「おかえりモネ」清原果耶は坂口健太郎にも力を借り車いすマラソン選手を応援!第12週ネタバレと第13週予告動画

2021年08月06日10時00分ドラマ
@NHK

百音(清原果耶)は朝岡(西島秀俊)とともに、車いすマラソン選手の鮫島(菅原小春)をサポートすることに!そこに菅波(坂口健太郎)も加わって、気象と医学の知識で鮫島の記録を更新させる!菅波が抱えていた辛い過去を聞いた百音は?NHKテレビ小説「おかえりモネ」第13週(8月9日~8月13日)「風を切って進め」のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



8月2日から放送された「おかえりモネ」第12週でも、百音(清原果耶)と菅波(坂口健太郎)の距離を縮まりそうでなかなか縮まらない。第11週のラスト「私は先生に会いたかった」と言う言葉が途中でかき消されたが、菅波には届いているはずだ。しかし、進展しそうで進展しない。それでも、8月9日から放送される第13週から、車いすマラソンの選手を応援するというプロジェクトに二人が参加する。少しは距離が縮まるのか?二人を見ただけで明日美(恒松祐里)や登米の森林組合の人たちには二人の仲がわかるのに、とうの二人には全くわからないという展開がやきもきさせるが、第13週の第65話、菅波が抱えている辛い過去を百音に打ち明ける。これをきっかけにふたりの仲が進展するのか?

第12週から、ダンサーの菅原小春が車いすマラソンの選手役で登場した。大河ドラマ「いだてん」では人見絹江の役で出演していたので、NHK大河と朝ドラというドラマの中でもビッグネームに出演を果たしたこととなる。東京パラリンピックを前に、車いすマラソンの選手が登場し、選手がいかにタイムをあげるために努力しているかが垣間見られる。

気象キャスターの朝岡(西島秀俊)は、気象キャスターを辞めるつもりだという。スポーツ気象にこだわる理由が、学生時代の駅伝で熱中症にかかり、長年つながってきた襷をつなぐことができなかったことがきっかけだった。朝岡が気象キャスターを辞めたいということにショックを受けた後「自分が後任か?」と思ったり、自分の名前にあえてミドルネームをつけて目立たせるようにするなど、莉子(今田美桜)のメンタルの強さも際立った。そしえ、その莉子が放った「永浦さんって重いよね」の一言はかなり百音に突き刺さった。今までの目標である「人のために役に立ちたい」という気持ちはぐらつかないのか?

【第12週(2021/8/2-8/6)ネタバレあらすじ
東北の太平洋側に大型の台風が近づいていた。百音(清原果耶)は、気仙沼の実家に電話し、さまざまな対策を伝える。祖父のカキ小屋のこと、カキ棚のこと、島の船のことなど、細かく情報を出す。耕治(内野聖陽)や亜哉子(鈴木京香)は、そんな娘のようすに頼もしさを感じるのだった。

そんな中、下宿先の大家・菜津(マイコ)の祖父・肇(沼田爆)がテレビでのスポーツ観戦に夢中になりすぎて、熱中症になってしまう。百音はとっさに近くの病院に勤める菅波(坂口健太郎)に、助けを求める。菅波の適切な判断で、肇は大事に至らずに済んだ。そして、菅波と話している百音をみて、明日美(恒松祐里)はなにやら二人の仲を感じ取ったようだった。肇のことをお礼するために、菅波に電話して「先生がいてよかった。先生の
おかげです」というと、菅波は電話の向こうで少し黙った。以前、登米で「あなたのおかげで助かりました」という言葉は麻薬ですといっていた菅波を思い出していた。

いよいよ宮城県に大型の台風が迫る。百音からの情報で、気仙沼では耕治たちが、登米ではサヤカ(夏木マリ)たち森林組合の面々がそれぞれに対策を進めていた。船を荒れる波から守るため、新次(浅野忠信)は耕治から、島の船を安全な場所に動かしてほしいといわれ、ついに船に乗る。そんな父親の姿に亮(永瀬廉)も喜ぶのだった。やがて台風が去り、百音は家族たちからおかげで助かったと感謝され安堵(ど)する。そんな百音をみて、莉子(今田美桜)は、「誰かの役に立ちたいって、結局、自分のためなんじゃないの?永浦さんって重いよね」と言う。百音は、莉子から言われたその言葉をきっかけに、「人の役に立ちたい」という自分の目標を見つめなおす。同じころ、未知(蒔田彩珠)も研究が思うように進まず悩んでいたが、亜哉子はそんな娘をはげます。

ある日、車いすマラソンの選手・鮫島(菅原小春)がウェザーエキスパーツを訪れる。鮫島は、気象情報を競技に生かすため朝岡(西島秀俊)を頼ってやってきたのだった。朝岡の、いずれ気象キャスターをやめるつもりだという発言に、百音(清原果耶)たち気象班一同は動揺する。しかし、莉子は、そうなれば後任は自分になるのではないか、と期待を膨らませる。

未知は仕事で思うような成果を出せず、焦りから電話で百音に少し当たってしまう。そんな中、内田(清水尋也)が見つけたある物から、朝岡がスポーツ気象にこだわる本当の理由が明らかになる。それは、昔の新聞記事だった。駅伝に出ていた朝岡が熱中症にかかってしまい、途中棄権し、長年続いた襷を切らしたという記事だ。朝岡はそれが自分だといい、気象予報が活かせていれば、暑さに強い選手に交代する手が打てたという。スポーツ気象にこだわるのはこの出来事のせいだった。

百音は、100パーセント自分のためと言い切って車いすマラソンの練習に臨む鮫島の姿に心動かされ、一方で「人の役に立ちたい」という目標について、さらに思い悩むのだった。鮫島のサポートには医師の力も必要だということになり、百音は思い切って菅波に頼んでみる。しかし、菅波は東京と登米の往復で時間がないと断る。

洗濯のついでに汐見湯を訪れた菅波に、百音は、ずっと以前に菅波に言われた「あなたのおかげで助かりましたという言葉は麻薬だ」という言葉について、その真意を聞く。菅波は、その言葉が気持ちいいから、自分の価値を認めてもらえたからだといい、自分の力を信じていない人間にとってそれは強烈な幸せとなり、また言われたいと思って周りが見えなくなるという。そして、結局は自分のためだと。菅波はそうやって突き進み、人の人生を壊してしまったと告白した。


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【第13週(2021/8/9-8/13)あらすじ
■第61話(月)
車いすマラソン選手の鮫島(菅原小春)をサポートすることとなった、百音(清原果耶)・朝岡(西島秀俊)・莉子(今井美桜)・内田(清水尋也)。来月行われる車いすマラソンの強化選手選考会までに、鮫島の弱点である「暑さに弱い体質」を克服しなければならない。そのために、まずは「暑熱対策」と「体質改善」に取り組むこととなった。そこで、助っ人に現れたのは…

■第62話(火)
菅波(坂口健太郎)が、医学的な観点から色々と調べた結果、鮫島(菅原小春)が暑さに弱い原因は競技中に“深部体温”が上がってしまうことではないか?と考えた。そこで菅波は、競技中に細かく砕いた氷を飲みながら走ってみてはどうかと提案する。すると、鮫島のタイムが順調に伸びていく。同じころ、百音が21歳の誕生日を迎え、汐見湯に、鮫島はじめ皆が集まって、盛り上がる。

■第63話(水)
順調だった鮫島(菅原小春)だが、スランプに陥る。思うようにタイムが伸びなくなってしまった鮫島は、百音(清原果耶)に弱音を吐くのだった。百音は、鮫島のこれまでのレースを今一度検証し直す。すると「強い風が吹くと強い」という事が解(わか)った。選考会直前、朝岡(西島秀俊)と百音たちは新たなプランを立て始める。「強い風」と「鮫島の負けず嫌いな性格」を生かした「プランB」とは…

■第64話(木)
選考会3日前、鮫島(菅原小春)に新たに計画した「プランB」を伝えた百音(清原果耶)たち。選考会当日、トラックに強い風が吹くと予測した百音たちは「大会当日、競技場で強い風が吹いたら、勝負に出てみてはどうか」と伝えたのだった。向かい風“逆風”に向かうのが鮫島スタイルだと気づいた百音は、最後は自分の感覚で勝負してほしいと考えたのだ。選考会当日、鮫島は順調にラップを刻んでいくが…。

■第65話(金)
無事に車いすマラソンの強化指定選手に選ばれた鮫島(菅原小春)。鮫島は、「レース前からプランBで行くと決めていた。みんなのことを信じた」と百音(清原果耶)たちに告げる。「チームサメジマ」の面々もほっと胸をなでおろす。ある日、コインランドリーで話す菅波(坂口健太郎)と百音。そこで、百音は、菅波が抱えていた辛(つら)い過去を初めて聞く。

【脚本】安達奈緒子
【出演】清原果耶,西島秀俊,坂口健太郎,今田美桜,清水尋也,菅原小春,平山祐介,恒松祐里,マイコ,夏木マリ,石井正則,井上順 他
【語り】竹下景子
公式Twitterアカウント「@asadora_nhk」

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 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

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