神木隆之介が逝く母へ“死ぬなんて認めない”に号泣!「コントが始まる」第5話あらすじと予告動画

2021年05月09日12時40分ドラマ
@日本テレビ

『マクベス』存続問題にリミット!続けるのも地獄、辞めるのも地獄…菅田将暉、仲野太賀、神木隆之介の3人が出した答えとは?日本テレビ 2021年5月15日(土)よる10時から放送の「コントが始まる」第5話のあらすじとみどころ、第4話ネタバレあらすじを紹介、予告動画と関連動画は番組公式サイトで公開中だ。すべてアドリブ「マクベスの23時~皆様の質問に本当に答えます~」がHuluで独占配信中!



「コントが始まる」は20代後半で“大敗”の渦中にいる男女5人の若者の生き様を描いた青春群像劇!5月8日に放送された第4話「捨て猫」で、なんでも否定する母親と絶縁状態にあり、孤独の傷が癒えずにいる「捨てられた猫」のような瞬太と、とにかく傷ついた存在を放っておけない「猫を拾ってくる」つぐみが交差していく話だった。母の性格を“勝手だ”と断罪する瞬太も、実は甘えん坊の寂しがりやで、それでいて頑固で我を曲げない猫気質だ。死にゆく母を前にした瞬太の愛憎半ばにする複雑な感情の機微を神木がみごとに演じて視聴者を号泣させ、そのままエンディングまで泣きのシーンが続き、伏線回収を見逃しそうになるほど、感情を揺さぶられることに。

意外だったのは、トリオ名『マクベス』の発案者が奈津美だったということ。真壁の教え子=“makabe's student”から「マカベス」、それを整えて「マクベス」にしたのだという。これまでは、“潤平の彼女”という一歩引いた存在だった奈津美も、実は『マクベス』には欠かせない人物だということが強くアピールされた。真壁に仕事の相談し、「遮二無二ガンバレ」と励まされていた奈津美。学校のマドンナ的存在の彼女が主体となる回も近々やってくるのかも?第4話でも伏線となるセリフがいくつも再回収。「着信履歴」や「遮二無二」、オチに使われた「認めません」、「ワンワンワン」「ミートソース」など、今回も物語の鍵となるワードが沢山登場した。

5月15日に放送される第5話「カラオケボックス」では、主人公である20代後半の若者たちに、迫りくる現実と夢との境界線をどう乗り越えていくのかを考えさせる。真壁がマクベス解散を勧めた時に語ったように、30代で夢を追い続けるには、これまでとは別の辛さと選択を迫られる。「今までと同じ」ではいられないが、変わるには勇気が入り、そして恐怖が伴う。「今のままではいけない」と感じていた『マクベス』と中浜姉妹、それぞれがだらだらと現状を維持し「延長」し続けた果てに下した決断とは!?

5人の生き様が大きくうごめき始める必見の第5話!一度でも夢を目指したことのある人、夢を抱いたことのある人、そして誰かと大切な時間を過ごした経験のある全ての人に突き刺さる、共感の物語が今始まる。


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■第4話「捨て猫」ネタバレあらすじ
前フリ・コント「捨て猫」(瞬太による唯一のネタ)。ステージに現れる段ボールに入った捨て猫役の春斗(菅田将暉)と、野良猫役の瞬太(神木隆之介)。マクベスによるとりとめのないコントの前フリが流れ…。

潤平(仲野太賀)は、高校の担任・真壁(鈴木浩介)を呼び出し、彼女の奈津美(芳根京子)と共に瞬太(神木隆之介)の勤める焼き鳥ハウス「ボギーパット」で昔話に花を咲かせていた。「マクベス」はの名づけの由来に真壁が関わっているという話になり、高校時代、瞬太の車にマクベスの3人と真壁が共に乗った1日のことを想い出す。その日は真壁の息子・太一が生まれた日。なぜか瞬太は生まれたばかりの息子を愛くるしそうに見つめる真壁を見て、涙を流していた。

瞬太の母・友利子(西田尚美)は“なんでも否定”する人で、母子の関係は決して上手くいっておらず、高校卒業後に家を出た瞬太はもう7、8年母と会ってもいなかった。高校時代プロゲーマーの道を希望する息子に「断じて認めませんから!」と三者面談で強く公言していたことは『マクベス』の間でも笑いのネタになっている。2年前、春斗と潤平が友利子にミートソースを奢ってもらった時、友利子は“なんでも否定”の自分の性格を反省しつつ、もう起きてしまったことは戻せないと諦めてもいた。春斗と潤平は、いつか瞬太に会わせてあげると友利子に約束する。

一方、里穂子(有村架純)は自宅で一生懸命に熱帯魚の世話をする妹のつむぎ(古川琴音)を見て、同じく昔のことを思い出す。姉のことを献身的に支えてくれる今の日々もそうだが、つむぎは昔から面倒見がよく、傷んだ人形で遊んだり、捨て猫を拾ってきたり、とにかく傷ついた存在を放っておけない性格だ。中高では野球部のマネージャーを精力的に勤めて“伝説のマネージャー”と讃えられたが、その後燃え尽きて進学も就職もせず、アルバイトで日々を過ごしている。仕事場のスナック「アイビス」で、仕事に疲れたオジサンたちを労り、住む家を無くて困っている同僚・うらら(小野莉奈)を家に招くなど、つむぎの優しさは健在だ。

瞬太の携帯には、最近頻繁に母からの着信があった。春斗は「着信履歴は心配しているのメッセージだろ?」と、かつて瞬太に言われた言葉を投げかけるが、瞬太は
「あの人とは親子の縁を切った」と頑なに拒否していた。

真壁が「マクベスハウス」に飲みに来るという日、またも瞬太の携帯に着信があり、春斗が代わりに出てみると、友利子の入院先の病院からの電話だった。今日明日にも母が命を終えると告げられても平静を装う瞬太に、春斗と潤平は「友利子に会わせると約束した」からと病院へ行くようにと説得。しかし、瞬太はとりあわず、そのまま家を飛び出してしまう。

その夜、「マクベスハウス」を訪れた真壁に、春斗と潤平は『マクベス』解散に迷いが出ていることを相談すると「解散したほうがいいと思うぞ」と予想もしていなかった助言を貰う。真壁は自分も“夢を追う辛さ”が分かるからといい、「18からの10年と28からの10年の辛さは別次元だ。もう充分やったんじゃないか」という。真壁には、いつものように「遮二無二やれ!」と激励されるとばかり思っていた2人は驚きのあまり笑ってしまう。

一人途方に暮れていた瞬太は、つぐみに「SOS」のメッセージを送る。「顔も見るのも嫌なくらい恨んでいるなら、最後になんか言ってやればいいじゃない。私だったらそうするな」と、つぐみに優しく背中を押された瞬太は、もうほとんど意識のない母のもとに…。久しぶりに会う母に、ずっと抑えていた愛憎半ばにする感情が沸きあがり、喜びと悲しみの表情に揺れる瞬太。「いくらなんでも早すぎる。死ぬなんて、認めないからな」という瞬太に、友利子は「ごめんね…」と応えるのだった。

友利子の葬式後、瞬太は自分の車を運転しながら、いつものようにネタ合わせをしようと提案する。自分にはもう『マクベス』しかなくなってしまったのだからと目を潤ませる瞬太に、春斗と潤平は真壁から「解散」を勧められたことを言えないでいる。マネージャー楠木(中村倫也)からの着信に、呼吸を整えてから応じた春斗は、マクベス解散の結論について「時間をください」と延長を願い出る。

「アイビス」で酔っぱらった瞬太がミートソースを食べたがり、冷凍したのならあるよと、つぐみは自宅で手作りのミートソーススパゲッティーを振る舞う。それは、瞬太がつぐみにSOSを送った日にすでに用意されていたものだった。母との思い出でもある好物にチーズを山ほどふりかけ幸せそうに頬張る瞬太。つぐみの周りには、いつも弱ったものや傷ついたものが集まってくる…里穂子は、つぐみ自身にも自分を大事にして欲しいと切に願うのだった。

「ワンワンワーン」という大将・安藤(伊武雅刀)のブルドックの遠吠えが名物の、焼き鳥ハウス「ボギーパット」での仕込み中、安藤に「親だとおもってくれ」と言われた瞬太は、入ったときからそう思っていたと告げ、微笑みを浮かべる。

再び、コント「捨て猫」のオチ直前。「捨てられたんじゃない、元々野良なんだ」と言い張る野良猫・瞬太は、捨て猫・春斗に「飼い主の元へ帰れ!」と追い出すと、自分が“拾ってください”と描かれた段ボールに入り込む。そして、そこに現れた
オジサン(潤平)に、拾ってくれとアピールするも、「犬じゃないのか」とがっかりされて、「ワン!ワンワンワン」と犬のフリをして愛想をふりまき、オチとなった。

■第5話「カラオケボックス」あらすじ
コント「カラオケボックス」。ステージに現れる中年カップル役の瞬太(神木隆之介)と潤平(仲野太賀)。そして、カラオケ店員役の春斗(菅田将暉)。制限時間を告げる店員の前で、中年カップルは「延長」をめぐって揉めだして…。『マクベス』によるとりとめのないコントの前フリが始まり…。

里穂子(有村架純)と共に生活をし始めてから1年半の月日が流れたつむぎ(古川琴音)。今流れる時間に不満はなくとも、このまま姉の家に居座り、横で世話をし続ける日々に疑問を感じ始める。しかし、変えなくてはいけない現状を理解しつつも、何かの一歩を踏み出すことに恐怖に似た感情を持つつむぎ。その横には無邪気な顔で夢を追いかけ続けるように見える瞬太が居た。一方の瞬太は自身がプロゲーマーを引退し、春斗や潤平と共にマクベスとして活動を始めてからの煌めくような日々を思い返していた。だが、少しずつ今の自分たちの姿はその時から「変化」を持ち始めていることにはずっと気付いていて…。


日本テレビ 2021年4月スタート。毎週土曜日よる10時放送、「コントが始まる」。出演:菅田将暉、有村架純、神木隆之介、仲野太賀、吉川琴音、中村倫也、鈴木浩介、松田ゆう姫、明日海りお、小野莉奈、米倉れいあ 毎熊克哉 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@conpaji_ntv」。関連動画は番組公式サイトで公開されている。

日本テレビ「コントが始まる」番組公式サイト
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