31日NHKBSP「麒麟(きりん)がくる」総集編全4回を一挙放送!智将・明智光秀の半生を描く戦国大河

2021年07月30日16時00分ドラマ
©NHK

ファン必見!長谷川博己主演で2020年に放送された大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の総集編、第1章から第4章までを7月31日(土)午後6時~午後10時25分、NHKBSプレミアムにて一気に放送!本能寺の変を起こした明智光秀を通して描かれる戦国一大叙事詩。予告動画はNHK番組サイトで公開中だ。

仁ある政治をする者の前に現れるという聖なる獣・麒麟(きりん)。それを呼ぶ者は一体どの戦国武将なのか?舞台は戦国時代。斎藤道三(本木雅弘)、足利義昭(滝藤賢一)、織田信長(染谷将太)らに仕えた智将・明智光秀(長谷川博己)の、謎に包まれた半生に光を当て話題を呼んだ大河ドラマ「麒麟がくる」。ドラマは2021年2月7日放送の第44回をもって最終回を迎えたが、その総集編が川口春奈演じる帰蝶の語りで4部構成にて放送される。

大河ドラマ第59作目となった「麒麟がくる」は、池端俊策が脚本を務めたオリジナル作品。池端は室町幕府を開いた足利尊氏を主人公に描かれた第29作目の大河ドラマ「太平記」(1991年)の脚本も担当しているが、「室町幕府の終わりも描きたい」という思いから戦国時代を舞台にした物語が実現した。そして、池端の希望で主人公となる明智光秀役に長谷川博己が抜擢され、長谷川も「池端先生の作品なら」とオファーを受諾し「麒麟がくる」が誕生した。

しかし、キャスティングの問題を皮切りに、新型コロナウィルス感染症の影響で撮影が中断、6月7日をもって放送を一時中断するなど放送期間の変更を余儀なくされた。数々のトラブルに巻き込まれながらも、8月30日から放送を再開し、放送も当初の予定通り全44回と発表されファンたちを歓喜させた。

そんな波乱含みの「麒麟がくる」だが、美濃を舞台とした前半は、斎藤道三を中心に若き光秀が躍動し、後に光秀の盟友となる松永久秀(吉田鋼太郎)、細川藤孝(眞島秀和)や、光秀が心酔した将軍・義輝(向井理)と出会いが描かれた。中盤は光秀が亡命先の越前で浪人時代を過ごすも、“将軍擁立”を掲げ信長と共に上洛を果たし、やっと歴史上にその名を刻むことになる。そして終盤は舞台を京都に移し、信長包囲網に苛まれながらも着実に天下取りへの野望を募らせる信長と、それを止めようとする光秀の対立構造が見事に描かれ、衝撃のラストには視聴者から大きな反響が寄せられた。

根強いファンを持つ「麒麟がくる」だが、もう一度あの名場面、名セリフを味わえるチャンスとなる総集編。帰蝶の語りと共に光秀の激動の半生を振り返りたい。



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■総集編・あらすじ
<総集編(1)「美濃編」午後6時~午後6時55分>
第1回から第17回までの物語を収録。美濃を舞台に、帰蝶(川口春奈)の嫁入りや織田信長との出会いを通じ、若き日の明智光秀が描かれる。美濃を治める斎藤道三の導きで広い世界を目の当たりにする光秀。しかし、道三と息子・高政(伊藤英明)親子で起こった「長良川の戦い」により、道三側についた光秀は故郷美濃を追われることになる。

<総集編(2)「上洛編」午後6時55分~午後7時55分>
第18回から第27回までの物語を収録。美濃を追われた光秀が家族と共に越前へ亡命し、朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)と出会う。そして信長は宿敵・今川義元(片岡愛之助)との「桶狭間の戦い」へ。一方、将軍義輝の暗殺を受け、新たな将軍擁立に奔走する光秀。そして義輝の弟、義昭を擁して織田信長と共に上洛に至るまでの物語。

<総集編(3)「新幕府編」午後7時55分~午後9時10分>
第28回から第37回までの物語を収録。上洛した光秀と信長を待ち受けていたのは、京に住み着く魑魅魍魎たちだった。晴れて幕臣となった光秀の前に立ちはだかる数々の難門。やがて信長と義昭の溝は深まっていき、ついに義昭は京を追放。権力を手に入れ、次第に歯止めがきかなくなった信長が暴走を始め、つにに蘭奢待(らんじゃたい)を求めるまでになる。

<総集編(4)「本能寺の編」午後9時~午後10時25分>
第38回から第44回までを収録。将軍を退け、権力をほしいままにする信長は、仲間たちを斬り捨て、ついに帝までも排除しようとする。次第に深まる光秀と信長の溝・・・そしてついに物語は本能寺の編へ!

NHKBSプレミアムにて7月31日(土)午後6時~午後10時25分、「麒麟がくる」総集編全4回を一挙放送。※初回放送は2021年2月23日(火)

■スタッフ
作:池端俊策、岩本真耶、前川洋一、川本瑞貴
音楽:ジョン・グラム
語り:川口春奈

■出演
長谷川博己、染谷将太、門脇麦、岡村隆史、木村文乃、石川さゆり、西村まさ彦、谷原章介、向井理、川口春奈、伊藤英明、風間俊介、滝藤賢一、片岡愛之助、尾野真千子、坂東玉三郎、高橋克典、佐々木蔵之介、吉田鋼太郎、堺正章、本木雅弘 ほか

NHKBSプレミアム「麒麟がくる」総集編

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