【最終回】歯医者も敗者もいない“負け知らず”「コントが始まる」すべては解散ライブから始まる!第10話あらすじと予告動画

2021年06月13日10時22分ドラマ
@日本テレビ

いよいよ最終回!第10話「引っ越し」で『マクベス』さよならライブが開始、春斗(菅田将暉)、潤平(仲野太賀)、瞬太(神木隆之介)のコントもこれで見収め!有終の美を飾れ!日本テレビ 2021年6月19日(土)よる10時から放送の「コントが始まる」最終回第10話のあらすじとみどころ、第9話ネタバレあらすじを紹介、予告動画と関連動画は番組公式サイトで公開中だ。すべてアドリブ「マクベスの23時~皆様の質問に本当に答えます~」がHuluで独占配信中!



「コントが始まる」は20代後半で“大敗”の渦中にいる男女5人の若者の生き様を描いた青春群像劇!

6月12日に放送された第9話「結婚の挨拶」も、伏線回収と見事なオチが決まって視聴者を楽しませてくれた。Twitterトレンドには今週も「#コントが始まる」がランクイン。今回のテーマ「人生の勝敗」についての考察や、俊春と瞬太の「他人を満足させるために生きる」ことについてのコメントが上がった。「生け花」「歯医者」「723」など、今回も伏線は続いており、オオトリの「敗者はいません」と「歯医者がいない」のスッキリとした落語的なオチもバッチリと決まった。さらに、第1話から登場しているファミレス「MakeShiraz(メイクシラーズ)」をローマ字読みにすると「マケシラズ」=「負け知らず」になるという謎解きにもなるほど、ここで効いてくる仕掛けかと唸らされた。

潤平は奈津美との結婚を前に酒屋として一人前になることを決め、人の夢を応援するという天職を得たつぐみは“冒険王”をめざす瞬太も支えていく。里穂子と俊春は会社員として社会へ出ていくことになり…残るは春斗のこれからだ。これまで春斗に人生の手助けをしてもらってきた瞬太と潤平は、春斗に言葉と行動で今回恩返しを果たした。しかし、まだ春斗には「ささいなきっかけ」が見えてこない…。

6月19日に放送される最終回第10話「引っ越し」で、いよいよ『マクベス』は解散ライブを迎え、里穂子と春斗は自分にとっての『マクベス』が一体なんだったのか想いをめぐらす…。そして、解散ライブを終えた後のマクベスと中浜姉妹の日常。そんな彼らの人生と寄り添ってきた人々のこれから。これまで、様々な数奇な運命が絡み合ってきたこの群像劇の最後の最後は、このドラマ「ならでは」の終幕を迎えることに…。

20代後半。失敗を経験しながらも、もがき、悩み、そして笑いながら生きてきた彼らの生き様。春斗が出す自問自答の答えとは?そしてドラマの最後には、もちろん大きな、大きなオチが待っているはず!


※Huluで放送後より見逃し配信!Tverで最新回を無料配信中!

■前回:第9話「結婚の挨拶」ネタバレあらすじ
前振りコント『結婚の挨拶』。明転したステージに現れたのはプロレス実況役の春斗(菅田将暉)。そこに、チャラい若者役の瞬太(神木隆之介)と、頑固オヤジ役の潤平(仲野太賀)が登場。春斗が実況する中、雲行き怪しい結婚の挨拶は「娘さんと結婚したいんすけど」という瞬太の一言で火蓋が切られるが…。マクベスによるとりとめのないコントの『前フリ』が始まり…。

無事に里穂子(有村架純)の就職先が決まり、奈津美(芳根京子)とマクベスの3人で就職祝いをする。瞬太は解散後に「冒険に出る」と爆弾宣言。寂しくないかと聞かれ、つむぎは「この人がこの人らしく生きられないのが1番寂しい」とまっすぐ語る。そんな会話の中で、奈津美の実家への挨拶のことを尋ねられる潤平。

潤平にはずっと心のシコリになっていることがあった。それは、奈津美の元彼氏であり、現在新進気鋭の実業家として活躍している小林勇馬(浅香航大)の存在であった。もともと勇馬と春斗は仲が良かったが、奈津美と潤平が付き合うことでその関係のこじれて、2人は疎遠になってしまった。思えば、春斗にはいつも助けてもらっていた。何か一つでもその恩返しがしたいと、潤平は勇馬と連絡を取ることにする。

一方、春斗は、ひきこもりから社会復帰を果たした兄・俊春(毎熊克哉)と再会。マルチにはまり、何もかもなくしてしまった自分に、一筋の糸をたらしてくれた大切な友人を満足させるために頑張ってみようという決意を語る。「周りを満足させる生き方が出来た時、本当の意味で自分を満足させられるような気がする」と語る俊春の言葉に春斗は耳を傾ける。

「ボギーパット」に呼び出された春斗を待っていたのは、潤平と勇馬だった。思いもよらない仲直りサプライズに驚く春斗。勇馬と春斗は打ち解け、2人の時間が再び動き出したことに潤平は安堵する。

そんな中、潤平はついに奈津美の実家に挨拶へ。一見柔和な笑顔で現れる奈津美の父(でんでん)だったが、娘を嫁に出したくないと潤平を拒絶。しかし、潤平が挨拶にきたのは結婚の許可を得るためではなく、“自分がきちんと酒屋を継ぐことができてからあらためて結婚の許可をいただきにくる”という挨拶だと知って態度を変える。2人で酒を飲みかわし、家の外に出ると実家の車のナンバープレートが「723」なのに気づき喜んでしまう潤平。奈津美の父はバイクも同じだと自慢そうに言い、潤平はいそいそとバイクの写真も撮りに行く。

そして、春斗と瞬太は高校の担任・真壁(鈴木浩介)の家にバーベキューに招待される。2人は真壁の息子・太一から「夢」について問いかけられる。「夢って追いかけない方がいいの?失敗したあと、大変だなって思って」と問う太一に、「自分たちは失敗じゃなくて時間切れ」と春斗は答え、スポーツでは勝者は1人、それ意外の人が全員失敗というわけではないよねと付け加える。「負けと失敗は違うってこと?難しいね」と太一。真壁は太一を連れて外出し、2人は残ってバーベキューを続けながら、人生の勝ち負けについて話を続ける。

瞬太は高校2年の時、春斗に救われてから、春斗が自分のヒーローになったんだと明かす。それからは春斗を喜ばせるために生きたい、春斗に笑ってもらえれば人生間違っていないと思っているという。「冒険できてよかったよ。『マクベス号』はなんのお宝も発見できず、志半ばで沈没しちゃうけどさ。お前らと冒険できてよかったよ。一生の思い出ができたわ」と春斗。2人が語りあかしていると、出かけていた太一が戻り「歯医者に行ったのに、歯医者はいなかった」と父の確認不足に不平を言う。

再び、コント「結婚の挨拶」のオチ直前。72時間にも及ぶ長期戦となった結婚の挨拶。若者・瞬太がとうとう諦め席を立つと、父・潤平は、これまで貧乏ゆすりだと思っていたのが「娘さんをください」というモールス信号だったことに気づき、結婚を許すことに。「この素晴らしい試合に勝ち負けなんてありません。2人とも勝者です。敗者はいません、敗者なんていないんです!」とプロレス実況役の春斗は叫ぶ。瞬太と潤平に「お前も最後までよくがんばった。お前も勝者だ」とねぎらわれると「今日までやってきて本当に良かったです。ご清聴ありがとうございました!」とみごとにオチが決まる。

■最終回:第10話「引っ越し」あらすじ
コント「引っ越し」。ステージに現れたのは夫役の春斗(菅田将暉)と妻役の瞬太(神木隆之介)。そこに、引っ越し業者を演じる潤平(仲野太賀)が到着するが、引っ越しを拒む妻が邪魔するせいで、夫婦の荷造りは全く進んでおらず…。マクベスによるとりとめのないコントの「前フリ」が始まる。

いよいよ、コントトリオ「マクベス」の解散ライブ当日。里穂子(有村架純)をはじめとして、潤平の彼女である奈津美(芳根京子)や、マネージャーとしてライブを見守る楠木(中村倫也)とつむぎ(古川琴音)、恩師の真壁(鈴木浩介)と息子の太一など、これまでマクベスの人生と交差してきた様々な人物たちが顔を連ねる。そしてついに、出囃子が鳴り、舞台は暗転から明転へ。彼らの「最後」が始まった…。そのライブを見ながら、マクベスと出会ってからの日々を心の中で巡らせる里穂子。里穂子にとっての「マクベス」とは、一体なんだったのか…。

そして、ステージ上で顔なじみの人々を見ながら春斗はまた全く別の意味で思う。「オレにとって『マクベス』とは…一体なんだったのか」。…その答えはライブを終えたその時にも出ぬまま、時計の針は進んでいく。

日本テレビ 2021年4月スタート。毎週土曜日よる10時放送、「コントが始まる」。出演:菅田将暉、有村架純、神木隆之介、仲野太賀、吉川琴音、中村倫也 、木村文乃、鈴木浩介、松田ゆう姫、明日海りお、小野莉奈、米倉れいあ ほか。番組公式Twitterアカウントは「@conpaji_ntv」。関連動画は番組公式サイトで公開されている。

日本テレビ「コントが始まる」番組公式サイト

【2021年春ドラマ一覧】【関連記事・各話のあらすじ】