最終回へと続く大事件勃発!「イチケイのカラス」第10話 謎が謎を呼び、法廷で嘘が飛び交う!第9話ネタバレと予告動画

2021年06月01日10時19分ドラマ
@フジテレビ

みちお(竹野内豊)の前に登場した被告人は『名無しの権兵衛』(板尾創路)だ!被告人は嘘が嫌いだと言い、起訴事実を否認する!ホームレスを襲った少年たちと名無しの権兵衛の間にはいったいどんな謎があるのか?謎が謎呼ぶ法廷はどうなる?フジテレビ 2021年6月7日よる9時から「イチケイのカラス」第10話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



5月31日に放送された第9話は裁判員裁判の話となった。裁判員裁判は、平成21年に開始され、国民の1000人に一人が裁判員にあたることになる。今回扱う事件は、豪邸で起きた殺人事件だ。容疑者はその家の家政婦で、過去に夫と娘を殺して莫大な財産を相続したと噂された人物だ。裁判員たちはその「噂」に惑わされそうになるが、みちお(竹野内豊)たち裁判官は証拠だけに基づくようにと裁判員を諭す。そして、裁判員が「もっといろいろ知りたい」というと、いつもの職権による裁判所での捜査となった。

裁判員の中にいた一人は、「みちおを見守る会」のメンバー・富樫浩二(明樂哲典)だが、最近ではみちおに感化されてすっかり「鉄の女」イメージがなくなった坂間千鶴(黒木華)も応援し「千鶴も見守る会」を発足させていた。第1話のころの坂間とみちおの関係から考えると、すっかりと打ち解けた二人がラスト2話で更に進展があるのかが楽しみである。

6月7日の第10話でラスト2話となる。そしてラスト2話は続きの事件となり大きな事件へと発展してゆく。事件自体は、ホームレスが石を投げられたことに腹をたてて、石を投げた少年をなぐったという割と単純そうな事件だが、被告は名前も素性もわからないのだ。嘘は嫌いといい、起訴事実を否認する。この謎だらけの被告を演じるのは板尾創路だ。「イチケイのカラス」の前に月9で放送していた「朝顔2」にも出演していたこともあり、板尾は「とにかく謎、謎、謎の被告人を演じるのが毎日楽しくて最高でした。次の7月期の月9も、オファーをお待ちしています」とコメントしている。みちおはその謎をどう解き明かしてゆくのか?

■サウンドトラックプレゼント
竹野内豊主演の「イチケイのカラス」のサウンドトラックCDを50名様にプレゼントする。6月6日23時59分までに番組公式サイトから応募のこと。




※FODで見逃し配信

■前回:第9話ネタバレあらすじ
みちお(竹野内豊)や坂間(黒木華)たち“イチケイ”が扱うことになった「世田谷家政婦殺人事件」が、裁判員裁判で審理されることになった。書記官の川添(中村梅雀)を中心にさっそく裁判員の選任手続きが行われ、その結果、塾講師の大前正一(山崎銀之丞)、結婚相談所勤務の落合清美(池津祥子)、土木作業員の田部公平(山口森広)、主婦の立原理沙子(太田順子)、証券マンの西園寺勝則(永田崇人)、大学生の小中渚(羽瀬川なぎ)の6名が選ばれる。補充裁判員として選ばれたのは、派遣社員の新村早苗(行平あい佳)、「みちおを見守る会」メンバーでもある自由業の富樫浩二(明樂哲典)だった。

事件の被告人は高見梓(春木みさよ)、被害者は桐島優香(八木さおり)。梓は家政婦として桐島家で働いていたが、ある時、柵が破損していることを知りながら3階のバルコニーで優香と争い、突き飛ばして転落させたという。梓は、転落後もまだ息があった優香をそのまま放置した。たまたまやってきて異変に気づいた配達員が救急車を呼んだが、優香は命を落としていた。また優香は、梓に多額の遺産を残すことを1年前に弁護士に書面で伝えていたという。

優香の娘・希美(松風理咲)も見守る中で行われた第1回公判で、梓は、自分は殺していない、あれは事故だと主張する。遺産の件も知らないと証言する。

裁判員たちの中の一人が、実は梓は、5年前に火災事故で夫と娘を亡くし、譲り受けた夫の会社を売却して多額の資産を得ていて「悪女」と書き立てられたことをほかの裁判員にも告げる。裁判員たちは「また同じように財産目当てで殺した」と先入観を抱きそうになるが、みちおたちは「提出された証拠」だけで判断するようにという。

弁護士は証人として希美を法廷で証言させた。希美は心臓が悪く、以前移植をしてもらっていた。梓が家政婦としてやってきてからは、自分のことを娘のように大切にしてくれた人だといい、殺したとは思えないと証言する。検察側の証人は救急車を呼んだ配達員だった。「助けて」と言っていたと証言するが、梓はそれを否定する。

裁判員たちは出された証拠だけではわからないといい、もっと知りたいという。みちおは待っていたかのように、職権を発動して更に捜査をさせたのだった。そして、でてきた新しい証言や証拠をもとに裁判は進む。すると、優香の様子が最近変だったと友人たちが話す。それは長野の山から男性の骨が発見されたというニュースが流れてからだ。梓と優香の二人の関係を調べたところ、梓の娘が亡くなったころに希美の心臓移植が行われていたことが分かった。本来、移植された人間は誰からの臓器なのか知ることはなく、その逆もないが、希美が新聞に投稿した内容から梓はそれを知ったのだった。

そして、法廷で梓が話を始めた。優香は希美の父親でもある男性にだまされたように結婚して、財産の名義を夫に変えられていたといい、長野の別荘に行った際に優香が殺されそうになったのだという。その際、夫を突き飛ばして頭を殴打させてしまった。後で別荘に戻ると夫が死んでいたため、山に埋めたという。そして夫が失踪したようにして今に至っていた。その骨が見つかったことで、昔の罪が暴かれると思った優香が自殺をしたのだった。プールに飛び込もうとした優香を飛びこませないようにしたことがもみ合った形跡とされていた。プールの落ちた後、息があったが、優香が「やめてお願い」といったことで、放置したのだたという。みちおはその証言を聞いて、罪状を「自殺ほう助」として執行猶予を付けた。

事務室に戻ったみちおと坂間だったが、坂間が裁判員に記念品を渡すためにそれを取りに行った。なかなか戻ってこない坂間を心配して身に行くと、坂間が担当して有罪とされたカンニング事件の犯人が逆恨みから坂間を階段で突き落とそうとしてたところだった。間一髪でみちおが助けた。逆恨みを受けた坂間だったが、今後も裁判官として頑張ってゆくと心に誓っていた。

■第10話あらすじ
みちお(竹野内豊)は、弁護士時代の同僚でもある青山(板谷由夏)と、彼女の母親の多恵(銀粉蝶)に会いに行く。愛犬みちこの弟妹が生まれたからだった。帰り道、青山は、独立して事務所を立ち上げるにあたって、得意の企業法務だけでなく国選弁護もやっていくつもりだとみちおに告げる。青山は、その国選弁護である案件を担当するため、またイチケイに通うことになる、と続けた。

あくる日、駒沢(小日向文世)は、レアケースの案件が上がってきたので合議制で審理する、とみちおや坂間(黒木華)たちに伝える。それは傷害事件だったが、被告人が『名無しの権兵衛』なのだという。青山が弁護人を引き受けた案件だった。

第1回公判。どこか飄々とした雰囲気を持つ被告人(板尾創路)は、名前はもちろん、自らの素性を明かすことを拒む。事件は、当時17歳だった被害者の朝倉純(小野寺晃良)の胸部を工具で殴打し、ケガをさせたというものだ。この事件の背景にあるのは、路上生活者に対する少年たちの投石事件だった。河川敷で路上生活者仲間とバーベキューをしていた被告人は、被害者の純を含む5名の少年たちから石を投げつけられた。少年たちを追いかけた被告人は、純を捕まえて注意をした。すると、そのことに腹を立てた少年たちは再び投石行為に及び、路上生活者のひとりにケガをさせてしまう。純を探し出した被告人は、もみ合いになった際に彼が持っていたスパナを奪って殴りつけたという。純は肋骨が折れるほどの大ケガだった。だが、みちおから、起訴事実について間違いはないか、と問われた被告人は、間違っている、嘘だと答えた。そして、自分は嘘が嫌いだ、と言い放ち……。

フジテレビ 2021年4月スタート。毎週月曜日よる9時放送、「イチケイのカラス」。出演:竹野内豊、黒木華、新田真剣佑、小日向文世、草刈民代、中村梅雀、桜井ユキ、水谷果穂、山崎育三郎、升毅、板谷由夏ほか。番組公式Twitterアカウントは「@ichikei_cx」。

フジテレビ「イチケイのカラス」番組公式サイト
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