テレビ大阪|キム・ジュヒョク「武神」第6-10話あらすじ:男の決意~兄弟の杯

2021年09月07日12時50分ドラマ
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大怪我を負いながらも撃毬(キョック)大会の最後の決戦に臨むキム・ジュン!果たしてジュンは、最後まで勝ち残ることができるのか?テレビ大阪(月~金曜、ひる11時59分~12時55分)で9月8日(水)から放送の「武神」(全56話)第6話~第10話のあらすじを紹介、Youtubeにて予告動画が視聴できる。※日本語吹替(二か国語)日本語字幕なし



「武神」は、13世紀高麗時代を背景に奴隷から最高権力者へ上り詰めた実在した高麗最高の武人、キム・ジュンの一代記を描いている。大ヒットドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」主人公のキム・ジュンの主人公とも考えられる実在の人物(「トッケビ」時代背景②

■キャスト
キム・ジュン役:キム・ジュヒョク
チェ・ソンイ役:キム・ミンソン
チェ・ウ(チェ・イ)役:チョン・ソボク
チェ・ヤンベク役:パク・サンミン
ウォラ役:ホン・アルム
 ほか

【「武神」を2倍楽しむ】で、ドラマの見どころや詳しい各話のあらすじ、時代背景や豆知識を紹介している。

■第6話:男の決意
卑屈な奴隷より男らしい人間として生きるため、必ず生き残ると言うキム・ジュンの気迫に押されて、出場を認めるソンイ。ソンイはキム・ジュンのために皇室の典医を呼び、手当を受けさせる。さらにキム・ギュリにはチェ・ウの軽くて上質な杖匙を借りて来るよう命じる。チェ・ウは紅軍の名誉のためと快く貸す。一方、チェ・チュンホンからソンイとの縁談を持ちかけれたキム・ヤクソンは真剣に悩むが、弟のギョンソンは断るべきだと言う。その頃、契丹軍を追って蒙古軍が高麗領内に侵入したとの急報が届く。チェ・ウの庶子の萬宗(マンジョン)はウォラに目を付け、チョン氏はウォラが自分が姉妹のように仲の良かった女性の娘であることに気付く。ウォラはもと高官の娘だった。そんな中、撃毬(キョック)の二回戦が始まり、キム・ジュンは回復しないまま試合に望むが、青軍の集中攻撃を受け、意識が遠のいていく。しかし生き残ろうとする強い意志がキム・ジュンを覚醒させ、猛反撃をする。
奴隷はみな浅はかで汚らわしいモノとしか思っていなかったソンイが、キム・ジュンに興味を持つようになる。相変わらずお嬢様の上から目線的な態度に変わりはないが「あの体で本当に戦えるのか?」「彼の様子はどうだ?」「薬はちゃんと飲んだのか?」等などキム・ジュンのことが気になって仕方がないソンイの姿がなんとも可愛らしい。

■第7話:激励
キム・ジュンは流血しながらも突然息を吹き返し、観衆がキム・ジュンコールで沸き立つ中、気迫で勝利を果たした。試合後、キム・ジュンはスボブと再会し、ウォラもその場に駆けつける。お互いの無事を喜び合い、キム・ジュンはウォラに必ずいいことがあるから自分を信じて待つように言う。何者にも物怖じしないキム・ジュンに只者ではないと関心を示すソンイ。そんな中、チェ・ウは父チェ・チュンホンから託された巻物を開くが、それは父の署名だけが書かれた白紙の文書だった。チェ・ウはその署名だけの文書を父の最後の考えがある“密旨”(内々の命令)だと気づき、声を震わせた。一方、チョン氏はウォラを不憫に思い、自分のもとに引き取って面倒を見ると言う。ウォラの父親は高官であったが、閣下の暗殺未遂事件に巻き込まれ殺されたのだ。その夜、チェ・ヤンベクはキム・ジュンにウォラとの関係を尋ねるが、そこへソンイが激励の声をかけにキム・ジュンのもとを訪れる。ソンイは厄を払い、死から守ってくれるというお札をキム・ジュンに渡し、最終戦でも必ず生き残るように言う。
第7話のエンディングテーマとして流れたSuper Juniorのキュヒョンが歌う「刀雨(インウ)」は韓国での放送直後、「この歌声の主人公は誰か?」という関心を巻き起こし、ネットを沸かせた。キュヒョンの甘い歌声とメロディーがキム・ジュンの心情と重なって、切ない気持ちになる。エンディングテーマにも是非注目して欲しい。

■第8話:ただひとつの願い
うなされながらウォラの名前を口にするキム・ジュン。
一方、自分の命がもう長くないと感じるチェ・チュホンは腹心のイ・ギュホを都から追放し、自分の後継者にと考える長男のチェ・ウには軽率な行動をせず、自分が死んでも会いにくるなと言う。またキム・ヤクソンに金剛(クムガン)山の道人が作ってくれたという不思議な丸薬を見せ、チェ・ヒャン勢力がヤクソンを狙っていることを警告し、ソンイとの婚姻を勧める。高麗23代王・高宗(コジョン)の同席のもと、撃毬(キョック)の最終戦が行われる。青軍の集中攻撃の標的となったキム・ジュンは杖匙に刀を埋め込んだ相手のの卑怯な攻撃に何度も死の危機に追いやられるが、僧侶時代の自分を思い出し、覚醒する。そんなキム・ジュンに必死で声援を送るソンイ。見事、最後の勝者となったキム・ジュンに願いを尋ねるチェ・ウに対し、ウォラをスボプのもとに送ってくれるよう頼む
高麗23代王・高宗を演じるのは、あの高視聴率ドラマ「善徳女王」で冷静で凛々しく、善徳女王に人生を捧げた忠誠心の持ち主アルチョン役でブレイクした俳優イ・スンヒョ。ラブコメ「フルハウス TAKE2」では、コミカルな演技を披露。善徳女王以来、久しぶりに史劇に登場したイ・スンヒョであるが、男らしく、カリスマ性のあるアルチョンで見せた演技とは違い、無力な王を演じる。高宗はチェ・チュンホンによって玉座に上がったが一生武臣政権の顔色を見て過ごし、権威を認められることができない人物である。卑しい奴隷身分でも、高麗最高権力の座に這い上がるキム・ジュンにその座を奪われることになる悲運の王だ。

■第9話:かすかな嫉妬
キム・ジュンの願いに拍子抜けする会場。ソンイは、キム・ジュンが戦ったのはウォラのためであって、自分は利用されただけだったと知り、驚きとかすかな嫉妬を覚える。ソンイはキム・ジュンに会いに行き、自分のために戦うと言ったキム・ジュンの言葉が嘘であったことに対し怒りをぶつけるが、命を救ってくれたソンイのために戦ったのも事実だと真剣に語るキム・ジュンの言葉を信じる。ここを去って人間らしく生きろと言うキム・ジュンに対して、ウォラはキム・ジュンさえいれば辛くないと言って、スボプのところへ行くのを拒む。チョン氏はそんなウォラの想いを見抜いて、キム・ジュンと一緒にさせようと考えるが、マンジョンがウォラに言い寄ってくる。そんな中、チェ・ヒャンに招かれたチェ・ウはキム・ジュンと家臣を連れてチェ・ヒャンの家に向かう。それを知ったチェ・ヒャンの家臣たちは、チェ・ウを殺す絶好のチャンスだと口を揃えて言うが‥‥
奴軍の小隊長チェ・ヤンベクを演じるパク・サンミンは同じ高麗時代のドラマ「大王世宗」で譲寧(ヤンニョ)大君や、大ヒットドラマ「ジャイアント」「シティーハンターin Seoul」にも出演した俳優。また韓国で今月29日より放送されるMBC新週末ドラマ「スキャンダル」で財閥の会長役にキャスティングされ、武神と同様、強烈なカリスマあふれる役を演じる

■第10話:兄弟の杯
招待に応じてチェ・ヒャンの屋敷に向かうチェ・ウとその家臣たち。キム・ジュンが気に入ったチェ・ヒャンはキム・ジュンに自分の家臣になれば免賤(賤民の身分を捨てること)させ、出世させるというが、キム・ジュンはたとえ一生奴隷のままでも、自分を救ってくれた恩に報いると答える。チェ・ヒャンはチェ・ウに早く退くのが身のためだと宣戦布告し、互いに牽制し合いながら、緊張の中で宴会は終了する。キム・ジュンは小軍将にとり立てられ、マンジョン兄弟の随従を任される。その頃、高麗領内に侵入していた契丹軍は、モンゴル軍の活躍で鎮圧されたと戦地の伝令からチェ・ウのもとに書状が届く。一方ソンイはチュンシムからキム・ジュンとウォラが結婚するという話を聞くが、ソンイは何かの間違いだと信じたくない様子。寺に戻りたくないと言って、自分のいうことを聞かないウォラをキム・ジュンは嗜めるが、キム・ジュンがいない生活は考えられないとウォラの決心は固い。
チェ・ウと元芸妓との間に生まれたマンジョン兄弟。撃毬(キョック)で勝ち残ったキム・ジュンが自分たちの護衛につくことになり喜ぶ。遊び人で、周りからは“ならず者”のレッテルを貼られている彼らであるが、父親であるチェ・ウのことを父上と呼ばせてもらえず、令尊(ヨンジョン=他人の父親の敬称)様と呼んでいる悲しい境遇の持ち主である

テレビ大阪「武神」番組サイト
 2021年9月1日スタート 月-金11:59-12:55
Youtube「武神」予告動画

kandoratop 【作品詳細】【「武神」を2倍楽しむ】