BSテレ東「華政(ファジョン)」第61-最終回あらすじ:仁祖の最期と17代王・孝宗誕生!予告動画

2022年08月09日11時50分ドラマ
©2015 MBC

予言の主が弟の永昌大君ではなく自分だったと知った貞明公主(イ・ヨニ)は…BSテレ東にて再放送中の韓国時代劇「華政(ファジョン)」(全64話)8月10日(水)からの第61話~第64話(最終回)のあらすじを紹介、作品公式サイトに予告動画を公開している。

※8月16日からは、未来を奪われたヒロインと奪った悪女2人が再会し、出生の謎を巡る裏切りに制裁を加えるまで絶対に諦めない秘密と嘘が交差する、ドロ沼エンターテイメント「逆境の魔女~シークレット・タウン~」を放送する。

「華政[ファジョン]」は、光海君(クァンへグン)の時代を中心に、王座を巡る熾烈な争い、駆け引き、そして切ない恋が壮大なスケールで描かれる。(光海君についてはコチラで紹介⇒悲劇の暴君・朝鮮王朝第15代 光海君ってどんな王?



【「華政」を2倍楽しむ】では、ドラマをもっと楽しむための情報と共にまとめて紹介しているので視聴にあわせて参考にされたい。また、第1話視聴の前に「エピソード0」に目を通しておけばドラマがもっと楽しめるはず!

■第61話
貞明公主は、仁祖による王としての最後の選択に不安を覚えるが、ジャジョムと尚膳から仁祖の本心を聞かされて驚く。片やキム・リュは、顧命大臣の権限を利用してジュソンの指示どおり崇善君を王位に就けることにする。その後便殿会議の場で命令書が開封されるが、そこには何も書かれていなかった。動揺する重臣たちの前に、伏せっているはずの仁祖が現れるのだった…。
仁祖の命令によりキム・リュやヨジョンが捕まるなか、王宮を抜け出したジュソンは、清の助けを得て権力を奪還しようとしていた。王として、父としての願いを鳳林大君に伝えながら倒れた仁祖は、死の間際に貞明公主を呼び、自分の思いを包み隠さず語るのだった。
今回キーマンになるのは光海君時代から仕えていた尚膳。彼から聞く仁祖の本心をお聴き逃しなく。久々に回想シーンで若き仁祖、光海君、昭顕世子、屈辱の三跪九叩頭のシーンなど名場面が登場する。仁祖は白紙の命令書を書くことで鳳林世子を護り、キム・リュたちの反逆者を一掃しようとしたのだ。なかなかお見事な手腕!便殿でのキム・ジェウォン(仁祖役)迫真の演技、その後の鳳林世子への愛あふれる言葉、そして良い王になりたかった仁祖が最後に貞明に何を語るのか?この回の詳しいあらすじと見どころは62話詳細/全65話で。

■第62話
鳳林大君が17代王として即位するやいなや、朝鮮は再び危機に直面する…。ジュソンから、新たに王座についた孝宗が北伐を計画しているとの報告を受けた清の皇帝の弟ドルゴンは、兵を率いて朝鮮の国境まで迫る。ドルゴンの要求は孝宗が王座から退くことで、期限までに要求をのまないと国境を越えるというものだった。貞明公主らは、清との衝突を避けるため何としてもジュソンを捜そうと躍起になっていた。
そんな中、貞明公主を義禁府に呼び出したジャジョムは「協力する」と言い出す。一方、自分を追う刺客がジュソンの妻ユン氏の手配だと気づいたイヌは、刺客を生け捕りにし、ジュソンの居場所を聞き出そうと試みるが…。
自分の命を狙っているのが、養母であるユン氏とは…。月を見上げるイヌの姿が胸に迫る。イヌとジャジョムの恋に破れた男2人の会話に注目。久々に愛らしい少年時代が回想シーンで登場する。イヌ役を演じたハン・ジュワンの最後となる剣アクションが見られないのは残念至極だが、無事を装う熱演には感涙必至!お見逃しなく。一方、ジャジョムがこの期に及んで貞明に協力すると言い出した理由は?第17代王は実在の孝宗(ヒョンジョ)がモデル。孝宗についてはコチラで詳しく紹介。この回の詳しいあらすじと見どころについてなどは63-64話詳細/全65話で。

■第63話
清の問責団が朝鮮へやってくるが、孝宗の北伐計画が事実か調査するためであった。また問責団には、皇帝の忠僕オボイが同行していた。貞明公主は、問責団との交渉役をジャジョムに任せ、時を稼ごうとする。交渉の座に着いたジャジョムは、皇帝の弟ドルゴンが逆心を抱いていて皇帝の座を狙っていると告げる。ジャジョムの言葉に動かされたオボイは、国境へ戻る計画を中止する。
策略が暴かれ窮地に追い込まれたジュソンは、孝宗の首を討ち取るため、私兵を率いてオボイとの話し合いの場を襲撃する。しかし、すぐに駆けつけた官軍によって逃げ道を断たれ、目の前にいるジュウォンに銃口を向けるが…。
清の問責団とジャジョムとのハラハラドキドキの交渉。切れ者ジャジョムはこの難局をどう切り抜けるのか?
イヌはなぜ、傷の手当てをしようとしないのか?父を死地に追いやるイヌの辛い心情、ラストのイヌとジュウォンの友情に涙腺決壊必至!
今回は考宗の“北伐計画”がジュソンによる捏造と清に信じこませることが目的だが、史実に残る考宗は、即位するや北伐論を打ち立て国力強化に専念した。これについては、【「華政」を2倍楽しむ】(2)時代背景・実在の人物紹介の「▼16代王」と「▼17代王」(9/10公開)で詳しく紹介している。この回の詳しいあらすじと見どころ、見どころについては64話詳細/65話詳細/全65話で。


■第64話
刑の執行前日、牢を訪ねた貞明公主に、ジャジョムは「我々が死んでもまた同じような人間が現れる」と忠告するが、貞明公主は志を共にする者と、希望を捨てず戦い続けると答える。長い戦いに決着がつき、孝宗はホン・ヨンとジュウォンを栄転させ、貞明公主にもそばで忠言してくれるよう頼む。
しかし、貞明公主は「権力は民のためにあるものではない。王は今日の誓いを忘れ、暴政を敷くようになるかもしれない。自分はいつでもそんな王と戦える敵でいたい」と言って辞退の意を示し、「華政」と書かれた書を残して、執務室を去るのだった。
あまりにも憐れなイヌ。父と親友、そして想い人との間で悩み苦しんだイヌ。彼の視線の先にはいつも貞明がいた。そして貞明の傍にはとジュウォンが…。二人に看取られたイヌの最期の言葉は?自らの手で息子を殺めてしまったジュソンの嘆き…ホン家とカン家2世代の悲しい友情が幕を閉じる。貞明が最後に残した“華政”の書。華麗なる政治…実際の貞明公主もこの書を残している。これについて詳しくは貞明公主ってどんな人?実在のヒロインの結婚は?で解説。この回の詳しいあらすじと見どころは65話詳細/全65話で。ドラマのその後については「第17代・孝宗(鳳林大君)紹介」と一緒にコチラで解説している。

■キャスト
ファイ=貞明公主役:イ・ヨニ
 子役:オ・ジョンウン→チョン・チャンビ
光海君役:チャ・スンウォン
綾陽君役:キム・ジェウォン
ホン・ジュウォン役:ソ・ガンジュン
 子役:チェ・グォンス→ユン・チャニョン
カン・イヌ役:ハン・ジュワン
 子役:イ・テウ→アン・ドギュ
ほか

BSテレ東「華政(ファジョン)」番組公式サイト
 2022年5月18日-8月15日 月~金10:55-12:00
「華政」DVD公式サイト

kandoratop【作品紹介】【「華政」を2倍楽しむ】