テレビ愛知「宮廷女官チャングムの誓い」第21-25話あらすじ:野いちごの味~母の敵

2021年05月16日11時47分ドラマ
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テレビ愛知(月~金あさ9時30分~10時30分)で再放送中のイ・ビョンフン監督×イ・ヨンエ主演の名作史劇「宮廷女官チャングムの誓い」(全54話)、明日5月17日(月)からの第21話~第25話のあらすじを紹介、U-NEXTなどでも全話配信中だ。



「宮廷女官 チャングムの誓い」は、厳しい身分制度の時代に不幸な家庭環境に生まれた主人公チャングム(長今)が、シリーズ前半は宮廷料理人として、後半は女医として活躍し、「大長今(偉大なるチャングム)」の称号をもらうまでの波乱の半生を描いた作品。【「チャングムの誓い]を2倍楽しむ】で各話の詳しいあらすじと見どころ、時代背景、豆知識などまとめて紹介している。

■キャスト
ソ・チャングム(ソ・チョンス)役:イ・ヨンエ
 (子役:チョ・ジョンウン)
チャングムの父チョンス役:パク・チャンファン
チャングムの母パク・ミョンイ役:キム・ヘソン
ミン・ジョンホ(チョンホ)役:チ・ジニ
チェ・グミョン(クミョン)役:ホン・リナ
中宗王役:イム・ホ
チャングムの養父カン・ドック役:イム・ヒョンシク
チャングムの養母(ドック妻)役:クム・ボラ

■第21話 野いちごの味
民家の蔵に幽閉されていたハン尚宮を、トックの知らせを受けて探しに来たジョンホが見つけ、救出する。ようやく宮中に戻ったとき、全7品のうちすでに4品が終了し、チェ尚宮側が3ポイントを獲得。しかしハン尚宮は、そのままチャングムにすべてを任せる。その後、巻き返したチャングムとチェ尚宮の対決は、食後のお菓子で勝敗が決まることに。皇太后は最後の一品を前に、今日の課題「最高の料理」はどれかと両者に質問。チェ尚宮は絶賛されたヨンジョ(イノシシ肉の煮込み)を挙げ、チャングムはこれから出すお菓子がそれだといい、最後の一品「野いちごの砂糖漬け」を出す。その頃、ジョンホはチェ・パンスルの背後にいる「黒幕」の正体を知る。後任の最高尚宮(チェゴサングン)が決まり、3日後の交替を控え、チョン最高尚宮は禍根を残さないよう女官長らに頼んで回るのだが…。チョン最高尚宮を母と慕うヨンセンは、涙ながらに、あれこれと身の回りのお世話をする。そして、その日がやってきた…。
ビビンバ対決で、チャングムは石釜のまま料理を出す。これが、石焼ビビンバ!そして、最後の「野いちごの砂糖漬け」こそは、幼い頃臨終の母に食べさせた最後の食べ物。今回は、チョン最高尚宮とヨンセンとの師弟を越えた、まるで母娘のような関係に注目。特にヨンセンの涙の演技は何度見ても号泣必至!

■第22話 無念の死
水剌間(スラッカン)の最高尚宮にハン尚宮が任命されるも、納得しないチェ尚宮はさらに反撃に出る。チョン最高尚宮は憤怒のあまり卒倒、病状から、最高尚宮にだけ伝えられる書物をハン尚宮に託し、そのまま宮中を退出。ハン尚宮はヨンセンとチャングムを供につける。一方、チェ尚宮は他の尚宮たちに呼びかけ水剌間での作業を徹底的にボイコット、ハン尚宮を孤立させる。
宮中を退出し民家で療養するチョン前最高尚宮に、中宗は侍医を遣わす。しかし間に合わず、チョン尚宮はあとのことをチャングムに託して息を引き取る。葬儀を終え、宮中に戻ってきたチャングムはハン尚宮を支えようと奮闘、女官見習いや男性料理人らの手を借りて何とか仕事をこなす。
一方、あとにひけないチェ尚宮は、競合が本人ではなかったと、負けを認めない。事態は混迷を極め、皇太后も最高尚宮職を任命した自分の決断に迷いを抱き始める。ハン尚宮はついに決断し、皇太后にあることを申し出る。
チョン尚宮は臨終の際、親友を亡くしてから心を閉ざしてしまったハン尚宮を頼む、とチャングムに頼むが、まさしくその友こそチャングムの母ミョンイのこと。そしてその意を汲んだチャングムは弱気になった師・ハン尚宮を叱咤する。師弟逆転の名場面は必見。

■第23話 横領発覚
競合のやり直しを皇太后に提案したハン尚宮。さらに、自分が勝った場合には、事態収拾のため全権を与えてくれるよう申し出る。賛同する后を見、皇太后は今後の采配を后に委ねることに。再競合の課題は「炊飯」。各厨房の尚宮たちが試食し、多数決で決めることになる。グミョンは炊飯の秘技をチェ尚宮に伝える。母の日誌から、かつて母が友人とともに埋めた甘酢の存在を知ったチャングム。甘酢を探し出し、母の友人に宛てた手紙を甘酢の瓶に入れる。
一方、ジョンホは極秘にすすめている横領疑惑調査のため、内禁衛から司憲府に異動。さらなる調査のため、ハン尚宮にあるお願いをする。新しい最高尚宮のもと水剌間新体制が発表され、ある役職が復活することになる。果たしてその役職とは?
白磁器に盛られたご飯と真鍮の器に盛られたご飯。評判が高かったのは白磁器の方だったが、票は真鍮の方に集まる。果たしてその理由は?そして、どちらに勝利の女神がほほ笑むのか?

■第24話 危機迫る
チェ尚宮に指示され、チャングムの帳簿を盗み出したヨンノ。その中にはチャングムの母ミョンイの日誌もあったが、チェ尚宮はそれを、ハン最高尚宮が女官時代に書いたものだと勘違いし、返却させる。ヨンノは料理の秘訣が書かれた日誌と知り、盗み見しているところをヨンセンに見つかり、ハン最高尚宮に取り上げられる。日誌を一目見たハン最高尚宮は、それが親友ミョンイの日誌と知る。一方、ヨンノはハン最高尚宮に見つかったことをチェ尚宮に報告するが、その様子から、チェ尚宮もその日誌を書いた人物に思い当たり、さらにそれを持っていたチャングムの素性を悟ることに。衝撃に震えるチェ尚宮をグミョンが支える。一方、宮中物資の横流しは司憲府を通じて中宗に報告される。危機感を募らせたオ・ギョモらは、自分たちを脅かす人物がジョンホであることを突き止め、ジョンホ追放を画策。それを知ったグミョンは密かにジョンホを呼び出す。
チャングムは、母の親友が水刺間で働いていると信じ、何とか会おうとし、ハン最高尚宮も、女官の中に親友ミョンイの娘がいることを確信し探し回る。イ監督お得意のすれ違いの演出に、ハラハラドキドキ。探している相手がお互いだと、二人はいつ気づくのか?【「チャングム」を2倍楽しむ】の「女官時代③」で詳しく解説。

■第25話「母の敵(かたき)」
ついに互いの素性を知ったチャングムとハン最高尚宮(チェゴサングン)。胸のうちに秘めていた思いを語り合い、喜びの涙にむせび抱き合う二人。幼い頃の母と自分が似ていると言われ喜ぶチャングム。と同時にチャングムは、かつて自分と母ミョンイの命を狙った人物がチェ一族であることを知る。チャングムが隠していたミョンイの身実を証明する唯一の証拠の手紙も盗まれており、チェ尚宮の手に渡ったと察したハン最高尚宮。チャングムをチェ一族から守るため、先手を打つ。
一方、内禁衛(ネグミ)に戻り、異国の密偵の動向を探るため地方に派遣されたジョンホ。しかしそれは表向きの処遇で、実際はトックの家に潜伏しオ・ギョモ一派の調査を続けていた。チャングムは亡き両親の無実を晴らす手助けをジョンホに頼む。
その頃、中宗は療養のため宮中を出て温泉に行くことになり、水剌間(スラッカン)も同行することに。その湯治場はハン最高尚宮が自ら推薦した場所で、チャングムにもゆかりのある場所。ハン最高尚宮らの外出を知ったチェ尚宮は、さっそく手を打つ。
今回ハン最高尚宮は、大失態を犯してしまう。ヨンノを問い詰めたことで、相手に情報を漏らすことになってしまうのだ。そして、今回、王に同行した湯治場でチャングムたちは最大のピンチに陥る。すでにチャングムへの想い口にしているジョンホは、彼女を守ることができるのか?

テレビ愛知「チャングムの誓い」番組公式サイト
 2021.04.16スタート 月~金9:30-10:30
U-NEXTにて見放題!


kandoratop【作品詳細】【「チャングムの誓い]を2倍楽しむ】