『TOVE/トーベ』トーベ・ヤンソン本人が気ままにダンスする映像と監督の様子を切り取ったショット4点解禁

2021年09月25日10時00分映画

「ムーミン」の原作者トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』(10/1 公開)より、ソフィア・ヤンソンがトーベとの想い出を語るシーンのほか、トーベ本人が自由気ままにダンスするシーンを捉えたメイキング映像などが公開された。



『TOVE/トーベ』は日本を始め世界中で愛されるムーミンの物語。トーベ自身の人生のあり方とともに、文学、コミック、舞台劇、アニメーションなど、今日においても色褪せること無く人々を楽しませ続けるムーミンのキャラクターたち創作の秘密に肉薄してゆく。

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「彼女の優しさこそが自身の体験を活かす才能なのです」「生きるということの本質を表現するのがとても上手なんです」―トーベ・ヤンソンの姪であるソフィア・ヤンソンが、彼女との想い出を語るシーンから始まる。ともに映るのは、ヘルシンキ市庁舎のためにトーベが1947年に手掛けたフレスコ画「都会のパーティー」を映し出した映像。

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どこか不思議な印象を残すこの絵画は童話作家というだけでなく、彼女が優れた画家でもあったことを示す一作でもある。そして、その後に続くのは、いつでも“自分のリズムで気ままに踊る”ことが大好きだったというトーベ本人が草原で踊る姿を捉えた貴重な映像!少しユーモラスで個性的なこのダンスを踊る彼女の姿は、ザイダ・バリルート監督が「映画を作るにあたりトーベの“真実”を描くのは不可能だと理解しました、そんな無謀なことは諦めました」「私に出来たのは彼女の人生に触れ、ある意味遊ぶこと。この挑戦をクリアにするため真剣に遊びました」という言葉を裏付けるようにも見える。

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メイキング写真は4点。ムーミンの舞台劇やトーベのアトリエなど、いずれも彼女のアーティストとしての人生で重要な役割を担った場所で、監督がキャストに直接演技指導をする姿を切り取ったものとなっている。



★10月1日(金) 新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか 全国ロードショー

出演:アルマ・ポウスティ、クリスタ・コソネン、シャンティ・ローニー、ヨアンナ・ハールッティ、ロバート・エンケル
監督:ザイダ・バリルート 脚本:エーヴァ・プトロ 音楽:マッティ・バイ 編集:サム・ヘイッキラ
2020 年/フィンランド・スウェーデン/カラー/ビスタ/5.1ch/103 分/スウェーデン語ほか/日本語字幕:伊原奈津子/字幕監修:森下圭子
レイティング:G/原題:TOVE/協力:ライツ・アンド・ブランズ、ムーミンバレーパーク/配給:クロックワークス
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