広末が涙の空砲!「桜の塔」第3話漣が拳銃横流し事件の犯人逮捕に挑む!第2話ネタバレあらすじと予告動画

2021年04月23日08時45分ドラマ
©テレビ朝日

主演・玉木宏、脚本・武藤将吾で送る警察エンタテインメントドラマ「桜の塔」出世のためなら手段を選ばない上条漣(玉木宏)が通り魔事件を解決して警視正に昇進!次に彼が挑む事件は警察官による拳銃の横流し事件。敵対する派閥「東大派」に潜り込み、妨害だらけの内通者探しに奔走する!テレビ朝日 2021年4月29日木曜よる9時から「桜の塔」第3話を放送、予告動画は公式番組サイトで公開中だ。

4月22日に放送された第2話では、女性をターゲットにした通り魔事件を担当することになった漣が、犯人を泳がせながら世間の注目が事件に向くように裏で工作する。



最後は漣の指示で真犯人を逮捕し事件は解決するが、第1話で強盗事件を裏で操作したのも、第2話の通り魔事件にも漣が関与していることにも気づいた水樹爽(広末涼子)が、漣に銃口を向けて桜の代紋の警察官バッジを外すよう詰め寄った。

漣がここまで出世にこだわるのは、自殺した父親・勇仁(岡部たかし)が漣に遺した「警察に殺される・・・」という言葉の意味を探るためだった。「これ以上犠牲者を出したくなかった今ここで俺を撃て。撃って俺を楽にしてくれ。」と言う漣に対し、結局爽は撃つことはできず、悪の道を進む漣を止めることはできなかった。爽の行動を読み切っているのかわからない漣役の玉木宏にもハラハラさせられたが、広末涼子と対峙するシーンの緊張感にはしびれるものがあった。今後も正義を貫こうとする爽と、自分の目的のためなら犠牲者が出ることも厭わない漣の対比が見どころとなりそうだ。

そして4月29日放送の第3話では、警察内で拳銃の横流し事件が発生する。警視正に昇進した漣は敵対する派閥「東大派」の吉永晴樹(三石研)率いる警務部へ異動し、監察官として事件解明を任されるのだが、これには吉永の思惑が隠されている様で・・・。漣は爽の助けを借りて現行犯を見つけ出すために“罠”を仕掛けるがなぜか読み通りには事が進まない。一体誰が犯人なのか?真犯人の捜索と出世レースの派閥争いが注目の第3話も楽しみに待ちたい。



■第2話ネタバレあらすじ
2016年、刑事部捜査共助課・上条漣は強盗事件を解決したことで評価が上がり、警視正への推薦が決まった。同じく同期の警備部・新垣広海(馬場徹)、警務部・馳道忠(渡辺大知)も警視正の候補者として選ばれ、誰を警視正にするか会議が開かれた。警務部長・吉永晴樹、警備部長・権藤秀夫(吉田鋼太郎)と刑事部長・千堂大善(椎名桔平)による話し合いは派閥争いが邪魔をして決裂した。そこに現れた警視総監・荒牧雄彦(段田安則)の提案で、警視正は一週間後に投票で決めることになった。

昇進の為になんとか手柄を上げたい漣は通り魔事件の帳場を任されることになった。都内で女性をターゲットにボーガンで矢を射る通り魔事件は、被害者にケガはなく、既に5件も連続して発生していた。しかしこの時、漣はプロファイリングの結果から犯人の目星をつけており、元警察官の刈谷銀次郎(橋本じゅん)から何か企んでいるのかと聞かれると「明日になればわかる」と返答した。

次の日、捜査会議で漣は事件発生現場が北斗七星の柄杓型に似ていることから次の事件が発生する場所を予測した。そんな中、捜査一課の刑事・富樫遊馬(岡田健史)がお笑い芸人のMr.預言者・堀川順平(渡部豪太)が事件発生現場を予測し、配信中に事件が発生するという動画を発見した。さっそく爽と富樫はMr.預言者の元へ聞き込みに行ったが、彼が事件に関与しているようには見えなかった。

そして、Mr.預言者の生配信中に6件目の通り魔事件が発生してしまう。さらに今回は小さい男の子に矢が当たり犠牲者を出してしまい、予想外の出来事に漣は呆然と立ち尽くした。漣は帳場を外されそうになるが、千堂に頼み込みそのまま捜査の陣頭指揮を執ることになった。その頃、爽は拘置所にいる強盗事件の犯人・蒲生兼人(森崎ウィン)から、電話で銀行強盗の話を持ち掛けた暴力団関係者の声を警察署内で聞いたと打ち明けられた。

その後、爽をはじめとする水樹班がMr.預言者をマークすることになった。そんな中、爽は漣から連絡を受け現場を離れた。テレビの取材も入る中、預言の時刻になったが通り魔事件は発生せず、Mr.預言者は事件を未然に防いだとカメラの前ではしゃいで見せた。その時、富樫の携帯電話に爽から犯人逮捕の知らせが入った。爽は次の犯行現場を予測していた漣から情報をもらい、犯人が犯行に及ぶ前に現行犯逮捕した。

これまで北斗七星をかたどった犯行と思われていたが、漣の調べで、今回はその星座と対になるこぐま座の星図に沿った犯行だという予測から、爽は現場に急行し見事犯人逮捕に成功したのだった。既に犯人の行動を読んでいた漣は、わざとMr.預言者を使って事件の社会的反響を大きくし、最後は警察の手柄になるように仕向けていたのだった。

漣が通り魔事件を解決したことが評価され、新垣と共に警視正に決定した。漣は千堂の自宅で昇進祝いの祝杯をあげたが、千堂はあまりに出来すぎた事件の解決を不信に思っていた。漣はそんな千堂をはぐらかし、そして娘の優愛(仲里依紗)との交際を認めて欲しいと申し出た。千堂は2人の交際を認め、優愛の同意も得られたところで、漣は爽に呼び出された。

爽は漣が、通り魔事件の犯人に辿り着き、彼のSNSの書き込みから犯行は昼間に決行されることや、犯人に殺意がないことを知った上でMr.預言者の動画を使って世間に注目させ事件を大きくしたと指摘した。爽は蒲生の証言から漣が出世のために事件を大きくしていることが許せなかった。そして、持っていた銃を漣に向け、自分の憶測が正しければ警察を辞めるよう詰め寄った。爽は漣の間違った行動を正したかったが、逆に漣から「撃て」と言われてしまい、結局漣を撃つことは出来なかった。漣は爽が持っていたレコーダーを壊し「始末書、ちゃんと提出しろよ」と言い残し漣は立ち去るのだった。

■第3話あらすじ
警視庁捜査共助課の理事官としての手柄が評価され、警視正に昇進した上条漣は、警務部へ異動になる。警務部長・吉永から、警察内の不正を取り締まる警察の中の警察、つまり監察官のポストを与えられ、警視庁捜査一課の主任・水樹爽らが半月前に暴力団から押収した拳銃を横流しした主犯を秘密裏に探るよう命じられる。

「東大派」を率いる吉永が、「外様派」の刑事部長・千堂大善の部下である漣を抜擢したのには裏があるはず。しかし警察官の身辺調査を行う警務部に入り込めば上層部の弱みを探し出すことができるかもしれないと思い、漣は吉永を通し警務部の中枢に入り込むため、横流し事件の調査で成果を上げようと決意する。しかし千堂からはあまりのめり込まないよう忠告を受ける。

漣は、横流しに関与しているのが水樹班の誰かではないかと予測。同期の馳道忠の協力を得て事件に関連する資料を調べていくと、やがて“警視庁を揺るがす闇深き真実”が発覚し、常に冷静沈着な漣が激しく取り乱す事態にまで発展してしまうのだが・・・。

テレビ朝日 2021年4月15日スタート。毎週木曜日よる9時放送、「桜の塔」。出演:玉木宏、広末涼子、岡田健史、森崎ウィン 、仲里依紗 、橋本じゅん、高岡早紀、光石研、吉田鋼太郎、椎名桔平ほか。番組公式Twitterアカウントは「@SakuranoTou_ex」PR動画は番組公式Twitterで公開されている。

テレビ朝日「桜の塔」番組公式サイト

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