杉咲花「おちょやん」第22週「うちの大切な家族だす」千代はラジオドラマを通じてみんなのお母ちゃんになってゆく!予告動画

2021年05月01日08時30分ドラマ
@NHK

ついに始まったラジオドラマ「お父さんはお人好し」で、アドリブも交えつつ千代(杉咲花)と当郎(塚地武雅)の人気は上がり、ついに全国放送に!やっときた千代の幸せに視聴者も安心!更なる活躍に期待がかかる!NHK朝の連続テレビ小説「おちょやん」、第22週「うちの大切な家族だす」(5月3日~5月7日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



4月26日から放送された第21週の26日(月)第100話は驚きの連続だった。15分という短い時間の中で、栗子(宮澤エマ)の再登場や、千代の子供時代を演じた毎田暖乃が姪の春子役で登場したこと、そしてなんといってもポスターでの出演だが、人気女優の箕輪悦子役で天海祐希が登場した。ラジオドラマでNHK側、脚本家の長澤誠(生瀬勝久)が出演させたいと思う大スターの箕輪悦子役としてポスターでの登場となった。第100話では何回もポスターが映ったが、本人が動く映像はない。漫才師・花車当郎(塚地武雅)は本編を見るまで、箕輪役がだれだか知らず、テレビで天海祐希がでていることに驚き、慌てて本人に連絡したところ「塚地くん、箕輪推しじゃなかったわね」という粋な返信がきたという。21週目にしてやっと千代に幸せな明かりが見え始めた。朝ドラ受けの「あさイチ」の大吉が「塚地君がやってくれますよ」と言った通り、102話では栗子、春子の気持ちもしっかりとつかみ、千代(杉咲花)も笑顔となった。

そして、千代が女優となってからたびたび贈られてきていた花束は、栗子が送ってくれていたことが分かった。ずっと千代のことを見守ってきていたのだ。そのおかげで、鶴亀新喜劇の最終日に芝居に失敗してしまい、家を出た千代のことをすぐに発見できたことにも納得できる展開となった。

5月3日から放送される第22週「うちの大切な家族だす」からは、ラジオドラマに出演し、一気に知名度があがっていき、全国的な「お母さん」となってゆく千代の姿が描かれる。NHK朝のテレビ小説で、幼少期の苦労はよく描かれていたが、ここまで不幸が続くのは珍しく、多くの視聴者が早く千代に幸せになってほしいと願っていた。残り、2週、10話となったが、これからは俳優として大成してゆく千代の姿を安心して見ていられる。

【第21週(2021/4/25-4/30)ネタバレあらすじ】
千代(杉咲花)が道頓堀から姿を消して、1年が過ぎた。劇団の色恋沙汰が世間の目に触れ、鶴亀新喜劇もイマイチ波に乗れていなかった。それでも一平(成田凌)は新しい生活、灯子(小西はる)の産んだ子供と3人での生活を始めていた。

その頃、NHK大阪放送局では「お父さんはお人好し」というラジオドラマの企画が進んでいた。お母さん役に人気女優・箕輪悦子(天海祐希)を起用したい脚本家の長澤誠(生瀬勝久)、NHKの担当に対し、千代を推すのは漫才師・花車当郎(塚地武雅)だった。千代と当郎は戦時中、防空壕でたった一回会っただけだが、当郎はその時の千代との会話のテンポの良さが忘れられずにいたのだ。あまりに当郎が薦めるので、脚本家の長澤も次第に、失踪中の千代の存在が気になり始める。その矢先、スタッフが居場所を突き止め、本人と接触する。しかし、自分は竹井千代ではないと否定されてしまう。

1年前、道頓堀を飛び出し、雨の中で行き場を無くした千代を家に連れて帰った栗子(宮澤エマ)。身寄りのない孫・春子(毎田暖乃)の身を案じ、育ててほしいと千代に切り出す。しかし家族を失った原因でもある栗子に対し、灯子への感情も重なり、憤る千代。感情に任せて「そんなに困っているなら奉公にでもなんにでも出してしまえばいい」と言って春子を傷つけてしまう。傷ついた春子をみた千代は謝る。そして、千代は春子からあることをお願いされる。それは宿題を教えてほしいということだった。栗子に見てもらえばいいというが、栗子は字が読めないのだ。千代同様に厳しい子供時代を送っていたのだった。栗子、千代、春子の3人での生活が始まった。

栗子の家に突然押し掛けてきた花車当郎に完全にペースをくるわされた千代だったが、春子の嬉しそうな様子や当郎との会話で図らずも元気をもらっていることに気がつくのだった。一方、脚本家の長澤(生瀬勝久)も当郎と千代の掛け合いを聞きながら大きな手応えと期待を感じつつ、千代本人に役者に戻る確固たる決心がなければ良い作品はできないとも覚悟していた。ラジオドラマ「お父さんはお人好し」のお母さん役に、竹井千代を配役することを諦められない長澤は、思い丈を全て千代にぶつけるのだった。一方で千代は、「お家はんと直どん」の千秋楽での自分の失態が脳裏から離れず、つらい思い出を引きずっていた。長澤の言葉に心揺さぶられるも断るのだった。

その日の夕方、春子が嬉しそうな様子で学校から帰ってくる。春子の言葉が、千代の何かを動かした。春子は千代の助言で学校での文章の発表もうまくいき、これからも千代にそばにしてほしいと言った。

ラジオドラマに出ることを決心した千代の元に脚本が届いた。一晩中脚本を読みこなして役作りをする千代の姿を見て、栗子は再び花束を用意する。実は、千代に花束を贈り続けてくれていたのは栗子だったのだ。

そして、ラジオドラマの顔合わせの日、千代はみんなの前で感謝の気持ちを表した。



【第22週(2021/5/3-5/7)あらすじ】
■第106話(月)
千代(杉咲花)が出演を決めたラジオドラマ「お父さんはお人好し」は、大阪で果物屋を営む夫婦と十二人の子どもたちが巻き起こす喜怒哀楽のホームドラマであった。千代と漫才師の花車当郎(塚地武雅)が夫婦役だった。初めての台本の読み合わせの日、千代は集まった出演者たちに、お互いに役の名前で呼び合わないかと提案する。すると当郎含め、子どもたちも大賛成。しかし、長女・京子は余裕のない表情で台本に目を落とすばかり…

■第107話(火)
ラジオドラマ「お父さんはお人好し」への千代(杉咲花)の出演は、新聞報道で道頓堀の「岡福」の人々や鶴亀新喜劇の団員も知ることとなった。当時のラジオドラマは生放送が一般的で、放送当日は緊張の中、千代はマイクの前に立つ。ラジオの前では千代の声に耳を傾けるみんなの姿があった。この日の物語は次男・清二の結婚式のドタバタ劇。千代と当郎(塚地武雅)の掛け合いは順調だったが、千代が台詞を2ページも飛ばしてしまい…

■第108話(水)
ラジオドラマ「お父さんはお人好し」の第1回の放送は、絶体絶命のアクシデントの危機を千代(杉咲花)と当郎(塚地武雅)の機転でなんとか脱する。その結果、お茶の間では大好評。女優・竹井千代は見事に復活を遂げた。番組は好調で半年間が過ぎ、道行く人に「千代子お母ちゃん」と呼ばれる程だった。一方、一平(成田凌)は3か月後の新作を熊田から依頼されるも書けずに苦しんでいた。そんな中、一平は寛治に頼み事をするが…

■第109話(木)
大人気となった「お父さんはお人好し」は、1時間の特別版の放送が決まった。その矢先、脚本家の長澤(生瀬勝久)が入院してしまう。さらに五女・静子が家出をしてしまい、放送局まで両親が駆けつける騒ぎとなる。その静子の居場所は千代(杉咲花)の住む栗子(宮澤エマ)の家だった。大学進学できる成績をとるため、ラジオドラマでの俳優活動をやめるよう両親から説得されたからだった。千代は泊まるよう勧め、親身に相談にのる…

■第110話(金)
「お父さんはお人好し」の1時間特別版の放送当日。放送開始30分前にようやく最終原稿が届く。入院していた脚本家の長澤(生瀬勝久)自らが持ってきたのだった。長澤をねぎらう千代(杉咲花)と当郎(塚地武雅)だったが、すぐに放送準備に入るのだった。この日の物語は、戦争で大陸に渡った夫と終戦後も音信不通だった次女・乙子に医者との縁談が持ち上がるというもの。戦争未亡人に焦点を当てた話にラジオの前の聴衆も息をのむ

【作】八津弘幸
【出演】杉咲花、成田凌、篠原涼子、生瀬勝久、名倉潤、東野絢香、塚地武雅、前田旺志郎、宮澤エマ、毎田暖乃、西川忠志、小西はる、渋谷天笑、大塚宣幸、大川良太郎、松本妃代、藤山扇治郎、竹本真之ほか
【語り】桂吉弥
【音楽】サキタハヂメ
Twitter公式アカウント「@asadora_bk_nhk」

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 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
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