“ムーミン”が世に出るきっかけは一人の女性との出会い!『TOVE/トーベ』本編映像解禁

2021年08月31日14時00分映画

「ムーミン」の原作者トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』(10/1 公開)より、“ムーミン谷のキャラクターたち”が著名な舞台演出家ヴィヴィカ・バンドラーとの出会いによってその魅力を発見されるシーンを捉えた本編映像が解禁された。

『TOVE/トーベ』は日本を始め世界中で愛されるムーミンの物語。トーベ自身の人生のあり方とともに、文学、コミック、舞台劇、アニメーションなど、今日においても色褪せること無く人々を楽しませ続けるムーミンのキャラクターたち創作の秘密に肉薄してゆく。



トーベトーベの部屋で偶然見つけた走り書きのようなイラストに興味津々のヴィヴィカ。そこに描かれた不思議な風貌の生き物について尋ねると「モラン(女の魔物)」「触れるものを氷に変えるの」だとトーべは説明するも、あくまでもそのイラストは「本業の合間の気分転換」だと受け流す。しかし、どうしてもそのイラストのことが気になるヴィヴィカ。もっと見せて欲しいとリクエストするがそのイラストに価値を感じていないトーベはからかわれていると勘違いし「私には財産なんてない」「これは食べるためよ」と抵抗、油絵を「これが私」だと主張する。ほか、トーベがヴィヴィカに見せるイラストの中の1枚には、『たのしいムーミン一家』(1948 年)の中の挿絵の1枚、ムーミンと一緒にうっとりと美しいルビーを見つめる「トフスラン」と「ビフスラン」の姿もあり、トーベ自身はあくまでも気分転換だと思いながら書き留めていたキャラクターたちが、著名な舞台演出家でもあったヴィヴィカとの出会いによってその魅力を“発見”、今や世界中で愛される“ムーミン谷”のキャラクターたちが世の中に出ていくきっかけとなったシーンを捉えた映像となっている。



トーベ※8月29日(日)からは、銀座 YOSEIDO にて、映画『TOVE/トーベ』公開記念写真展が入場料無料にて開催中。劇中で使用された実際の小道具や特別パネルなどを展示、映画の世界観を存分に体感できるものとなっている。

★10月1日(金) 新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか 全国ロードショー

出演:アルマ・ポウスティ、クリスタ・コソネン、シャンティ・ローニー、ヨアンナ・ハールッティ、ロバート・エンケル
監督:ザイダ・バリルート 脚本:エーヴァ・プトロ 音楽:マッティ・バイ 編集:サム・ヘイッキラ
2020 年/フィンランド・スウェーデン/カラー/ビスタ/5.1ch/103 分/スウェーデン語ほか/日本語字幕:伊原奈津子/字幕監修:森下圭子
レイティング:G/原題:TOVE/協力:ライツ・アンド・ブランズ、ムーミンバレーパーク/配給:クロックワークス
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