BSテレ東「華政(ファジョン)」第51-55話あらすじ:仁祖と世子に亀裂が!予告動画

2022年07月26日09時50分ドラマ
©2015 MBC

予言の主が弟の永昌大君ではなく自分だったと知った貞明公主(イ・ヨニ)は…BSテレ東にて再放送中の韓国時代劇「華政(ファジョン)」(全64話)7月27日(水)からの第51話~第55話のあらすじを紹介、作品公式サイトに予告動画を公開している。

「華政[ファジョン]」は、光海君(クァンへグン)の時代を中心に、王座を巡る熾烈な争い、駆け引き、そして切ない恋が壮大なスケールで描かれる。(光海君についてはコチラで紹介⇒悲劇の暴君・朝鮮王朝第15代 光海君ってどんな王?



【「華政」を2倍楽しむ】では、ドラマをもっと楽しむための情報と共にまとめて紹介しているので視聴にあわせて参考にされたい。また、第1話視聴の前に「エピソード0」に目を通しておけばドラマがもっと楽しめるはず!

■第51話
後金からの命令書に憤慨した仁祖は使節の出迎えを拒否したため、結局、戦を避けるために昭顕世子が代わりに出迎えることになる。密かに訪ねてきた世子嬪の頼みもあり、昭顕世子に後金との件から手を引いてはと提案する貞明公主だが、昭顕世子は父である仁祖を信じると言って説得に応じない。
会談に臨んだ昭顕世子に対し、清の将軍ヨルゴンテは仁祖が獣の生き血を飲み交わす盟約式に出席すれば捕虜を送還すると約束する。仁祖は猛反対するが…。
貞明と昭顕世子(ペク・ソンヒョン扮)は同志として深い絆を築いていた。そんな二人を仁祖はどう見るのか?これにいち早く気付くのが鳳林大君だ。
今回は、イヌがかつての恋敵ジュウォンの元に赤ん坊誕生祝いに来るシーンもある。イヌの結婚事情についても、会話の中で知ることができるのでお聴き逃しなく。この回の詳しいあらすじと見どころは51-52話詳細で。


■第52話
仁祖は昭顕世子の偽りのない助言により、戦を防ぐためにも盟約式に出ることを決意する。しかし、別造庁から後金の捕虜が見つかった件や、世子嬪が貞明公主と密会していたことを聞かされた仁祖は、世子の提案に疑念を抱くようになり、清との盟約を拒否してしまう。朝鮮は、再び戦乱の危機に直面するのだった…。仁祖の信頼を失った昭顕世子はいよいよ苦境に立たされる。
鳳林大君は兄である昭顕世子のため、危険を承知でジュソンのもとに助けを求める。鳳林大君の訪問を受けたジュソンは私財を投じて軍資金を提供するだけでなく、清と和議を結ぶ。
慕華館を訪ねた世子が清の将軍とどんな会話が交わされるのか、屈辱の会談、これを仁祖に進言する世子の苦渋の表情をお見逃しなく。今回は、名君になりたい仁祖が、民を思う世子の偽りなき言葉か、チョ淑媛の諫言に惑わされるか…揺れる心に注目!用意された生き血を床に流す仁祖が世子に向ける眼差しをお見逃しなく。取りなそうとする世子へ向けた怒りの言葉で、仁祖の貞明公主への憎しみの激しさが見て取れる。ジュソンのやり口を知り尽くしている貞明の忠告に大君は耳を貸さない。世子の人柄は、教育係のジュウォンの一言でわかる。そんな兄を思って、危険なジュソンを利用しようとした大君が、自らの失態に気づくのはいつか?
※清(後金)のホンタイジによる2度の朝鮮出兵。韓国では、1627年の1回目を丁卯胡乱、1636年 - 1637の2回目を丙子胡乱と呼ぶ。この回の詳しいあらすじと見どころについてなどは52話53話/詳細で。


■第53話
ジュソンは、鳳林大君に協力するフリをして裏では清が朝鮮へ侵攻するための時間を稼いでいたのだった。同じ頃、昭顕世子の命で西北地方に左遷されていたジャジョムは、清が侵攻してきたという味方の合図を黙殺。これを機に中央での再起を図ろうとする。王宮では重臣たちが破竹の勢いで南下する清軍を避けて江華島へ避難するよう進言するが、仁祖は隠れるのではなく最後まで戦うことを宣言。
昭顕世子も命が尽きるまで王様と国を守り抜くと告げる。貞明公主と世子嬪たちが江華島へ避難するため渡し場へ到着すると、王族用に用意された船はすでに出発したあとだった…。清軍の進撃により行く手を阻まれた仁祖と昭顕世子は、南漢山城で孤立状態に陥る。
随所で挟まれる清の進軍映像。短いシーンだが角度を変えた映像がなかなか迫力があるのでお見逃しなく。
最後の砦・南漢山城は、ソウルの南の郊外にある山城で、2014年、韓国では11番目に指定されたユネスコ世界遺産でもある。もともと百済の王である溫祚の城があった場所で、仁祖が1624年(仁祖2年)から1626年(仁祖4年)にかけて築城。1637年、ドラマでも描かれた“丙子胡乱(ピョンジャホラン)”では、実際に仁祖自らが47日間籠城、抵抗した。この回の詳しいあらすじと見どころ、朝報所については54話詳細で。


■第54話
朝鮮の敗戦が色濃くなる中、ジュソンが清の使節として仁祖の前に現れ和議条件を伝える。その内容は世子を人質として差し出せというものだった。ジュウォンは昭顕世子に交渉をしている隙を突いて総攻撃を仕掛けようと提案する。
清との交渉の場で世子の替え玉を使い時間を稼いでいる間、南漢山城ではイヌがつれてくるはずの援軍を待っていたが、イヌもジャジャムからの援軍を得られず敗退し、江華城でも雨により鳥銃部隊の銃が使えなくなり作戦は失敗に終わる。追い詰められた仁祖は降伏することを決意する。人質として清に送られることとなった昭顕世子と鳳林大君は、貞明公主とジュウォンに再び戻って朝鮮を変えてみせると誓うのだった…。
最後の砦・南漢山城は、ソウルの南の郊外にある山城で、2014年、韓国では11番目に指定されたユネスコ世界遺産でもある。もともと百済の王である溫祚の城があった場所で、仁祖が1624年(仁祖2年)から1626年(仁祖4年)にかけて築城。1637年、ドラマでも描かれた“丙子胡乱(ピョンジャホラン)”では、実際に仁祖自らが47日間籠城、抵抗した。※屈辱の降伏については、「屈辱の王・仁祖と朝鮮王朝中期を考える!」で詳しく解説。この回の詳しいあらすじと見どころは54話55話/詳細で。

■第55話
清の人質となっていた昭顕世子と鳳林大君は、8年後にようやく朝鮮への帰国を許される。しかし昭顕世子たちが清にいる間に、仁祖は病に伏し、朝廷はジャジョムが牛耳っていた。王宮へ戻った昭顕世子は、以前から計画していたジュソンとジャジョムたちの一掃を実行に移す。粗悪な銀を鋳造して莫大な富を得ていたジュソンの商団の摘発に乗り出す。
同時にジャジョムたちに摘発の計画がバレないよう罠を仕掛けていた。同じ頃、昭顕世子が帰国したことで息子崇善君と自分の身に危険を感じ焦ったヨジョンは、仁祖の意識を回復させるため医官のヒョンイクを訪ねる。
清での8年間で、世子(ペク・ソンヒョン)とヨンゴルテ(キム・ジュンベ)の関係が変わっているので注目しよう。チャン・ヒョク主演の「推奴-チュノ-」では、この二人を「清潭洞<チョンダムドン>スキャンダル」スホ役のカン・ソンミン と、「武神」蒙古のタングト役のユン・ドンファンが演じている。ちなみにイ・ミノが演じた鳳林大君役は「推奴」では「不滅の李舜臣」で光海君を演じたイ・インが担当している。この回の詳しいあらすじと見どころは56話詳細で。 

■キャスト
ファイ=貞明公主役:イ・ヨニ
 子役:オ・ジョンウン→チョン・チャンビ
光海君役:チャ・スンウォン
綾陽君役:キム・ジェウォン
ホン・ジュウォン役:ソ・ガンジュン
 子役:チェ・グォンス→ユン・チャニョン
カン・イヌ役:ハン・ジュワン
 子役:イ・テウ→アン・ドギュ
ほか

BSテレ東「華政(ファジョン)」番組公式サイト
 2022年5月18日スタート 月~金8:53-9:59 再放送
 2021年4月5日-7月1日 月~金10:55-12:00
「華政」DVD公式サイト

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