菅田将暉「コントが始まる」これリアリティーショー!?第3話は“奇跡の水”と2組の兄弟愛 2話ネタバレあらすじ

2021年04月25日11時47分ドラマ
@日本テレビ

里穂子(有村架純)のヲタ力が『マクベス』を救った!菅田将暉×神木隆之介×仲野太賀、主要キャストの演技が凄すぎると話題に!春斗の兄・俊春役で毎熊克哉が出演!日本テレビ 2021年5月1日(土)よる10時から放送の菅田将暉主演「コントが始まる」第3話のあらすじとみどころ、第2話ネタバレあらすじを紹介、予告動画と関連動画は番組公式サイトで公開中だ。



「コントが始まる」は20代後半で“大敗”の渦中にいる男女5人の若者の生き様を描いた青春群像劇!4月17日に放送された初回第1話の世帯別平均視聴率は8・9%を記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

4月24日に放送された第2話「屋上」では、『マクベス』の結成時に、片思い中の奈津美(芳根京子)を振り向かせたい潤平と、人生に夢を持てず自殺を考えていた瞬太の心情が明らかにされた。第1話で、前フリが回収される構成のドラマだということは確認済みだったが、さらに前話ではスルーされた会話まで後に回収される構成になっているとは予想もしていなかった。“終わりから始まる”このドラマは、毎回過去をふりかえりながら、少しずつ前に進んでいく展開となっているのようだ。そのため、すべての“ウケ”を堪能するにはリピが必須ということに!

Twitter上では、前回に引き続き、推しの過去を隅から隅までほじくり返す、里穂子のヲタ力に共感の声が多く集まった。極度な『マクベス』推しに、春斗や瞬太からも引かれてしまう里穂子だったが、その優れた情報力と推しへの愛が崩壊寸前だった『マクベス』を救うのだ。

ドラマのラストシーン、5人の主要キャストが焼き鳥屋で会食するシーンがあまりにも自然で、リアリティー番組かドキュメンタリーを見ている気分になった。それぞれ作り込まれた役柄を自然に演じているからなのだが、若手実力派揃いの凄みを感じさせる一場だった。

雀荘に通いつめてプロ雀士目指してるファミレスの店長・恩田光代(明日海りお)や、頭脳明晰スポーツ万能で現在は社長職にあるという奈津美の元カレ・小林(浅香航大)、『マクベス』を応援している焼き鳥店の大将・安藤友郎(伊武雅刀)と、やたらに設定や個性が強いキャラクターも大量導入されている。その全員の“フリ”がドラマのどこかに“ウケ”があり、要となっていくに違いない。

5月1日に放送される第3話「奇跡の水」では、里穂子とつぐみ、春斗と完璧人間だった兄・俊春(毎熊克哉)、問題を抱える2つの兄弟関係が描かれる。交わるはずのない2組の関係性にはある一つの「秘められた共通性」とは?孤独に陥りやすい現代にだからこそ届けられる想いが詰まった第3話。危うい兄弟のお話は、またしても想像をしていなかった笑顔あふれるクライマックスへとつながっていく!


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■前回第2話「屋上」ネタバレあらすじ
前フリ・コント「屋上」
舞台が明転すると、自宅マンションの屋上テラスで引っ越し祝いに和む中年夫婦と隣のビルに思い詰めた自殺志願者の若者が現れる。その3人による取り留めのないコントの「前フリ」が流れ…。

春斗(菅田将暉)は、事務所のマネージャー楠木(中村倫也)から呼び出される。コントトリオ『マクベス』の可能性を信じているという楠木は、“親への約束”などを言い訳にせず、自分たちが続けたいかどうかをもっとよく3人で話し合い、解散を撤回してもう一度やり直すよう春斗を諭す。

潤平(仲野太賀)は、春斗に一つだけ秘密にしていたことがあった。それは、高校時代に文化祭で「コントをやろう」と誘ったとき、春斗が3番目だったということだ。1人目は存在自体が面白い“倉本”、2人目は前回演技がバカ受けしていた瞬太(神木隆之介)で、バカウケした脚本を書いてくれたのは春斗だったが、はじめから断られると思って候補にあがっていなかったのだ。潤平は片思い中の奈津美(芳根京子)が付き合っているスポーツマンの小林(浅香航大)に勝つために、コントに賭けていた。春斗から一緒にコントをやろうと誘われた時も、奈津美に“面白い”と言われ高揚していたから快諾したというのも後ろめたさがあった。

公園で潤平に『マクベス』の解散を告げられた奈津美は、「別れ話じゃなくて良かった」と笑顔を見せ、本当に辞めちゃっていいのかと問う。潤平は「これ以上奈津美に、つらい思いをさせたくない」というが、奈津美は、自分は全く後悔していないし、潤平を選んで良かったって思っている。時々『マクベス』の仲の良さにシットしてハッパをかけるだけ、「こんなことまで言わせるな!」と励ますのだった。

春斗はひょんなことから、潤平が最初に声をかけたのが自分ではなかったことを知って憤り、「そうだと知っていれば『マクベス』など始めなかった」、『マクベス』を後悔していると言い切り、潤平と喧嘩になる。潤平に「俺には内緒にしていることはひとつもないのかよ」と問われるが「ねえよ」と言い切る春斗…。そんな中、里穂子(有村架純)から瞬太がファミレスで“遺書”を書いていたと告げられる。それは「屋上」というコントの小道具として書いていただけだと説明する春斗だが、里穂子は書いていたのはコントには必要のない、遺書の中身だったと聞き不安を募らせる。春斗が小道具の「遺書」を確認すると、中から分厚い手書きの文章が出てきて…。

瞬太は高校時代の担任教師・真壁(鈴木浩介)を訪ねてマクベス解散を告げる。その後、母校の屋上に佇み10年前の出来事を思い返していた。父を27歳で亡くし、母にもかえりみられなかった瞬太は、自分の存在に自信がなく、27歳までの人生しか思い描けずにいた。そんな高校時代、“自殺”を考えて屋上にいたところに、春斗がやってきて、奈津美に告白する潤平の成功率をこれ以上下げないために、自殺は止めるよう説得される。その翌日、潤平がバッサリとフラれる現場を春斗とともに覗き見た瞬太は、2人といる時間が増えていった。春斗が潤平に「コンビを組むなら、お前しかいない」と言ったときは、心底うらやましかった。プロゲーマーとしての人生は順調だが面白味がなく、鳴かず飛ばずの『マクベス』を眩しく感じ、頭を下げて『マクベス』に入れてもらおうとしたとき、春斗から先に声をかけられ本当に嬉しかったと振り返る。

スナック「アイビス」での誕生日会の後、瞬太がまっすぐに家に戻らなかったことをつぐみ(古川琴音)から聞かされた里穂子は、瞬太が自殺するのではないかと慌てて家を飛び出す。遺書を読んだ春斗が瞬太に電話をかけると、瞬太は「橋の上にいる」と告げる。「俺が行くまで、その場を動くなと」言われ、瞬太は春斗の指示通りにすることに…。春斗はいつも、瞬太の欲しいものを与えてくれるからだ。

息を切らしてやってきた春斗と里穂子は瞬太から自殺するつもりはないことを聞いて安心する。そして、一度ハマると深堀せずにはいられなくなる里穂子の情報収集力から潤平がコンビ結成の時の想いを綴ったブログを発掘、潤平が本気で春斗と『マクベス』をやりたいから、へそを曲げてしまう春斗の性格を思って、最初に誘わなかったことを内緒にしていたのではないかと推測する。

そして再び、コント「屋上」のオチ直前。作り込んだ台本に強い思い入れるある潤平が、はじめてアドリブ「あなたを選んで良かった。本当よ」は、潤平の精一杯の謝罪であり、続く瞬太も「安心してください。もう死のうなんて思いません」と春斗に向けたセリフをぶちこみ、泣き笑いのオチが決まった。

■第3話「奇跡の水」あらすじ
コント『奇跡の水』。明転した舞台に現れたのは兄弟を演じる春斗(菅田将暉)と潤平(仲野太賀)、そして謎の男を演じる瞬太(神木隆之介)。誰が見ても怪しさ全開の水を崇拝する兄とそれを説得する弟をテーマにした、マクベスのとりとめのないコントの『前フリ』が始まる。

1年半前、廃人寸前になっている姉・里穂子(有村架純)を自宅で見つけて以来、生活を共にしているつぐみ(古川琴音)。つぐみの最近の心配は、『マクベス』解散発表以来、里穂子がため息ばかりついていること。一方、春斗が気にかけているのは、完璧人間だった兄・俊春(毎熊克哉)のこと。非の打ち所のない順風満帆の人生を歩んできた兄が人生に挫折。今では実家の部屋に引きこもっている。自分が好きな道に進めたのは、しっかり者の兄がいてくれたから。春斗は自分も兄を追い込んでしまった一端を担っていると感じていた。

日本テレビ 2021年4月スタート。毎週土曜日よる10時放送、「コントが始まる」。出演:菅田将暉、有村架純、神木隆之介、仲野太賀、吉川琴音、中村倫也、鈴木浩介、松田ゆう姫、明日海りお、小野莉奈、米倉れいあ 毎熊克哉 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@conpaji_ntv」。関連動画は番組公式サイトで公開されている。

日本テレビ「コントが始まる」番組公式サイト
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