「IP~サイバー捜査班」安洛(佐々木蔵之介)は祇園にうずまく女たちの愛憎劇に挑む!第2話予告動画

2021年07月02日09時44分ドラマ
@テレビ朝日

初回視聴率10.3%で2桁発進!古都・京都を舞台に"サイバー犯罪の脅威"×"人間ドラマ"を融合させた、超斬新なミステリー!サイバー犯罪のスペシャリスト・安洛一誠(佐々木蔵之介)が挑むのは乗っ取られたパソコンからの殺人だ!遠隔操作での殺しを阻止できるのか?テレビ朝日 2021年7月8日よる8時から「IP~サイバー捜査班」第2話放送!PR動画は番組公式サイトで公開されている。



サイバー犯罪のスペシャリスト・安洛一誠(佐々木蔵之介)、人情派刑事・古宮山絆(福原遥)、元捜査一課のエリート刑事・多和田昭平(間宮祥太朗)らがサ京都の町で発生するサイバー事件を捜査する「IP~サイバー捜査班」が7月1日から放送開始となった。初回視聴率は10.3%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区、世帯)と、2桁の発進となった。

第1話は、フィッシング詐欺グループの摘発から始まり、アジトで遺体が発見され、その犯人を調べるうちに京都府警のサーバーが乗っ取られた。京都府警のデータを人質として莫大な身代金が要求されるが、犯人の狙いは身代金ではなく、データの公開だった。自殺したと思われている息子が殺されたことを証明するために、データを公開させようと母親が仕組んだ犯罪だった。

初回2時間SPということで事件は複雑になっていたが、犯人・順子(菊池桃子)の目的はただ一つ、息子の無念を晴らすためだった。息子・保志が務めていたのがブラック企業で、心身が疲れていたところ、「大麻」に手を出してしまう。しかし、良心の呵責から大麻のことを警察に言おうとして、首謀者に殺されてしまう。この首謀者が衆議院議員の息子・奥貫だ。殺したことを自殺と見せかけるために一緒に大麻をやっていたメンバーに偽証をさせ、父親をつかって圧力をかけると、刑事ドラマでよくある絵に描いたようなドラ息子がもともとの元凶となった。

また、50歳を過ぎた女性が一からIT技術を勉強してサイバー犯罪に手を出せるまでになるのだろうか?という声も多い。「それほど息子の無念」をはらしたいということだろうが、パソコン教室の映像に映っていたのではなく、もともとはSEとして働いていたという過去が発覚するといった方がより現実的な線と受け止められたようだ。

初回のため、レギュラーメンバーの紹介からスタート。新人刑事である古宮山絆が京都府警サイバー総合事犯係に異動してきたという設定なので、人物紹介もしやすい。その絆は安洛に妙に興味を持つのだが、それは「自分の父親」ではないかと思っているからなのだ。第1話のラストはそのことを安洛に話したところで終わったので、7月8日に放送される第2話以降であきらかになる。

放送前から「自分はアナログ人間なのに、専門用語のセリフが多い」と嘆いていた佐々木蔵之介だったが、第1話を見ると確かに「多くて長い」セリフだ。もちろん放送されているからよどみなく話しているが、事前の準備を考えると相当大変だと思われる。そんな安洛は、自席についたまま、多和田たちが映し出す映像やデータを解析して事件を解決へと導く。現場にいない分、包括的に事件が見れるという特性を活かした方法になる。

第2話は、京都らしく、花街・祇園が舞台となる。他の刑事ものでもよくあるストーカーの話だが、「IP~サイバー捜査班」で扱うのはネットストーカーだ。お気に入りの芸妓“舞菊”こと奥村麻衣(川島海荷)をネットストーカーするのはカメラマンの寺西高広(西村匡生)だが、殺されてしまう。この殺人について安洛は遠隔操作によるものでは?と疑問を持つ。芸妓“舞菊”役の川島海荷、置屋の女将役の国生さゆり、刑事役・犯人役で多数のサスペンスや刑事ドラマに出演する飯田基祐が芸妓たちの身の回りを世話する“男衆(おとこし)”役での登場となる。安洛をさぐりレポートを書く多和田が元捜査一課らしく操作で活躍するシーンがもっともっと見たいという視聴者も多いが、第2話以降、どうなってくるのか?そして、絆の父親は安洛なのか?

■第2話あらすじ
京都府警サイバー総合事犯係に、会社社長・土屋謙信(ぼんちおさむ)が乗り込んできた。土屋は、京都で一番の人気芸妓と2ショットで撮影したニヤケ顔の自撮り写真が、なぜかSNS上に出回っていると大騒ぎ。拡散した人物を見つけて逮捕してくれと訴える。

明らかに同意の上で撮った写真であり、犯罪として成立しない可能性が高いにもかかわらず、主任・安洛一誠(佐々木蔵之介)は古宮山絆(福原遥)と多和田昭平(間宮祥太朗)に事件を調べるよう命じる。実は先日、安洛は絆から「自分の父親ではないか」という疑惑を突きつけられて動揺。できるだけ、絆を目の前から遠ざけたかったのだ…。

さっそく多和田とともに置屋を訪ね、写真の相手である芸妓“舞菊”こと奥村麻衣(川島海荷)から事情を聴いた絆。麻衣によると、問題の写真は土屋が自分のスマホで撮影したもので、その場でメッセージアプリを介して麻衣のスマホに転送されてきたが、麻衣自身はSNS上に公開するなどの行為は一切していないと話す。それを聞いた多和田は、麻衣のスマホに不正アクセスがなかったか調べたいと申し出るが、置屋の女将・宮原涼花(国生さゆり)から、座敷の中の出来事を外部に持ち出すのは花街のご法度だと突っぱねられてしまう。

そんな中、安洛が写真を流出させた人物を特定した。安洛がたどり着いたのは、カメラマンの寺西高広(西村匡生)。絆と多和田がさっそく寺西の自宅を訪ねたところ――なんと彼は何者かに刺殺されていた!

寺西の部屋に残されたパソコンを調べた安洛は、彼が麻衣の“ネットストーカー”だったことを突き止める。絆と多和田は改めて麻衣に話を聞こうとするが、涼花に門前払いされてしまう。2人は仕方なく、芸妓たちの身の回りを世話する“男衆(おとこし)”田沼徳夫(飯田基祐)に麻衣の居場所を聞くが…!?事件の背後にある、京都祇園の花街に渦巻く女たちの憎悪とは…そしてその先にある切なくも悲しい真実とは!?

テレビ朝日 2021年7月スタート。毎週木曜日よる8時放送、「IP~サイバー捜査班」。出演:佐々木蔵之介、福原遥、間宮祥太朗、堀内敬子、吉村界人、中川知香、高畑淳子、杉本哲太ほか。番組公式Twitterアカウントは「@ip_cyber2021」。

テレビ朝日「IP~サイバー捜査班」番組公式サイト

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