『TOVE/トーベ』 “ムーミン”が舞台で世界初上演時の本編映像を解禁

2021年09月15日17時00分映画

「ムーミン」の原作者トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』(10/1 公開)より、ムーミンが世界で初めて舞台で上演、そのために思案するトーベや、ムーミンの世界のキャラクターを演じる役者たちの様子を切り取った本編映像が解禁された。

『TOVE/トーベ』は日本を始め世界中で愛されるムーミンの物語。トーベ自身の人生のあり方とともに、文学、コミック、舞台劇、アニメーションなど、今日においても色褪せること無く人々を楽しませ続けるムーミンのキャラクターたち創作の秘密に肉薄してゆく。



舞台演出家ヴィヴィカの強い勧めでムーミンたちの物語を舞台化することになったトーベ。彼⼥はようやく脚本を書き上げるが、その後、舞台の練習に⾜を運んだ際にムーミントロールを演じる役者から「なぜムーミントロールはいつも優しいんだ?」と、素朴な質問をぶつけられる。ヴィヴィカは「嫌われるのが怖いから?」と推測、しかし、トーベはその答えに対して「彼は臆病なの」「いつも不安なのよ」「愛が彼を強くする、愛を邪魔されたら怒るわ」とヴィヴィカの答えを肯定も否定もすることなく、だが彼⼥なりの⾔葉でその“本当の想い”を明かす。

tove

机の上に⾝を乗り出しながら、アトリエの壁を使って 1 ⼈で“ムーミン影絵ショー”を開催するトーベの愛らしい姿や、これまではイラストでしか⾒ることができなかったスナフキンやムーミンたちが、実際の役者たちが演じることで、現実の世界で動きだす様⼦を満⾜げに⾒つめるトーベの姿など、世界初のムーミン舞台劇の制作の裏側を切り取ったような映像となっている。



★10月1日(金) 新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか 全国ロードショー

出演:アルマ・ポウスティ、クリスタ・コソネン、シャンティ・ローニー、ヨアンナ・ハールッティ、ロバート・エンケル
監督:ザイダ・バリルート 脚本:エーヴァ・プトロ 音楽:マッティ・バイ 編集:サム・ヘイッキラ
2020 年/フィンランド・スウェーデン/カラー/ビスタ/5.1ch/103 分/スウェーデン語ほか/日本語字幕:伊原奈津子/字幕監修:森下圭子
レイティング:G/原題:TOVE/協力:ライツ・アンド・ブランズ、ムーミンバレーパーク/配給:クロックワークス
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