映画『キネマの神様』×淀川長治が“映画愛”でまさかのコラボ!TVCM放映、Youtubeでも期間限定公開

2021年08月03日11時46分映画

日本映画界を代表する山田洋次監督のもと豪華キャストが集結し、松竹映画100周年を記念した『キネマの神様』が8月6日(金)公開されるが、評論家・淀川長治が出演する『キネマの神様』TVCMが公開された。



松竹キネマ合名社の設立、そして数々の名作を創り出した蒲田撮影所の開所を迎えた1920年から、日本映画史を飾る傑作、ヒット作の製作、配給、興行を続け、2020年松竹映画は100周年を迎えた。

2020年3月1日のクランクイン以降、W主演予定だった志村けんの突然の逝去、緊急事態宣言による撮影の長期中断、そして二度の公開延期…と次々と困難が降りかかりながらも“作品を届けたいという願い” と共にそれを乗り越え、奇跡の作品として完成。

この度、晩年まで多くの日本人へ映画の素晴らしさを伝えてこられ、映画を愛し続けた映画評論家の淀川長治氏が、同じく“映画愛”に溢れた『キネマの神様』のTVCMへ出演が決定。「映画の面白さを改めて伝えたい」という松竹の強い想いに淀川氏サイドが賛同し、同氏が約32年間に渡り映画解説を勤め上げた『日曜洋画劇場』放送していたテレビ朝日が全面協力し実現した。

2017年の放送終了まで約半世紀に渡って映画を届け続けてきた『日曜洋画劇場』で、1998年までの約32年間もの間“映画愛”“映画の素晴らしさ”を伝え続けてきた淀川長治氏の膨大なアーカイブ映像を持つテレビ朝日。
TVCMでは、淀川氏サイドの協力の元でその映像の中から、「魂のこもった映画でしたね」「見事な人間愛が出ましたね」、そして「映画は何でも教えてくれますね」という、山田洋次監督が描き出した『キネマの神様』へも通ずるコメントが映像と共に引用されている。

“映画愛”に溢れた淀川氏と”映画の面白さを伝え、映画館で映画を見る喜びを久しぶりに感じていただきたい”と強く想う本作。”映画”を愛する双方の想いが合致し完成したコラボ映像は、観る人には懐かしさを、また映画とは自分にとってどういう存在かを深く感じさせる映像となっている。

淀川氏とのコラボレーションについて松竹の担当者は「誰よりも映画を愛し、日本中に映画の面白さを教えてくれた、映画の伝道師である淀川長治さんのお言葉をお借りすることができて嬉しく思います。淀川さんの言葉を聞いて、久しぶりに映画を観ようという気持ちになってもらえたらこの上ない喜びです。」と、感謝を語る。

日本映画界を代表する山田洋次が監督を務めた本作。
原作はこれまで数々の文学賞を受賞してきた人気小説家・原田マハ、キャスト陣には、沢田研二・菅田将暉(共にゴウ役)、永野芽郁・宮本信子(共に淑子役)、野田洋次郎・小林稔侍(共にテラシン役)、北川景子(園子役)、寺島しのぶ(歩役)ら豪華俳優陣が丁寧に物語を紡ぐ。

“映画”を愛し続け、挫折を味わいながらも夢を追いかけたゴウが時代を越えて織り成す青春と家族のありようが描かれる温かな物語は、この時代を生きる人々にエールを贈る。
かつてない苦境に直面しながらも、映画と夢を諦めることのなかった映画を愛する者たちによって完成された奇跡の映画が2021年8月6日、日本中を夢と感動に包み込む。


※1か月限定公開。

【映画概要】
★2021年8月6日(金)全国ロードショー
■監督 :山田洋次
■脚本 :山田洋次 朝原雄三
■原作 :原田マハ「キネマの神様」(文春文庫刊)
■出演 :沢田研二 菅田将暉 永野芽郁 野田洋次郎 / 北川景子 寺島しのぶ 小林稔侍 宮本信子
■配給 :松竹
■コピーライト:(C)2021「キネマの神様」製作委員会

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