今まで見たことのないような作品!『王の願い ハングルの始まり』ソン・ガンホ、パク・ヘイルらインタビューとメイキング映像解禁

2021年06月18日13時00分映画
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独自の文字創製を目指した世宗王の情熱と葛藤を描いた韓国エンターテインメント『王の願い ハングルの始まり』より、ソン・ガンホ、パク・ヘイル、チョン・ミソンとチョ監督のインタビュー映像と、文化遺産の寺院など貴重な建造物で行われた撮影でのメイキング映像が解禁された。

『王の願い ハングルの始まり』は、朝鮮王朝史上屈指の名君とされる第4代国王・世宗大王(ソン・ガンホ)と卑賤な僧侶(パク・ヘイル)が朝鮮固有の新たな文字を生みだそうとした奮闘の日々を鮮やかに描く。⇒作品詳細



朝鮮第4代国王・世宗の時代。一部の上流階級層だけが特権として中国の漢字を学び使用している状況をもどかしく思う世宗が、庶民でも容易に学べて書くことができる朝鮮独自の文字を作ることを決意。何カ国もの言語に詳しい和尚シンミとその弟子たちを王宮に呼び寄せる。しかし臣下たちは、国の最高位である王様が最下層の僧侶と手を取り合い、庶民に文字を与えようとしている前代未聞の事態に激しく反発。逆境と葛藤のなか、世宗王とシンミは民へ贈る新たな文字作りに突き進んでいく―。



この度解禁された特別映像では、『パラサイト 半地下の家族』で国際派スターへ躍進したソン・ガンホ、天性の演技派俳優パク・ヘイル、本作が遺作となったチョン・ミソンのキャスト3名とチョ・チョルヒョン監督のインタビュー映像と、文化遺産の寺院など貴重な建造物で行われた撮影でのメイキング映像が映されている。

世宗王を演じたソン・ガンホは「俳優として光栄でした。説得力のある演技をしなければならないと思い、慎重になりましたね」と、偉大な王として知られ、韓国で最も敬愛されている世宗王を演じたプレッシャーを語った。シンミ和尚役を演じたパク・ヘイルは、「表音文字に詳しい和尚役だったので、役作りのために僧侶と一緒に生活をしました」と役作りについて明かし、「サンスクリット語のセリフがあると聞き途方に暮れました」と撮影での苦労を語った。一方、チョ・チョルヒョン監督は、「抑揚までメモしたうえで再現する姿を見て驚きました。単なるマネではなく、自分のものとして消化してセリフを言うんです」とパク・ヘイルの高い演技力を褒めた。

ソン・ガンホは「2人は『殺人の追憶』で共演した仲間です」と16年振りとなるパク・ヘイル、チョン・ミソンとの共演を喜び、チョン・ミソンも「頼れる人たちですし息が合います」と続き、パク・ヘイルも「撮影が楽しかったです」と撮影当時を振り返った。監督も「同じ感覚を共有できるようになり、幸せを感じました」と話す通り、撮影現場では笑顔が絶えず、息の合った、充実した時間が流れていた様子がメイキング映像から伺える。ソン・ガンホが「今まで見たことのないような作品」と絶賛する本作を是非、劇場のスクリーンでご覧頂きたい!

★映画『王の願い ハングルの始まり』は 6 月 25 日(金)よりシネマート新宿ほかにて全国順次公開。

■作品概要
監督・脚本:チョ・チョルヒョン 『王の運命 歴史を変えた八日間』
出演:ソン・ガンホ、パク・ヘイル、チョン・ミソン、キム・ジュンハイ、チャ・レヒョン、タン・ジュンサン
2019年/韓国/韓国語/ 110分/ 5.1chデジタル/スコープサイズ/原題:나 랏 말 싸 미/
英題:The King’s Letters/字幕翻訳:福留友子
配給:ハーク
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