドラマの見どころや韓国での評判などまとめて紹介している。

■キャスト「押さえておくべき4人+α人物紹介」
ペク・スンス役:ナムグン・ミン
イ・セヨン役:パク・ウンビン
クォン・ギョンミン役:オ・ジョンセ
ハン・ジェヒ役:チョ・ビョンギュ
他、ソン・ジョンハク、イ・ジュニョク、チョ・ハンソン

■第5話「諦めきれない夢」
外国人選手を獲得するためアメリカに行ったスンスたちだが、獲得を狙っていた投手マイルスの契約金(※豆知識)が2倍の100万ドル(約1億円)になったと告げられ困惑する。そこにペリカンズのオGMが現れる。劣勢に立たされたスンスは、クォン・ギョンミン常務から90万ドルまでの契約金アップの許可を得てマイルス本人と契約交渉するが、結局、契約できず、別の選手に目をつけるが今度はバイキングスのキム・ジョンムGMと鉢合わせ。ほかに目ぼしい選手も見つからずに帰国することに。

そんな中スンスは、通訳として同行していたロバート・キルが気になり、彼の自宅でラーメンをごちそうになる。そこで彼の暮らしぶりを知る。実はキルはかつて大リーグで活躍した投手のキル・チャンジュだった。スンスは野球復帰を打診するが、米国籍のキルには消せない過去があった。高校時代に交わした契約が渡米の際に韓国の規約に違反していたことで無期限資格停止に。懲戒が解除されても兵役逃れ問題があった。当時、妻が心臓移植が必要な状態で、病身の妻を一人にして帰国して入隊することができなかったのだ。韓国マスコミでは祖国を捨てたとバッシングされたが、妻が非難されるのが嫌で、そうした事実を公表しなかったのだ。でも、妻が妊娠したことで、野球への夢はあきらめていないという。

スンスは外国人選手としてキルと年俸50万ドルで契約することにし、韓国のドリームズに映像を送る。兵役逃れ問題でコーチ陣は難色を示すが、監督とスカウトのヤン・ウォンソプはその実力を絶賛。キル選手を伴って帰国したスンスたちはすぐに入団記者会見を開くが…。

スンスのリサーチによるとペリカンズは右投げ投手が足りているはず。そのペリカンズが右投げのマイルス投手に目を付けたとは?オGMはカン・トゥギも狙っている様子。前回のニュースに続いて、マイルスを説得しようとするスンスのセリフで日本のプロ野球について言及するのでお聞き逃しなく。オGMを演じたのはソン・ヨンギュ。ロバート・キルと握手したときのスンスの表情が一瞬変わる。握手で何を感じたのか?ドラマ後半の機上のスンスによる「シーン巻き戻し」で明らかになる。鋭い分析力と野球の知識を持つロバート・キルを演じたのはイ・ヨンウ。「ボイス3~112の奇跡~」では猟奇殺人犯(藤山コウイチ役)、「ペク・ドンス」では倭の使節(ケンゾウ役)と日本人役を2度も演じている。180cmのモムチャン俳優。モデル出身で「スタイル」で注目された彼だが、本業は現代舞踏家。

※豆知識:韓国のプロ野球は2015年よりリーグ戦を「KBOリーグ」と呼んでいる。現在は1リーグ10球団制で運営されており、このドラマが放送開始した2019年からドラマの中でも話題になった外国人の年俸上限が100万ドルになった。



ストーブリーグ■第6話「乗り越えるべき壁」
兵役逃れをしたことで韓国に帰国することを諦めていたロバート・キル/キル・チャンジュだが、スンスの誘いでドリームズに外国人選手として入団することにした。入団記者会見では厳しい質問を浴びせられるが、スンスがキル選手の野球人生と帰化、兵役逃れをした経緯を正しく説明する。だが、スポーツ番組の女性記者のキム・ヨンチェは、今からでも兵役に服するのはどうかという痛いところを衝かれる質問をされ、スンスはそれに答えずに記者会見を終わらせる。

お披露目の日、世間からは厳しい目を向けられるキル選手を取材する報道陣は少なかったが、キル選手の剛速球は、報道陣を驚かせた。投球後のインタビューでキル選手は、ファンに対して真摯な態度で謝罪した。だがスンスはインタビューしたキム記者が、日ごろから取材した事実より自身の感想を話すという番組スタイルが気になり、広報のピョンチーム長に確認をするよう注意する。一方、親会社の会長クォン・イルドは廃部に追い込むはずのドリームズが世間から注目されていることで、ギョンミンに注意を促す。

そんな中、分析チームのメンバー1人が辞め、戦略分析員を募集することに。戦略分析員としてセヨンやスンスは分析専門家を望むが、コ分析チーム長は分析力の前に野球経験者であることが必須という持論。特に徹底した分析にこだわる「野球万歳」サイトが気に入らない。いよいよ面接の日。面接会場にスンスの弟ヨンスが現れる。膨大な資料を準備したヨンスはセヨンが日ごろから参考にしている「野球万歳」の運営者ロビンソンだと判明し、分析力に秀でたヨンスにセヨンは目を輝かせて興味を持つ。しかしヨンスから何も聞かされていなかったスンスは、車いす姿の弟に厳しい質問を投げかける。面接の後、ヨンスが自分の弟だと明かし、採用を望まないというが…。

一方、解雇された元スカウトチーム長のコ・セヒョクはエージェントとしてバイキングスにトレードされたイム・ドンギュら大物選手と契約していた。

スンスの説明で、キル選手の輝かしい野球経歴と辛い野球人生が明らかになるので、お聞き逃しなく。韓国では今も兵役問題はとても大きな問題。果たして、キル選手は無事開幕を迎えることは出来るのか?帰国したスンスの脳裏にフラッシュバックした背番号37の高校球児は、いったい誰なのか?
それにしてもジェヒはなぜキャッチャーの練習を熱心にしているのか?最近ではセヨンもジェヒを一人前として認めているようだが…。今回、セヨンがなぜジェヒを“落下傘(コネ入社)”と呼んだのか、ジェヒがコネ入社しようとした当時の様子が、回想シーンで明らかになる。結局ジェヒは落ち、翌年再チャレンジして正規入社したのだった。今回はもう一つの回想シーンもある。ヨンスが車いす生活を送ることになった理由、スンスはなぜヨンスが野球するのを嫌うのか、スンスが抱える罪悪感の一つが明らかになる。兄弟の本音の会話に泣かされる。
面接では専門用語が続出するが、分かりやすい字幕開設で野球を知らない人でも概略がつかめるのでご安心を。ヨンスの採用を望まないと難癖を付けるスンスの言葉を遮るセヨンのセリフが素敵だ。
ラスト、スンスと元妻のユ・ジョンイの最後にしたい“特別な日”とは?


BS日テレ「ストーブリーグ」番組公式サイト
 2021.04.15スタート 月-金11:30~12:30 BS初放送
公式サイト
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