BSテレ東「華政(ファジョン)」第56-60話あらすじ:仁祖と昭顕世子、違いすぎる父子の悲劇!予告動画

2022年08月02日09時40分ドラマ
©2015 MBC

仁祖と昭顕世子、カン・ジュソンとイヌ、今回はこの2組の違いすぎる親子の悲劇が描かれる…BSテレ東にて再放送中の韓国時代劇「華政(ファジョン)」(全64話)8月3日(水)からの第56話~第60話のあらすじを紹介、作品公式サイトに予告動画を公開している。

「華政[ファジョン]」は、光海君(クァンへグン)の時代を中心に、王座を巡る熾烈な争い、駆け引き、そして切ない恋が壮大なスケールで描かれる。(光海君についてはコチラで紹介⇒悲劇の暴君・朝鮮王朝第15代 光海君ってどんな王?



【「華政」を2倍楽しむ】では、ドラマをもっと楽しむための情報と共にまとめて紹介しているので視聴にあわせて参考にされたい。また、第1話視聴の前に「エピソード0」に目を通しておけばドラマがもっと楽しめるはず!

■第56話
ヒョンイクの治療の甲斐があって意識が戻った仁祖は、ジャジョムのウソの報告により昭顕世子が清と内通していると疑い、昭顕世子を呼び出し問い詰める。疑うようなことは何もないと答える昭顕世子だが、仁祖はそれを信じられず激怒し、二度と会わぬと言い放つ。大殿から引きずり出された昭顕世子は、泣きながら奸臣に惑わされるなと訴えるが、結局東宮殿に幽閉されてしまう。ジャジョムはこれを機に昭顕世子を廃し新たな後継者を立てるべきだと主張し、ヨジョンの子である崇善君を後継者に据えようと考える。
キム・ジャジョムの「人は他人の心も同じだと思いがち」のセリフこそが仁祖と昭顕世子との悲劇の始まり。朝鮮王朝でワケアリ即位した王が、親子・兄弟間で骨肉の争いをしたのもこのセリフで説明がつく。仁祖が世子の部屋でみつけた清から持ち帰った品々をぶちまけた後の、世子の言葉が仁祖の怒りに火を点ける。この回の詳しいあらすじと見どころは57話詳細で。

■第57話
昭顕世子は、幽閉先を訪れた鳳林大君にある頼みごとをする…。貞明公主は苦境に立たされた昭顕世子を救うため、ジュソンから賄賂を受け取っていた重臣らの名簿を街に張り、世論を動かそうと試みる。その頃ジャジョムとヨジョンは、医官を東宮殿に送り込み、昭顕世子の暗殺をもくろむ。事情を察した貞明公主とジュウォンは急いで駆けつけるが、昭顕世子は謎の死を遂げる。ジュウォンは、医官に世子の診察を命じたのは仁祖だと聞かされ衝撃を受ける。一方、ヨジョンは自分たちを断罪すれば王も責任を問われることになると仁祖を脅迫する。
歴史に残る昭顕世子の死についても暗殺の疑惑が出ている。劇中のヨジョンと世子の暗殺を目論んだイ・ヒョンイクは実在した医官。「悲劇の昭顕世子に向けた仁祖の怒り!」で詳しく紹介。今回もジャギョンが大活躍。演じたコンミョンの史劇アクションも板についてきた。
この回の詳しいあらすじと見どころについてなどは58/詳細で。


■第58話
突然の昭顕世子の死に宮中も悲しみにくれ、死の真相を究明するよう官吏たちが立ち上がり、都中の民も真相究明を訴える抗議行動に出る。王から全権を譲り受けたジャジョムはジュソンを釈放し、崇善君を世子に据えようと目論む。同じ頃、世子嬪は鳳林大君に昭顕世子の遺志を継いで世子になるよう説得する。貞明公主も昭顕世子の最後の言葉を伝えて後押しする。ある日、仁祖と王妃は静養のため温泉へ向かうが、ジャジョムは二人が留守の間に便殿会議を開いて崇善君を世子にする命令書を発表しようとする。貞明公主は仁祖を説得するために後を追う。仁祖は貞明公主の説得を受け入れて王宮に戻り、鳳林大君を新たな世子の座に据えると宣言する…。
兄想いの鳳林大君は、ジュウォンの「大君に王の資質はない」という言葉にショックを受けるが、昭顕世子はそんな弟・鳳林大君をどう評価していたのか?貞明の言葉で明かされるのでお聴き逃しなく。この回の詳しいあらすじと見どころ、朝報所については58話59話/詳細で。

■第59話
世子となった鳳林大君は早速、胡乱の時に罪を犯した者を断罪するという口実でジュソンとジャジョムを追い詰めにかかる。焦ったジャジョムとヨジョンは、貞明公主を陥れて鳳林大君もろとも倒そうと計画するが、貞明公主たちは、ジュソンとジャジョムを互いに戦わせる作戦を考えていた。一方、何も知らないジャジョムは、ジュソンと手を組み貞明公主を陥れる計画に着手する。翌日、王宮から貞明公主が謀反を企んだ証拠が出たという知らせが入りジャジョムは貞明公主を捕えようとするが、その証拠となる書面の内容は予想だにしないものであった…。
すっかりたくましくなった鳳林世子。さすが5歳から子役として演技を積んできただけにイ・ミノ(イ・ミンホ)。見事に鳳林世子の成長ぶりを具現している。さあ、鳳林世子とジュウォンがどんな作戦でジュソンとジャジョムを同士討ちさせるのか?仁祖が鳳林世子を前につぶやく一言が切ない。この回の詳しいあらすじと見どころは60話/詳細で。

■第60話
お互いに裏切り合い、共倒れしたジュソンとジャジョム。仁祖に無実を訴えたヨジョンも義禁府に捕らわれる。やがて取り調べが始まるが、ジャジョムは口を割らず、ジュソンは「時が味方する」という意味深長な言葉を残す。貞明公主は、ジュソンが清を利用して世子の地位を脅かす恐れがあると鳳林大君に伝える。一方、仁祖は自分の余命が長くないことを悟り、王として最後の選択をする…シベクに命令書を託し、指示した日に布告するよう命じる。またキム・リュを顧命大臣に任命し後継者の再論を命じる。
貞明を陥れるつもりが身を滅ぼしてしまったジュソンとジャジョム。鳳林世子たちが仕掛けた罠は、「二匹の猛獣“竜と虎”にたった“一本の矢”で戦う」“竜虎相討つ”という作戦。その全貌は回想シーン、で確認できる。鳳林世子がジュソンとジャジョムを追い詰めるためにチェ・ミョンギルに調べさせた“承政院日記”とは朝鮮王朝の歴史記録。韓国の歴史を知るのに手放せない“朝鮮王朝実録”は、これを抜粋したもの。2001年にユネスコ指定世界記録遺産に登録された。詳しくは【朝鮮王朝豆知識】◆歴史記録書 で解説。この回の詳しいあらすじと見どころは61話詳細で。 

■キャスト
ファイ=貞明公主役:イ・ヨニ
 子役:オ・ジョンウン→チョン・チャンビ
光海君役:チャ・スンウォン
綾陽君役:キム・ジェウォン
ホン・ジュウォン役:ソ・ガンジュン
 子役:チェ・グォンス→ユン・チャニョン
カン・イヌ役:ハン・ジュワン
 子役:イ・テウ→アン・ドギュ
ほか

BSテレ東「華政(ファジョン)」番組公式サイト
 2022年5月18日スタート 月~金8:53-9:59 再放送
 2021年4月5日-7月1日 月~金10:55-12:00
「華政」DVD公式サイト

kandoratop【作品紹介】【「華政」を2倍楽しむ】