玉木宏×椎名桔平の激闘に興奮「桜の塔」第6話、漣の報復が始まる第2部開幕!第5話ネタバレあらすじと予告

2021年05月14日09時00分ドラマ
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父の敵である千堂大善(椎名桔平)に完敗した上條漣(玉木宏)だったが、それから舞台は一気に5年後へ!ある議員の収賄罪を巡り漣と千堂が対立、しかし事件の裏で糸を引いているのは千堂だった!?テレビ朝日 2021年5月20日木曜よる9時から放送の「桜の塔」第6話あらすじと第5話ネタバレあらすじを紹介、予告動画は公式番組サイトで公開、全話はTELASA(テラサ)で独占配信中だ。



5月13日に放送された第5話で激動の第1部が完結した。漣の父・勇仁(岡部たかし)を自殺に追いやった人物が千堂とわかっただけでなく、今まで漣が信頼を寄せていたクラブSのママ・小宮志歩(高岡早紀)も裏で千堂と通じていたことが発覚し、気づけば漣の周りは敵だらけに。その中で圧巻だったのは、千堂が漣を追い込むシーン。千堂役の椎名桔平が凄みをきかせた演技で視聴者を引き込んだ。なんと台本にして20ページにも及ぶ長尺シーンで激闘を見せた玉木と椎名。先の読めない2人の直接対決に、視聴者は「椎名桔平のクセのある悪役大好き」「玉木宏渾身の攻撃を全て返り討ちにする椎名桔平ほんとやばかった。」と大いに盛り上がりを見せた。

そして第2部の開幕となる5月20日放送の第6話では、漣と優愛(仲里依紗)の結婚式から一気に時が流れ5年後へ。千堂は副総監に就任し、漣は捜査二課の課長というポストに就いていた。漣は着々とエリート街道を突き進む一方で、虎視眈々と宿敵千堂を引きずり下ろすチャンスを狙う。そんな中、漣はある議員の受託収賄財の証拠を掴むのだが、千堂の指示で立件が出来ない状態が続く。しかし、どうやらその裏で千堂が糸を引いているようで・・・。政界スキャンダルを武器に、出世レースに新旋風が巻き起こる第6話もお楽しみに。



■第5話ネタバレあらすじ
23年前、警視庁の大派閥「薩摩派」の幹部が中心となり組織ぐるみで行っていた押収品の横流し事件。そのことを告発しようとした漣の父・勇仁を自殺に追い込んだのは、漣が尊敬する上司、千堂大善だった。このことを漣から追求された千堂は、勇仁が告発しないよう脅迫し、自殺に追いやったことを告白。しかし漣が持っている防犯カメラの映像が粗いため、千堂と判断することが困難だった。そこで漣は、千堂の自白を録音して証拠にしようと、テープレコーダーを密かに設置していたが、それも千堂に見抜かれてしまった。そして「俺はお前ごときが倒せる相手じゃないんだよ。」と自信をのぞかせ千堂はその場を立ち去った。

父を死に追いやった人物が千堂とわかり、漣は千堂が他にも不正を働いていないか過去の事件を洗い出した。さらに千堂らと次期警視総監の座を争っている警務部長・吉永晴樹(光石研)に告発材料がないか相談した。漣と危ない橋を渡ることはできないと言った吉永だったが、調布で起きた未解決の傷害事件にふれ「なぜ犯人が捕まらないのか不思議でならない」と漏らした。この事件は、当時28歳男性が何者かに突き飛ばされ全治3カ月の怪我を負ったが、被疑者は車で逃走し、未だその犯人は捕まっていなかった。そして当時、この事件の指揮を執っていたのは千堂だったことから漣はこの事件を捜索することにした。

一方、漣が優愛と喧嘩して仲直りをしていないことを知った水樹爽(広末涼子)は、富樫遊馬(岡田健史)を合わせた4人で、ダブルデートをすることを提案した。休日に4人でバーベキューを楽しんでいる中、優愛の何気ない一言から、漣は千堂が持っていたスポーツカーが傷害事件に関係していると疑い始めた。また、調布の傷害事件について調べていた刈谷銀次郎(橋本じゅん)は、傷害事件の被害者のもとに佐久間義孝(少路勇介)が見舞金100万を持って現れたという証言を入手していた。その頃、千堂は警視総監の荒巻雄彦(段田安則)から呼びだされ、もし勇仁を自殺に追いやったのが千堂であれば容赦なく断罪すると警告を受けていた。

さっそく漣は佐久間を呼び出し、5年前の傷害事件について話を聞いた。すると驚くことに、犯行車両は千堂のものだったとわかった。漣は、新垣広海(馬場徹)と復職してきた馳道忠(渡辺大知)から千堂を敵に回すのは得策ではないから捜査から手を引くよう言われたが、漣は千堂を呼び出し、5年前に起きた傷害事件について「あなたを告発します」と告げるのだった。

そして漣は、逃走した車は千堂のものだったが、男性を突き飛ばしたのは優愛だという真相を千堂にぶつけた。漣は優愛から、衝突した車の運転手から暴行されそうになり、身を守るために男を突き飛ばしたら運悪く頭を強打したと話を聞いていたのだった。「証拠はあるのか」と食い下がる千堂の前に、漣は佐久間から渡されたドライブレコーダーの映像が入ったUSBを見せ、これを証拠に告発すると告げるのだった。

千堂を追い込んだと思われた漣だったが、「甘いんだよ、何もかも。」と余裕を見せる千堂はさらに上手だった。佐久間を使って偽の映像を漣に渡るようにし、漣がリークしようとしていた週刊誌の記者・相澤(松田賢二)に連絡し、芸能人のスキャンダルを提供、未解決の傷害事件の記事を差し押さえた。漣の準備したものが覆されていく中、事件を記事にすることを千堂に教えたのは、なんと漣の仲間である小宮志歩だった。千堂は病気の志歩の母親に最善の医療を提供する代わりに、自分に使える駒として漣に関する情報提供を受けていたのだった。

次々と明らかになる真実の中、漣の反逆は失敗に終わり千堂から追い詰められる状況に陥ってしまった。形勢逆転した千堂は、23年前の夜について語りだした。千堂は銃口を勇仁に突きつけ、告発を止めるか、告発して罪を被るか、自殺するか選択を迫った。嘘をつくことは自分の正義に反するが、漣を巻き添えにしたくないと思った勇仁は、漣に遺言を遺し、命を絶ったのだ。そして千堂は警視正への昇進のために、薩摩派の幹部に願い出てこの汚れ仕事を請け負ったと真実を明かした。それもすべて出世のためだという千堂に漣はいら立ちを隠せなかった。

しかし、千堂からは、出世のために他人を犠牲にしてきた漣も同じ「サッチョウの悪魔」だと言われてしまう。そして千堂は警視総監の座を手にすると宣言し、漣には優愛を大事に思う姿勢に免じて、今回の件は見逃すと告げるのだった。すべての計画が覆され、打ちのめされた漣は爽の元へ向かった。雨に濡れ、涙を流す漣を労わる爽。これ以上苦しむ漣を見たくない爽は優愛の元へ行かないで欲しいと頼むが、漣は復讐を胸に誓い、優愛が待つ自宅へ帰って行った。それから数日後、警視庁幹部が顔を揃える中、漣は優愛と皆に祝福され結婚式を挙げたのだった。

■第6話あらすじ
優愛との挙式から5年後、漣は千堂への復讐を胸に秘めつつ、警視庁刑事部捜査二課の課長に着任し、着実に出世の道を歩んでいた。方や千堂は副総監となり一介の派閥に過ぎなかった「外様派」を一大派閥「千堂派」を構築していた。そんな折、漣は国会議員・加森沙代里(中田有紀)の受託収賄罪の証拠を掴む。

しかし、千堂からなかなか立件許可が下りず、漣と千堂の間に一発触発の空気が流れる。そこに捜査二課に異動してきたキャリア組の富樫がとっさに場を取り持ち、事なきを得ることに。元同僚で現在は恋人でもある富樫から一部始終を聞いた爽は漣の今後を心配する。そんな矢先、漣は加森の立件するために重要な証拠となるデータが根こそぎ消えていることに気づくのだが・・・。

テレビ朝日 2021年4月15日スタート。毎週木曜日よる9時放送、「桜の塔」。出演:玉木宏、広末涼子、岡田健史、森崎ウィン、仲里依紗、橋本じゅん、高岡早紀、光石研、吉田鋼太郎、椎名桔平ほか。番組公式Twitterアカウントは「@SakuranoTou_ex」PR動画は番組公式Twitterで公開されている。

テレビ朝日「桜の塔」番組公式サイト

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