【最終回ネタバレ】「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」鈴木亮平、失意から立ち上がり、TOKYO MER本格始動!

2021年09月13日10時51分ドラマ
@TBS

最終回視聴率19.5%で有終の美!妹・涼香(佐藤栞里)を自分がかつて助けたテロリスト・エリオット・椿(城田優)のせいで亡くした喜多見幸太(鈴木亮平)は失意のどん底から這い上がる!それは、仲間の音羽尚(賀来賢人)や元妻・高輪千晶(仲里依紗)たちの懸命の行動をみたからだ!医療従事者への感謝を!「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」最新話(第11話)はTBSfreeにて無料配信、全話はParaviで見放題配信中だ。



救命救急のプロフェッショナルチームの活躍を描く、「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」は9月12日に最終回・第11話が放送された。最終回は番組最高となる19.5%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区、世帯)で有終の美を飾った。2021年夏ドラマは東京2020オリンピック・パラリンピックの中継により数字的には苦戦する番組が多かった中、「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」は、初回から14.1%、14.3%、14.4%、10.1%(オリンピック開会式)、10.8%、8.4%(オリンピック閉会式)、15.0%、14.5%、15.0%、13.5%、19.5%と安定した数字をたたき出し、大ヒット作となった。

そして迎えた最終回は、第10話でテロリスト・エリオット・椿(城田優)のために命を落とした涼香(佐藤栞里)の思い出のシーンで始まる。兄・喜多見幸太(鈴木亮平)にとっても、音羽尚(賀来賢人)にとっても誰にとっても優しいかけがえのない人だった。佐藤栞里の優しい雰囲気と役がぴったりとはまった。

自分が助けたことによって妹が死んだという事実から立ち直れない喜多見。第1話からずっとどんな危機にも前向きな笑顔で立ち向かっていった喜多見の表情はもうない。自宅を勝手に公安の月島(稲森いずみ)と南(三浦誠己)が捜索していても何も感じない表情。このままMERを見捨てることなどないとはわかっていても、心配になる表情だった。

そして、最後の最後まで「くそ」なままだったのは、テロリストのエリオット・椿と政治家の天沼夕源(桂文珍)の二人だ。厚生労働大臣・白金眞理子(渡辺真紀子)は最後の最後で、医師の使命、厚生労働省の使命を思い出し、病床の赤塚都知事(石田ゆり子)に変わって、MERの指揮を執る。天沼に逆らって出てゆくシーンにスカッとする視聴者も多かった。また、厚生労働省医政局長・久我山秋晴(鶴見辰吾)は、「権力をもつもの」におもねる姿勢は変わらなかった。ちなみに、最初から最後まで徹底した悪を演じた城田優は、自身のTwitterで「皆様、怒りがおさまらないかと思いますが、エリオット椿のことは、私城田優が責任を持ってぶっ飛ばしておきますので、どうぞご心配なく」とつぶやいている。

喜多見がいないMERを支えたのは、賀来賢人演じる音羽だった。表情は崩さぬまま、喜多見がいないチームをまとめ、危険にも立ち向かっていった。その姿勢こそが喜多見を動かし、白金たちにMERの存在を認めさせた。ツンな表情で登場した賀来賢人、最後まで表情を崩すシーンはなかったが、行動的にはだいぶ変化していた。今後、本格始動をはじめたTOKYOMERがどうなるのか?すでに続編が期待されている。


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■最終回:第11話ネタバレあらすじ
喜多見幸太(鈴木亮平)は最愛の妹・喜多見涼香(佐藤栞里)を、以前自分が命を救ったテロリストのエリオット・椿(城田優)の罠によって亡くし、失意のどん底にいた。救えなかった命、それが最愛の妹であり、自分のせいだと自責の念を強めて、MERを脱退すると言い出した。MERのメンバーや公安の月島(稲森いずみ)と南(三浦誠己)から何を言われても無表情のままだ。

一方、都知事の赤塚梓(石田ゆり子)は持病の心臓病が悪化して、意識不明のまま生死の境をさまよっていた。心筋の移植手術の申請は出しているが、各省庁からの許可は下りていない。意識もなく、今の段階ではすでに手の施しようがなかった。

音羽尚(賀来賢人)は大物政治家・天沼夕源(桂文珍)や厚生労働大臣・白金眞理子(渡辺真紀子)に逆らえないまま、遂にMER解散が決定しようとしていた。さらに天沼は自分の不正献金疑惑に世間の目がむかないように、音羽に喜多見の過去を審議会の席で話すようにいう。審議会には天沼の息のかかった記者だけをよぶことにしていた。

そんな中、更に椿による連続爆破テロのために東京の多数が火の海となる。多くの負傷者が出るが、喜多見も音羽も出動しない。しかし、比奈(中条あやみ)は要請を受けると答え、現場に向かう。音羽は審議会にむかった。喜多見は携帯で出動の様子を聞くもなかなか立ち上がれないでいた。

審議会の席で、いったんは天沼の希望通りの回答をした音羽だったが、途中で、「ああだこうだと理屈をつけて安全な場所から批判ばかりするあなた達に彼らを笑う資格なんてない」と叫び、白金にMERの存続を訴える。しかし、天沼が強引に決をとり、MERの存続は却下された。音羽は現場に向かう。思うところあった白金は赤塚の病室へ入り、赤塚からMERの重要性を、医師でもある白金に訴える。

天沼によってMERカーの使用を止められていた指令室に、白金が入り、指揮を始める。天沼の制止を振り切り、各省庁にも手伝うように指示を出した。現場に足りていなかった救急車が神奈川、千葉、埼玉からの派遣されてくる。そして、レスキュー隊も到着し、地下に遺されていた人々の救出にあたる。全員を助けたと思って、音羽が最後に外に出ようとしたところ、人の足が見えた。助けに戻るがガスで気を失いかける。そこに来たのは喜多見だった。喜多見と二人で男性を助けた。死者はでなかった。

ほっとしているところに、公安の月島から電話が入り、喜多見のイヤホンを外させて、「喜多見が一番大切にしている人は?」と聞いてきた。椿が狙っている人を探すためだ。そのころ椿は時限爆弾のタイマーに手をかけた。その椿の胸に銃弾を撃ち込んだのは月島だった。瀕死の椿は喜多見に悪態をつく。しかし、喜多見はそんな椿を助けようとする。誰もが反対するなかで椿に対する処置を始めようとする喜多見。目の前の命を助けないなら、医者ではなくなるという喜多見の言葉をきいてメンバーもそれぞれの役割を果たした。命を助けた後、音羽は更に疑問を口にするが、喜多見はよかったと思っているという。

そして2か月後、正式にTOKYOMERが認可され、式典が始まっていた。音羽は、厚生労働省医政局 MER計画推進部 MER統括官に任命され、赤塚は移植のおかげで式典に参加できている。そして、華々しく喜多見たちが紹介されると、指令室から出動命令がかかり、メンバーは出動していった。

TBS 2021年7月スタート。毎週日曜日よる9時放送、「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」。出演:鈴木亮平、賀来賢人、中条あやみ、石田ゆり子、菜々緒、仲里依紗、要潤、小手紳也、佐野勇斗、佐藤栞里、鶴見辰吾、渡辺真紀子、城田優 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@tokyo_mer_tbs」。

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