父殺しの黒幕は千堂(椎名桔平)!?「桜の塔」第5話ついに第1部完結!第4話ネタバレあらすじと予告動画

2021年05月07日09時50分ドラマ
©テレビ朝日

主演・玉木宏、脚本・武藤将吾で送る警察エンタテインメントドラマ「桜の塔」真の黒幕は漣(玉木宏)が信頼する千堂(椎名桔平)だった!父を死に追いやった千堂を失脚させるために、漣は爽(広末涼子)と共に以前千堂が指揮をとっていた5年前の傷害事件の捜査に乗り込む!波乱含みの第1部完結編となる、テレビ朝日 2021年5月13日木曜よる9時から「桜の塔」第5話を放送、予告動画は公式番組サイトで公開、見逃し配信はTELASA(テラサ)にて。



ラストに怒涛の展開を見せた5月6日に放送された第4話では、玉木宏演じる上條漣が警察の不正を暴き、それに加担していた吉田鋼太郎演じる権藤秀夫と対峙する緊張感溢れる長尺シーンが話題を呼んだ。一見、漣の父・勇仁(岡部たかし)を殺したのは「薩摩派」の権藤かと思われたが、実は更に黒幕がいた。漣が入手した防犯カメラに映り、勇仁に拳銃を突きつけ自殺を強要した人物は、なんと漣の上司、「外様派」の千堂大善だった!「俺がお前の父親の死を見届けた」と言い放った千堂に、漣はどう立ち向かうのかが今後の見どころとなりそうだ。

また、エリート刑事、富樫遊馬役の岡田健史が主演を務める「桜の塔 アナザーストーリー」がTELASA(テラサ)で独占配信!第4話では爽とのデートをかけ「薩摩派」に潜入しスパイ活動で活躍を見せた富樫。弟キャラの富樫を、注目の若手俳優、岡田健史が魅力たっぷりに演じ好評得ているが、そんな富樫と彼が所属する捜査一課水樹班の知られざる物語となる。配属初日のエピソード0含め展開されるので、ドラマの本編と合わせてこちらも注目したい。

そして5月13日放送の第5話では、千堂を失脚させるために漣が奔走する。漣は千堂が他にも警察の不正に関わっていると睨み、敵対する「東大派」の吉永晴樹(光石研)の協力を仰ぐ。吉永に拒否されるも、彼が漏らした「5年前の傷害事件」にヒントを得て爽と共に捜査を開始するのだが・・・。果たして漣は、強敵である千堂を倒せることができるのか?ついに1部完結編となる第5話では新たな展開が待ち受ける!



■第4話ネタバレあらすじ
押収した拳銃の横流しのノウハウを捜査一課の刑事・高杉賢剛(長谷川朝晴)に教えたのがなんと刈谷銀次郎(橋本じゅん)とわかった。父親亡き後、親代わりをしてくれていた銀次郎が犯行の片棒を担いでいたことを知った漣は、なぜそんなことをしたのか問い詰める。銀次郎は上層部に23年前の押収品横流し事件を思い出させるために仕組んだと説明し、さらに漣の父・勇仁は自殺ではなく誰かに殺されたと衝撃の事実を告げられる。さらに漣は、クラブSのママ・小宮志歩(高岡早紀)が警察官時代に拳銃などの押収品が偽物とすり替えられていることに気づき、勇仁に相談していたことも聞かされた。そしてこの事件は警備部長・権藤秀夫率いる「薩摩派」が関係していた。

その権藤は、警察学校を卒業する息子の勝利(新原泰佑)を同じ警備部に配属させた。漣は水樹爽に、父親の死に警察内部の犯行が絡んでいることを打ち明けるが、それを聞いていた刑事部長で「外様派」の上司である千堂大善からは派閥のダメージになるような復讐はやめるように言われてしまう。一方、権藤は高杉の横流し事件を知って、黙っていた警務部長の吉永晴樹を責めたてた。しかし、権藤は監察官である漣が自分の担当する事件以外の資料閲覧をブロックし、23年前の事件をこれ以上詮索できないよう既に手を打っていた。

漣は入院中の同期で警務部の馳道忠(渡辺大知)を訪ね、同じく見舞いに来た新垣広海(馬場徹)から権藤が「薩摩派」に警察学校でトップだった富樫遊馬(岡田健史)を引き入れようとしていることを聞いた。そこで漣は馳から教えられたダミーの認証コードにより「薩摩派」のOB一覧を手に入れ、爽と共に保管庫に出入りしていた人物を洗い出そうとする。さらに富樫の協力を得て「薩摩派」の内部から不正を暴こうとするのだった。

スパイとして「薩摩派」に潜入した富樫は横流し事件に関わる極秘情報の入手に成功、そこには警察庁長官である新垣の父の名前も載っていた。一方、富樫のスパイ活動に気づいた新垣は権藤にこのことを報告した。怒った権藤は荒牧雄彦(段田安則)を介して千堂に漣を止めるよう仕向けた。千堂は荒牧も所属する「薩摩派」をけん制しながらも、漣に釘を刺すと約束した。

そこで千堂は漣に休暇を出し、詮索はやめるよう警告した。漣は千堂の娘の優愛(仲里依紗)との結婚式の準備を進めるが、全く集中していない漣に優愛はいら立ちを隠せず、漣の大事にしている父の形見であるスキットルを投げつけた。その時漣は、傷ついたスキットルのカバーの下に彫られていた住所を発見した。爽とその住所へ向かってみると、そこは押収品を横流しするアジトのようなところで、勇仁が自殺した日の防犯カメラ映像を入手することができた。さらに新垣から23年前の詳細が記された長官の手帳を渡された漣は、そこに防犯カメラ映像に映っていた同じ人物の名前を発見した。

その後、漣は権藤に会いに行き、23年前「薩摩派」が押収した拳銃や覚せい剤を横流ししていた事実を突きつけた。新垣から渡された長官の手帳には権藤と勇仁が会っていたことも記されており、漣は事件を公にするつもりはなく、ただ真実が知りたいだけだと問い詰めた。すると権藤は当時、このことをマスコミにリークしようとした勇仁に、実行すれば警察から社会的に抹殺されるから止めるよう説得したと告白した。しかし勇仁は正義を貫き告発を決意したのだった。

権藤は警察という組織を守るために事件を隠蔽していた。しかし正義を貫く警察官のあるまじき発言を息子・勝利に聞かれていた権藤は「自分を偽って息子と向き合えなくなることがもっと怖い」と言っていた勇仁の言葉を思い出し、勇仁を救えなかったことを漣に謝罪した。漣は、防犯カメラに映っていた映像を権藤に見せた。そこには勇仁に拳銃を突きつけ自殺を強要する男の後ろ姿があった。そこに置いてあるライターが権藤のものだったことから、漣は父を死に追いやったのは権藤だと思っていたが、なんとそのライターは千堂からもらったものだった。さっそく漣は千堂にその映像を見せ問い詰めると、千堂は自分が勇仁の死を見届けたと告げるのだった。

■第5話あらすじ
漣の父を自殺に追い込んだのが、自らが所属する「外様派」派閥のトップである千堂だと知り、漣は千堂を追求する。千堂は脅迫したことを認めるも、唯一の証拠である防犯カメラのビデオテープは画像が粗く、科捜研でも居合わせた人物が千堂であることを特定するのは不可能だった。

前途を絶たれた漣だったが、狡猾な千堂は他の事件でも不正や汚職に手を染めていると考え、「東大派」の吉永に協力を求める。協力することを拒否する吉永だったが、ふと「5年前の傷害事件でなぜ犯人が捕まらないのか不思議でならない」と独り言を漏らした。それが何かヒントだと感じた漣は、爽と共に5年前の傷害事件の捜査に乗り込むのだが・・・。

テレビ朝日 2021年4月15日スタート。毎週木曜日よる9時放送、「桜の塔」。出演:玉木宏、広末涼子、岡田健史、森崎ウィン、仲里依紗、橋本じゅん、高岡早紀、光石研、吉田鋼太郎、椎名桔平ほか。番組公式Twitterアカウントは「@SakuranoTou_ex」PR動画は番組公式Twitterで公開されている。

テレビ朝日「桜の塔」番組公式サイト

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