テレビ愛知「王女の男」第6-10話あらすじ:即位の日~絶縁の果てに

2021年08月29日19時50分ドラマ
(c) KBS

いつまでも続く首陽(スヤン)の殺戮に、譲位するので人を殺めるのをやめてください、と首陽に告げる端宗(タンジョン)王!テレビ愛知で再放送の「王女の男」明日8月30日(月)からの第16話~第20話のあらすじを紹介、本作はHuluなどで全話配信している。

「王女の男」は、朝鮮王朝史に残るクーデター「癸酉靖難(ケユジョンナン)」をモチーフに、第5代王・文宗亡きあと、幼くして即位した第6代王・端宗の時代に起きたクーデターにより引き裂かれる恋を描く。



【「王女の男」を2倍楽しむ】では、ドラマの時代背景や実在人物の紹介、年表、各話の詳しいあらすじと見どころなどまとめて紹介しているので、視聴の参考にどうぞ。

■キャスト
キム・スンユ役:パク・シフ
イ・セリョン役:ムン・チェウォン
キョンヘ王女役:ホン・スヒョン
シン・ミョン役:ソン・ジョンホ               
スヤン大君役:キム・ヨンチョル
キム・ジョンソ役:イ・スンジェ
 ほか

■第16回「即位の日」
スンユは、オンニョン君を討ち、その服に血で「大虎」と書き残す。「大虎」はスンユの亡き父キム・ジョンソの異名。人々はキム・ジョンソの怨霊が恨みを晴らしに来たと噂し始める。
体裁を繕うため、端宗の譲位の意志をしばらくは受け入れなかったスヤン大君。だが得体の知れぬ敵から身を守るため、直ちに即位することに。王になれば、誰も容易には手を出せないからだ。
スヤン大君の即位を知り、かっとなったスンユは、刀を取り妓楼を飛び出す。
今回は、イ・ゲを演じたオム・ヒョソプの演技に注目しよう。後に「死六臣」のひとりとして後世に残る忠臣イ・ゲは、ドラマの中ではスンユたちの師として登場している。慈悲深く憐れみ深い人物を好演している。が…この人物どこかで見た記憶がないだろうか?歴史ドラマファンならピンと来るはず。…あの「善徳女王」のピダムを破滅に追いやった憎いヨムジョンだ。善悪自在に演じ分ける彼の演技力に感心しきり。 詳しいあらすじは16話詳細で。

■第17回「苦悩する新王女」
スンユに会いに行ったセリョンは、彼を義姉リュ氏と姪アガンの所へ連れてゆく。死んだと思い込んでいた家族と再会でき、喜び合うスンユとリュ氏。だがスンユは、引き合わせてくれたセリョンに感謝しつつも、会うことはこれきりにしようと告げる。セリョンが、自分が復讐を誓う敵(かたき)の娘であることは動かしようのない事実なのだ。
初めは王女となることを頑なに拒んだセリョンも、運命を受け入れ宮廷で暮らすことに。
今回、スンユ(パク・シフ)とセリョン(ムン・チェウォン)は馬で二人乗りするシーンがある。先を急いで早馬で走るが、セリョンの背に受けた矢の傷を気遣い、途中から馬をおりて歩くスンユ。乱暴に扱おうにも、スンユの優しさ、心の奥底で消し去ることのできないセリョンへの愛がこんなところに出てしまう。今回は他にもスンユの生来の優しさが見られる。死んだと思っていた義姉と姪アガンの再会シーンだ。 詳しいあらすじは17話詳細で。

■第18回「決起の行方」
スンユたちが父スヤン大君を討つ計画であることを知ったセリョン。多くの命を奪った残酷な人間であっても、セリョンにはかけがいのない父親。その父の命を、愛するスンユが奪おうとしている。父を助ければスンユが死に、スンユを助ければ父が死ぬ。二人の間で悩み苦しむセリョン。
彼女の苦悩を察するスンユは、セリョンに自分のことを忘れるよう告げる。そんな彼にセリョンは、一緒に見知らぬ土地へ行って暮らそうと言う。
今回は2つの切ない愛を描いた場面が一番の見どころ。 一つは、決起前夜、スンユがセリョンを呼び出したシーン。もう一つは、こちらも決起前夜。最悪の事態に備え、キョンヘのことをスンユに託すと、伝えた後のジョンとキョンヘのツーショット。もう一つおまけのシーン。妓楼でスンユを待つジョンが、妓生達に言い寄られるシーンで、ジョンが自分の両手をどうするのか、お見逃しなく。詳しいあらすじと見どころは 18話詳細で。

■第19回「別離 再び」
世祖(スヤン大君)を討つ計画が直前に露見し、イ・ゲやチョン・ジョンは捕らえられてしまった。スンユは何とか逃げおおせるが、シン・ミョンに正体を知られてしまう。それでもイ・ゲとチョン・ジョンを救わねばと独り牢獄の襲撃を考えるスンユ。見兼ねたソクチュが助っ人を買って出、事情を知らないノゴルもついてくることに。セリョンもイ・ゲたちを助けたいと協力する。牢獄のある漢城府にシン・ミョンを訪ね、その時に自分の護衛としてスンユたちを連れて入るのだ。
一方、スンユが生きていると知った世祖は、居場所を聞き出そうとイ・ゲたちに拷問を加える。
ドラマ冒頭、ミョンに見破られ、スンユが黒覆面を自らの手で下すシーン。切れ長の目の下の美しいよく通った鼻すじと口元。左の頬の傷が凄味を増す。現代劇もいいがパク・シフの東洋美の顔は本当に時代劇にマッチしている。 ドラマ冒頭、ミョンに見破られ、スンユが黒覆面を自らの手で下すシーン。切れ長の目の下の美しいよく通った鼻すじと口元。左の頬の傷が凄味を増す。現代劇もいいがパク・シフの東洋美の顔は本当に時代劇にマッチしている。 詳しいあらすじと見どころは19話詳細で。

■第20回「絶縁の果てに」
父、スヤン大君と親子の縁を切ったセリョン。彼女は宮廷を出て、寺に身を寄せる。それを知ったスンユは寺にセリョンを訪ねると一旦は宮廷に戻るよう諭すが、結局自分のいる妓楼へ連れていく。宮廷とは大違いの暮らしだが、セリョンはスンユのそばにいられるだけで幸せだった。
その頃、セリョンの弟で王位継承者のスンが血を吐いて倒れてしまう。スヤン大君は、弟が病に臥している時に男と逃げているとはと、ますますセリョンへの怒りを募らせる。
増法寺に向かったスンユが、セリョンの後ろからそっと短い髪に触れる瞬間。危険だからと追い返したスンユを想い、「行かないでといえばよかった」というセリョンの後ろに佇むスンユ。この後続く、パク・シフとムン・チェウォンとのつかの間のハッピーシーンをお見逃しなく。詳しいあらすじと見どころは20話詳細で。

テレビ愛知「王女の男」番組公式サイト
 2021年8月6日スタート 月~金9:30-10:30 再放送
 2019年3月8日-4月11日 月~金9:30-10:30
Huluで月額 1,026円(税込)で今すぐ見放題!今すぐ無料視聴!

kandoratop【作品詳細】【「王女の男」を2倍楽しむ】