BSテレ東「カンテク~運命の愛~」第16-最終回あらすじ:ウンボを疑い始める王!

2022年06月05日02時40分ドラマ
(C)2019-20 TV Chosun

チン・セヨン×キム・ミンギュ共演の人気韓国宮廷ロマンス時代劇「カンテク~運命の愛~」(全22話)が、ついに全国で無料視聴できるBSテレ東にて再放送!6月6日(月)からの第16話~第20話あらすじと見どころを紹介、Youtubeにて予告動画が視聴できる。

※6月15日からは、妾の子から王の主治医に上り詰め、世界遺産[東医宝鑑]を編纂した朝鮮王朝時代の実在の名医、ホ・ジュンの波瀾万丈の生涯をドラマティックに描く歴史エンターテインメント大作「ホジュン~伝説の心医~」を放送する。

「カンテク~運命の愛」は、“王妃”の座を命がけで奪い合う女たちが繰り広げる、宮廷サバイバルロマンス。※タイトルの“揀択(カンテク)”とは、お妃選びをする行事のこと。その由来や習わし、時代背景、各話の詳しいあらすじなどは【「カンテク~運命の愛」を2倍楽しむ】でまとめて詳しく紹介している。



■第16話
大君イ・ジェファは自分だけ逃げることができず、ペク・チャヨンを助けに行くが、チャヨンは“よき王になると信じている”と言葉を残し自害する。一方、王の愛を一身に受けるウンボが憎いヨンジ。ウンボを呼び出し難癖をつけ体罰をしようとするが、ソンイからその知らせを聞いた王がやってきて叱責される。我慢の限界に達したヨンジは、こっそり宮殿を出てケピョンに会いに行き、ウンボを始末してほしいと涙ぐみながら懇願する。
かつて父親の暴力から救ってやったチャヨンは、今また命を賭してまで大君を守ろうとする。そこまで大君に肩入れする理由が「市井で育って民の暮らしが分かるだろうから」では、理由付けとしては少々弱い気もするが。それほど王室と民の暮らしがかけ離れているということかもしれない。ちなみに、【「カンテク」を2倍楽しむ】では、架空で描かれた本作の王を、朝鮮王朝第24代王・憲宗にインスピレーションを得ていると紹介しているが、大君イ・ジェファのモデルとなった人物は第25代王・哲宗と考えている。この回の詳しいあらすじと見どころは16話ネタバレ詳細で。

■第17話
ウンボが何者かに銃で撃たれる夢を見た王。いてもたってもいられずすぐさまウンボの元へ行き他出を禁じると伝えるが、ウンボは王妃の計画なら行くべきだとチョ・フンギョンを
捕まえるために一役買うことを決意する。そして翌日、祈子儀礼へ出かけたウンボら。山道で銃先を向けられたウンボを守ろうと盾になったヨウルは、ケピョンに撃たれ命を落とし
てしまう。その後、捕まり尋問にかけられたケピョンは、固く口を閉ざしていたが…。
自白しようとするヨンホを睨みつけるケピョンの目が怖い。ヨンジは、拷問に耐えるケピョンの身を案じるどころか、「ぜったい自白しない」「舌をかみ切る」など、ドラマ序盤の気弱なヨンジから一変!そんなヨンジとフンギョンを救ったのは、第4話の「王妃を輩出する家門に与えられる私兵権」。この回の詳しいあらすじと見どころと一緒に17話ネタバレ詳細で解説している。

■第18話
ウンボの宮殿を出たいという願いを聞き、カン家の名誉が回復してから宮殿を出るよう促した王。ウンボは、自分の気持ちを汲んでくれた王に“王様の女になりたい”と話し、2人
は一夜を共にする。一方、大君イ・ジェファは、チョ・フンギョンの居場所を突き止め、ある提案をする。そんなある日、楽士を呼んで演奏を楽しんだ王とウンボ。その帰り道に王は
めまいを起こしてしまう。王の体調不良を知ったウンボは、王に祈とうを受けるよう話し…。
突然降ってわいた昇進を最初を喜ぶものの、「名誉よりおカネをもらって気軽に暮らしたい」、と王に願い出るあたり、いかにもワルらしい。そんなワルの願いも聞いて、ウンボが宮殿を出るときに一緒に宮殿を去ることを許す王の度量はどこまでも大きい。一方、ウンボの身を案じる母が、ホン・ギホに話した予言は『乙未の年に誕生した双子が世を変える』というもの。星宿庁の予言により、国法で双子の出生が禁じられていた。これについては、次回19話で明かされる。この回の詳しいあらすじと見どころと一緒に18話ネタバレ詳細で解説している。

■第19話
大君イ・ジェファは、ウンボが死んだ王妃と双子だという噂を広めるようキーセンに指示し、あっという間に市井だけでなく宮殿内にも広がる。ウンボの正体を知り衝撃を受けた大
王大妃は、ウンボの元へ行き真相を確かめる。そして、大王大妃は王に身分を偽ったウンボを今すぐ追放すべきだと訴えるが、王はウンボだけを咎めることはできないとウンボを
かばう。そんな中、王族と儒者たちがウンボの正体を明らかにするよう示威行為を始める。
王とウンボのラブラブぶり。嫉妬に狂ったヨンジと大君ジェファに対して、ワルにやきもち焼く王が可愛い。双子を禁ずる20年前の国法については18話の見どころで解説。王が手にした『承政院日記』は歴代王のすべてを記録した朝鮮王朝最大の機密記録。詳しくは【朝鮮王朝豆知識】「◆歴史記録書」で解説。この回の詳しいあらすじと見どころと一緒に19話ネタバレ詳細で。

■第20話
領議政キム・マンチャンらは、自分の正体を明かしたウンボを死刑にすべきだと王に訴える。そこへワルに説得されたクォン・イクスが宮殿に戻ってきてキム家の悪事を暴露し、マ
ンチャンらは屋敷に軟禁される。また、王は大妃に温陽行宮へ行くよう命じ、大妃は王の母親失格と言わんばかりの態度に悔しさをこらえきれず涙を流す。一方、大君イ・ジェファ
とチョ家は追い詰められたキム家の状況を聞きつけ、キム家を利用しようと手を組むことを企む。
クォン・イクスがここにきて大活躍。演じたのはクォン・ヒョンジュン。「六龍が飛ぶ」でシン・セギョンの仲間サンマン役、「ボイス~112の奇跡~」ではイ・ハナ扮する112通報センター長グォンジュの右腕チョン・サンピル役を演じた。愛の印として王が用意した指輪。“カラッチ”と呼んでドラマ同様2本セットになっている。これについてはチン・セヨンが主演した「オクニョ 運命の女(ひと)」第9話でも重要なアイテムとして登場しており、詳しく説明しているので、気になる方はチェックを。お守りの美しい小刀をウンボが使うことがないことを、ただただ祈るばかりだ。ワルに剣を譲るハン武官のさりげない王への気遣いが胸アツものだ。この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識は20話ネタバレ詳細で。

■第21話
領議政キム・マンチャンらは、自分の正体を明かしたウンボを死刑にすべきだと王に訴える。そこへワルに説得されたクォン・イクスが宮殿に戻ってきてキム家の悪事を暴露し、マ
ンチャンらは屋敷に軟禁される。また、王は大妃に温陽行宮へ行くよう命じ、大妃は王の母親失格と言わんばかりの態度に悔しさをこらえきれず涙を流す。一方、大君イ・ジェファ
とチョ家は追い詰められたキム家の状況を聞きつけ、キム家を利用しようと手を組むことを企む。
「ウンボ監禁→ウンボ捜索に王が内禁衛を動員するはず…」これはヨンジのアイデア。嫉妬に狂ったヨンジが恐ろしい。大君が、「ウンボを決して傷つけてはいけない」とヨンジに念押しする。そのためにヨンジもソンイもウンボに手出しできないが、「王を呼び出すため」という大君による理由付けは、どうも怪しい。ウンボへの消せない横恋慕が見え見え。脱出したウンボを助けるために剣を抜いたワル。ウンボを守って大君の剣に倒れたようだが…。それにしても恋に狂った大君の目が怖い。演じたのは主役のキム・ミンギュ同様に時代劇初挑戦のト・サンウ。ト・サンウの紹介と、この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識は21話ネタバレ詳細で。

■第22話(最終回)
大君イ・ジェファから三角山の開かつ地に1人で来いとの手紙を受け取った王。ウンボを助けるために、危険だと止める都巫女の言葉を無視し、再び予知夢を見て大君の居場所
の手がかりを得ようとする。そんな中、ワルと共に大君に捕まっていたウンボは侍女のフリをして脱出を試みる。そして、予知夢を通して根拠地の場所を突き止めた王は、ハン武
官らに急襲を指示しチョ家を捕らえることに成功する。しかし、そこにはウンボの姿はなく…。
醤庫でも本拠地でも逃げ出したウンボだが、結局捕まってしまう。また、王と大君の一騎打ち。史劇アクションを見慣れているファンには少々迫力は足りないかもしれないが、そこは初めての史劇と大目に見よう。ラストやっと見つけた愛しいウンボだが、いまだ大王大妃の許しも得ていない。ドラマに描かれないものの、ウンボが宮殿に戻ってからまたひと悶着ありそうだが、王子が誕生しているとなれば、臣下や大王大妃の心も動き、ウンボは無事王妃の座に就きそうだが…。この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識は21話ネタバレ詳細で。

■キャスト
カン・ウンボ/ウンギ役:チン・セヨン
イ・ギョン役:キム・ミンギュ
イ・ジェファ役:ト・サンウ
チョ・ヨンジ役:イ・ヨルム
ワル役:イ・シオン
キム・ソンイ役:イ・ファギョム

BSテレ東「カンテク」番組公式サイト
 2022年5月16日-6月10日 月~金10:55~12:00 再放送
 2021年7月2日-7月30日 月~金10:55~12:00 BS初放送
Youtube「カンテク」予告動画

kandoratop【作品詳細】【「カンテク~運命の愛」を2倍楽しむ】