清原果耶「おかえりモネ」東日本大震災が変えてしまった人間関係に苦悩する内野聖陽!第7週ネタバレと第8週予告動画

2021年07月02日08時48分ドラマ
@NHK

気象予報士に本気で向き合いだした百音(清原果耶)と優しくも厳しく見守る菅波(坂口健太郎)!父・耕治(内野聖陽)、母・亜哉子(鈴木京香)、亮(永瀬廉)の父親・新次(浅野忠信)の関係は元に戻るのか?NHKテレビ小説「おかえりモネ」第8週(7月5日~7月9日)「それでも海は」のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



6月28日から放送された「おかえりモネ」の第6週、百音(清原果耶)と菅波(坂口健太郎)、百音とサヤカ(夏木マリ)の関係に注目が集まった。特に、今週は副題にもなっている「サヤカの木」だ。サヤカと百音は会って1年、祖父の知り合いということで親子以上に年が離れた二人なのだが、この関係がいいと評判だ。サヤカもおせっかいにはなりすぎず、百音の意見を尊重して接しているし、サヤカも甘え過ぎず、でも頼りにはしている。そんな二人は同じように台風の日に生まれ、誕生日も同じだ。他人の役に立ちたいと考えているところも同じだが、百音はいったいどんな風に役にたってゆくのか?

そして、毎週、「どうなるのか?」と登米の森林組合の人たちと同じように視聴者がその関係を見守っているのが百音と菅波の関係だ。百音と接するうちにだんだんと心のバリアを薄くしてゆく菅波。演じている坂口健太郎は、菅波のことを演じるにあたり、「菅波は、子どもっぽくてキュートなところもあるんですよ。だから気難しいだけの人物像にはならないように演じています」と話している。そして、百音と菅波の「すれ違い」のシーンを「いつも歯車がかみ合っていませんよね。それはおそらく、モネ由来というよりは菅波由来なんですよ!気持ちをうまく伝えられなかったり、的外れなことを言ってしまったりするから。そんな二人がかわいいなぁと、ほっこりしながら楽しく演じています(笑)」と楽しんでいるという。

7月5日から放送される第7週「それでも海は」では、百音の母・亜哉子(鈴木京香)が百音の幼馴染・亮(永瀬廉)の父親である新次(浅野忠信)の通院を手伝っている。耕治(内野聖陽)、新次、その妻・美波(坂井真紀)は幼馴染なのだが、いまでは耕治と新次の間にわだかまりがある。そのわだかまりは、東日本大震災で新次が船を失ったところからだ。災害が人間関係を変えてしまった。なんとか新次を助けたい耕治と、父親を思う亮の気持ちがぶつかる。

【第7週(2021/6/28-7/2)ネタバきよはらレあらすじ
百音(清原果耶)の初の気象予報士試験は、不合格に終わった。再挑戦のためにまた菅波(坂口健太郎)に勉強を教えてもらう日々が始まるが、森林組合の仕事が充実していく中で勉強の時間が思うように作れず、百音は勉強と仕事の両立の難しさを痛感する。菅波も百音に「今、なにをすべきか」を問う。そんな中、サヤカ(夏木マリ)が苗木を運ぶ作業中に骨折してしまう。ケガをしたサヤカを支えるため、自分に何ができるのか、百音は考えを巡らせる。考えた結果、運転免許を取得することにした。怪我をしたさやかを助けることもできるし、仕事の役にも立つと。

百音は2回目の気象予報士試験を受けるが、感触は思わしくない。一方で森林組合での仕事は充実し、菅波からは菅波はモネが「社会人あるある」に陥っているといわれ、試験へのモチベーションを再確認される。そんな言葉に百音は揺らいでしまう。

そんなある日、朝岡(西島秀俊)が後輩の気象予報士のフィールドワークのために久しぶりに森林組合を訪れる。そして、朝岡だけでなく、野坂(森田希智)は防災を、内田衛(清水尋也)は花粉を研究して、気象情報をさまざまな事に役立てようとしている。そんな様子を見た百音に、ある変化が起きはじめる。

百音は、サヤカ、中村(平山祐介)、朝岡の3人がつながりを持つようになったきっかけを知る。それは、東日本大震災の後、災害派遣でやってきた中村や沿岸部に測定器の設置を行っている朝岡の面倒をサヤカが見たことがきっかけだった。3人は、復興はまだまだだと話す。朝岡と話をしていると、やはり「未来」がわかる気象のことも気になる。それに朝岡は「何もできなかったと思っているのはあなただけではない」と百音の心を推し量ってくれた。

一方、亀島では、未知(蒔田彩珠)が高校を卒業したらすぐに水産試験場で働こうとしていた。耕治(内野聖陽)は今からでも大学受験が間に合うと共通テストを受けるように勧めるが、未知はいうことを聞かない。耕治は未知が無理をして水産試験場で働こうとしていると思っていた。

数日後、登米が暴風雨に見舞われる。安全のため、同じ部屋でサヤカと夜を明かすことにした百音は、サヤカの木を大切にする思いを聞いて、心を動かされる。それに二人は奇しくも巨大台風が来た日に生まれ、誕生日も同じだった。さやかは「山があなたをよんだんだ」と嬉しそうに話した。

暴風雨から一夜明け、サヤカは朝岡が気象情報を伝えるテレビ画面に見入る百音の様子に気がつく。未知の進路を心配していた耕治だったが、百音の助言も受けて未知に任せることに。ある日、森林組合の面々が前日のラグビーの試合結果で盛り上がる中で、百音はその試合にも朝岡たちの会社が関わっていると知り、気象情報会社への興味をいっそう募らせていく。野坂は、朝岡が気象予報の仕事に向いている人を探してくる名人だといい「次はあなたね」と百音に話す。

樹齢300年のヒバの伐採計画がいよいよ本格的に動き出す。そのころ、百音は、東京の気象情報会社への興味と、サヤカの下で森林組合で働くことと、どちらを選ぶべきかで思い悩んでいた。東京と登米を行き来している菅波に、東京はそんなにすごいところなのか、と聞く百音だったが、菅波からは「甘えている」と厳しい言葉が返ってくる。百音は自身の甘さを痛感し、気象予報士はあきらめると言い出す。菅波は驚いてしまう。東京にゆくためには試験に受かるのが条件だからだ。菅波に素直な自分の気持ちを百音は聞いてもらっていた。それをドアの外からサヤカも聞いていた。サヤカは、大好きな百音が自分の好きな道をあゆむべきとは思っていたが、また、一人になってしまうと寂しさも募らせていた。


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【第8週(2021/7/5-7/9)あらすじ
■第36話(月)
2015年の年の瀬、百音(清原果耶)は三度目の気象予報士試験に意気込みつつ故郷・気仙沼へ帰省する。実家でも勉強に励む百音だったが、島では亜哉子(鈴木京香)についてあるうわさが浮上していた。亜哉子が気仙沼本土でしばしばある男性と会っているというのだ。百音は未知(蒔田彩珠)と2人でことの真相を確かめようと、本土へ出かける亜哉子のあとをつけるが……。

■第37話(火)
実は、亜哉子(鈴木京香)は、新次(浅野忠信)の通院を手伝っていた。かつて、永浦家と及川家は家族ぐるみで仲が良く、耕治(内野聖陽)と新次、その妻・美波(坂井真紀)は、亀島でともに育った幼なじみだった。震災前の2010年、新次は、新しい船を買う相談をするため、よく永浦家に来ていた。にぎやかに話す大人たち横目に、百音(清原果耶)、未知(蒔田彩珠)そして、亮(永瀬廉)は、静かにおしゃべりを楽しんでいた。

■第38話(水)
新次(浅野忠信)は、かつて自宅があった場所で酔いつぶれていたところを無事発見される。震災から数か月たったころ、耕治(内野聖陽)は新次にもう一度船に乗ることを勧め、銀行員としてもサポートをすると約束していた。しかし、結果として2人は決裂してしまう。百音(清原果耶)は、当時の耕治の悔しい様子を思い出して、今の自分に何ができるか自問自答する。すると、そこに菅波(坂口健太郎)から、電話がかかってくる。

■第39話(木)
ひとまず永浦家に連れられてきた新次(浅野忠信)は、耕治(内野聖陽)や亜哉子(鈴木京香)、龍己(藤竜也)の前で、長い間抱えてきたどうにもならない苦しさを吐露する。離れてその姿を見ていた百音(清原果耶)や未知(蒔田彩珠)。すると、そこに、突然亮(永瀬廉)が現れ、父の苦悩を聞いたことで、ある行動をおこす…。

■第40話(金)
新次(浅野忠信)が見つかった翌日、百音(清原果耶)が気象予報士試験の勉強をする部屋で、幼なじみたちは人生ゲームを楽しんでいた。やがて、ふとしたことで、亮(永瀬廉)が、自分たちの世代の将来について語りだす。百音が登米に戻る前日、亜哉子(鈴木京香)は、百音と未知(蒔田彩珠)に、自分の人生を引き合いに、アドバイスをする。そして翌朝、百音は漁港近くの海沿いに、ひとりでいる新次の姿を見つけて…。

【脚本】安達奈緒子
【出演】清原果耶,内野聖陽,鈴木京香,蒔田彩珠,藤竜也,夏木マリ,坂口健太郎,浅野忠信,坂井真紀,永瀬廉,浜野謙太,でんでん,恒松祐里,前田航基,高田彪我 他
【語り】竹下景子
公式Twitterアカウント「@asadora_nhk」

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 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

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