テレビ愛知「宮廷女官チャングムの誓い」第36-40話あらすじ:誤診~疫病発生

2021年06月06日09時00分ドラマ
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テレビ愛知(月~金あさ9時30分~10時30分)で再放送中のイ・ビョンフン監督×イ・ヨンエ主演の名作史劇「宮廷女官チャングムの誓い」(全54話)、明日6月7日(月)からの第36話~第40話のあらすじを紹介、U-NEXTなどでも全話配信中だ。



「宮廷女官 チャングムの誓い」は、厳しい身分制度の時代に不幸な家庭環境に生まれた主人公チャングム(長今)が、シリーズ前半は宮廷料理人として、後半は女医として活躍し、「大長今(偉大なるチャングム)」の称号をもらうまでの波乱の半生を描いた作品。【「チャングムの誓い]を2倍楽しむ】で各話の詳しいあらすじと見どころ、時代背景、豆知識などまとめて紹介している。

■キャスト
ソ・チャングム(ソ・チョンス)役:イ・ヨンエ
 (子役:チョ・ジョンウン)
チャングムの父チョンス役:パク・チャンファン
チャングムの母パク・ミョンイ役:キム・ヘソン
ミン・ジョンホ(チョンホ)役:チ・ジニ
チェ・グミョン(クミョン)役:ホン・リナ
中宗王役:イム・ホ
チャングムの養父カン・ドック役:イム・ヒョンシク
チャングムの養母(ドック妻)役:クム・ボラ

■第36話「誤診」
流産した后はその後回復せず、治療の効果もでていない。脈診したチャングムとシンビは担当医女ヨリの診断に、今ひとつ納得できないでいた。しかし、ヨリは脈診に秀でて人間的にも素晴らしい人物として周囲からも信頼されている医女。そのヨリの脈診から後陣痛と診断、鍼灸するが、后の容態はさらに悪化する。シンビはシン・イクピルに、チャングムがヨリとは別の脈診判断であることを打ち明ける。シン教授は皆の前でチャングムの見解を聞くことに。一方のヨリも自分の脈診を主張して譲らず、ヨリとチャングムの両者により、再び后の脈診が行われることになる。后の担当医官ウンベクは二人の脈診結果を受け、あらたに処方を下す。そのころ医女チャンドクは、薬房を設け診療を始めていた。チャンドクには、まだまだチャングムに教えたいことがあるのだ。ジョンホは国防に必要な新しい兵器の予算捻出策を提案。中宗の支持を得、ますます窮地に追い込まれるオ・ギョモ。対抗策にチェ女官長はあることを思いつく。
いよいよ医女としても頭角を現してくるチャングム。そのきっかけとなるのが、流産した后の驚くべき診断結果。今なら超音波(エコー)で一目瞭然となる子診断結果とは?ここで登場する薬が“佛手散”。ドラマ「イ・サン」の71話にも登場した薬だ。

■第37話「母・皇太后」
チェ女官長の働きかけで、皇太后(大妃)が、皇太后付きの医官選びで中宗に異を唱え、病気の治療を受けないと宣言する。親戚筋の医官が罷免されたことにも不満を持っていた。皇太后は関節炎が悪化しており、また加齢のため、その他の症状があらわれにくく、予断を許さない状況。中宗は母親を見殺しには出来ないと、皇太后に治療を受けさせるべく、公務は二の次にして、皇太后の機嫌を取り戻すことに専念。自身も食を絶ち、懸命に懇願するが、皇太后は聞き入れない。今回の騒ぎの矛先が、実は左賛成(チャチャンソン)とジョンホに向いていることを察したチャングム。また、シン・イクピルとイ・ヒョヌクの因縁にも自分が関与していることから、チャングムは皇太后に賭けを申し出る。自分が出す“なぞなぞ”に、皇太后が答えられればチャングムは命を差し出し、答えられなければ皇太后は治療を受ける、という条件。皇太后はチャングムの賭けに応じる。謎解きの猶予は一日。宮中はこの話で持ちきり。誰もが思いつかないなぞなぞをグミョンが解く。グミョンはチェ女官長を通じ、皇太后に報告する。そして、約束の時間がやってきた。
気になるなぞなぞは次の通り。「この女性の仕事は主に食医で、奴隷として辛い仕事をし、一家の師匠でもあり、生きている時は家族は安泰だったが、亡くなった時は世界が海に沈む」さあ、この答えは?一緒に考えてみよう。このなぞなぞのおかげでひと段落つく。この後、中宗はヨンセンとすれ違うが、まったく覚えていない様子。

■第38話「丸薬の秘密」
皇太后の容態が急変する。治療を拒否していた間に、薬を受け付けることが出来ないほど体が弱り、さらに脚気(かっけ)を発症していた。吐き気で薬は飲めず、今の体力では鍼を打つことも出来ず、イクピルは治療法を模索する。ウンベクは水剌間(スラッカン)に食事を指示。しかし脚気によい食材はすべて皇太后の苦手なものばかりだった。クミョンに頼み、皇太后の今までの献立を見せてもらったチャングムは、脚気の原因が食生活にあることに気付く。チャングムの話を聞いたイクピルは、皇太后向けの特効薬作りをチャングムに任せる。グミョンは内医院(ネイウォン)の指示に従い、皇太后の食事を用意。しかし、嫌いな食材を使った料理とあって皇太后の食は進まない。一方チャングムの作った丸薬は味もよく、皇太后に好評だった。不審に思ったヨリはチャングムの後をつけ丸薬の秘密を暴く。それを聞いた后とユンスは、チャングムの行為を皇太后へのあざむきだと激怒。しかしそのころ、皇太后の身体には変化が訪れていた。ふたたび頭角をあらわし始めたチャングムに、危機感を募らせるグミョンたち。それを察したヨリはチェ一族に取引をもちかける。
グミョンの作った料理は食べずに、チャングムの丸薬は美味しいと食べる。グミョンの顔が丸つぶれだが、果たしてチャングムの作った丸薬の原料は?そしてこの丸薬の一件で、チャングムは初めて師、シン・イクピルからお褒めの言葉をもらうのでお聴きのがしなく。

■第39話「ヨリの企み」
医女チャングムが以前、水剌間の女官だったことを思い出した后は、チャングムに以前食べたソバモチを作ってくれと頼む。ところがグミョンに言っておかなかったために、彼女も夜食をつくり、さらに后がチャングムの方を食べたものだからグミョンのプライドはズタズタになる。そしてこれが引き金となり、グミョンはヨリと手を組む。
そのころ都の近くで疫病が発生し、中宗は医務官と医女の派遣を言い渡す。ヨリは自ら疫病地域への派遣に志願、その一方で、策をろうしてチャングムの失態を作り出す。策にはまったチャングムは内医院内で孤立、医女仲間の和を乱したことから疫病地域へはチャングムが派遣されることになる。ヨリは疫病地域へ同行するユンスにあとのことを頼む。疫病地域へはユンスのほか、特使補佐としてジョンホが同行していた。ユンスはチャングムに宮中から持ってきた薬材の管理を任せる。しかし状況は深刻で、宮中からヨリたちも動員されることに。原因が特定できないまま患者は増えつづけ、疫病の発生した村に封鎖令が出されることになる。その時チャングムは、ヨリに言われて薬の買いに出かけていた。
これまで散々強敵と戦ってきたチャングムだったが、このヨリにはやられてばかりだ。シン・イクピルさえ、ころりと騙されてしまう、ヨリ恐るべし!

■第40話「疫病発生」
姿の見当たらないチャングムを探すために、馬を駆って封鎖された村に戻ったジョンホ。チャングムを見つけたものの、仲間に見捨てられた彼女の嘆きは深く、やる気も失せている。一方、見捨てられた村人たちの怒りは戻ってきたジョンホに向けられる。チャングムは村人に治療を約束し、いったんは怒りを収める村人たち。しかし薬がほとんどないことを知った村人は再び暴徒化。チャングムは村人と再度治療の約束を取り付け、ジョンホに村を出て薬を調達するよう頼む。ジョンホはチャングムに教わった薬屋を目指し、馬を走らせ村を出るが…。その頃一人村に残ったチャングムはできる限りの治療を開始するが、チャングムにも疫病の症状があらわれ始める。それを知った村人は怒りに任せ、蔵にチャングムを閉じ込めてしまう。一方そのころ、宮中では特使補佐のジョンホが無断で離脱したことが取りざたされていた。また、内医院ではチャングムが逃亡したとの見方が大半を占め、免職は時間の問題だった。ヨリはグミョンに自分の望みを告げ、グミョンはヨリをチェ女官長に引き合わせる。
チャングムにぞっこんのジョンホは、もはや職務放棄状態。これは問題になっても仕方ないかも。そんなジョンホの優しさを知っているからこそ、チャングムは彼に薬を買いに行かせる。この時のチャングムのさびしそうな顔に注目。

テレビ愛知「チャングムの誓い」番組公式サイト
 2021.04.16スタート 月~金9:30-10:30
U-NEXTにて見放題!


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