「ポッサム‐運命を盗む(原題)」第5-6話あらすじと見どころ:男装のクォン・ユリがチョン・イルとコン・ゲーム?

2021年09月27日16時50分ドラマ
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スギョン(クォン・ユリ/少女時代)たちと市場に向かうバウ(チョン・イル)に斬りかかったのはデヨン(シン・ヒョンス)だった!KNTVにて2話連続で日本初放送中「ポッサム‐運命を盗む(原題)」第5話と第6話のあらすじと見どころ、豆知識をご紹介、KNTV「ポッサム-運命を盗む(原題)」スペシャルサイトではドラマの見どころやハイライト映像、相関図など公開している。

「ポッサム‐運命を盗む(原題)」朝鮮王朝第15代王・光海君の時代が舞台。寡婦を連れ去り再婚させる風習“ポッサム”をテーマに、男やもめと後家になった王女が、王宮に潜む陰謀を明らかにするため、夫婦を偽り共に生活するロマンス時代劇。

【「ポッサム~愛と運命を盗んだ男~」を2倍楽しむ】では、ドラマの時代背景や、ポッサムや寡婦について、メインキャストについて、全28話版のあらすじと見どころも紹介しているので、視聴の参考にどうぞ。



■キャストメインキャスト紹介
バウ役:チョン・イル
ファイン翁主スギョン役:クォン・ユリ(少女時代)
イ・デヨプ役:シン・ヒョンス
イ・イチョム役:イ・ジェヨン
光海君役:キム・テウ
チュンべ役:イ・ジュニョク
チョ尚宮:シン・ドンミ
 ほか

ポッサム© MBN All rights reserved■第5話
デヨプが振り下ろした刀の前に立ちふさがりバウを助けたスギョンは、都・漢陽から離れて命を絶とうとした自分を助けてくれたのがバウだと明かす。共に漢陽に戻ろうというデヨプの提案に、自分はすでに死んだ身、都に戻る気はないと拒否するスギョンに、「戻る気がないなら自分も一緒に死を覚悟する」というデヨプ。その言葉を盗み聞きしたチャドルは、父バウにスギョンが危険だと教える。デヨプが父イ・イチョムの元にスギョンを無理に連れもどそうとしていると勘違いしたバウは、いきなりデヨプを攻撃。ところが二人が争う隙に、イチョムの部下たちがスギョンを拉致。バウとデヨプがスギョンを奪い返す。

内禁衛将ジュンヨンから、イチョムのスギョン殺害計画が失敗に終わったと聞いた王・光海君は、スギョンを守ったのがデヨプだと聞き、スギョンの婚礼の相手が三男のデヨプから次男に代わったときのことを思い出す。何か理由があるはずだと、デヨプに関して調査するよう命じる。キム・ゲシ尚宮から没落した西人の中心人物キム・ジャジョムが役に立つと聞いた王は、観象監を務めるジャジョムを呼び寄せてスギョンの墓の改葬への協力を求める。すると、ジャジョムは、スギョンの墓が風水的に凶地だと訴え、すぐにでも改葬すべきだと朝廷を動かす。焦るイチョムは再度、坡州(パジュ)に人を送る。

※【キム・ジャジョム】実在の人物、金自點がモデル。「三銃士」第6話「豆知識」で詳しく紹介。
※【観象監】天文・風水地理・暦とその推算法・占術・測候・水時計などに関する業務を担当する部署に所属する学者。詳しくは「王女の男」第4話「豆知識」で。


スギョンを助ける過程で深手を負ったデヨプはケガが癒えるまで、バウたちと一緒に暮らすことになったが、治療には大金が必要。そこで、スギョンとバウは“空名帖”を売りつけることに。首尾よく大金を手にしたが、医院に溢れる貧しい病人たちを放って置けないスギョンは、これを彼らの治療費や食費などに充てる。そして繰り返し“空名帖”を売りつける。そんな中、本物の内需司所属の宦官が現れ…。

※【山参(蔘)】めったに手に入らない霊薬と呼ばれる朝鮮人参(高麗人参)のこと。詳しくは「太祖王建」第121-125話「豆知識」で。
※【空名帖(コンミョンチョプ)】財物と引き替えに売る名誉職の任命状。貞夫人や淑夫人については【朝鮮王朝豆知識】◆外命婦で詳しく解説。
※【馬牌(マペ)】王命を受けて地方官の監察を秘密裏に行う王直属の官吏“暗行御史(アメンオサ)”に与えられた特別の身分証明。詳しくは「オクニョ 運命の女(ひと)」第17話で。


■見どころ
今回、スギョンとデヨプの幼少期の出会いから成長するまでの仲睦まじい様子が回想シーンで描かれ、デヨプがスギョンに好意を抱き、スギョンもまたデヨプを憎からず思っていることも明らかに。ところで、イチョムはなぜ、デヨプではなく次男をスギョンの結婚相手にしたのか?そしてその理由を王になんと弁明したのか?

ポッサム敵味方として争ったバウとデヨンがスギョンを助けるために力を合わせるが、大乱闘の末、最終的に2人を救うのはスギョンの矢!勇ましいスギョンの最後の一矢が敵に向かった時、バウはどうするのか?

盗みはダメだといいながらも、民から搾り取った悪徳両班は許せないスギョン。そんな彼女が考えたのが、両班の妾(側室)相手の信用詐欺(コンゲーム)。スギョン扮するソヨンの男装姿が愛らしく、バウ役のチョン・イルとのやり取りがどこか滑稽でコミカル。ここでバウが「キム・ゲシが夫人帖を売っている」という噂を流すが、実在した金介屎も賄賂の見返りに官職を与える“売官売職”行為を働いていたので、噂としては信ぴょう性大!
「庶孽禁錮法(ソオルクムゴポプ)」のために両班の妾の子が、科挙を受けることもできず、官職に就くこともできないと説明しているが、庶孽(庶子)も要職に就けるようにしたのが、チョン・イルが「ヘチ 王座への道」で演じた第21代王・英祖というところが面白い。詳しくは「ヘチ」最終回のその後

■第6話
ポッサム本物の内需司所属の宦官イ・ドクパルが姿を現し、慌てるスギョンとバウはその場から逃げる。無事に逃げきったスギョンは、デヨプが回復して漢陽に戻った後、自分も立ち去るとバウに伝える。

王命でファイン翁主/スギョンの墓の改葬計画を進めるキム・ジャヨムは、イ・イチョムに改葬日を通達する。焦ったイチョムは改葬日の延期を申し出るが却下される。デヨプの行動が気になるイチョムは寺で修行するデヨプの様子を見に行くよう命じる。

バウと言い争いができるまでに回復したデヨプは、なおも都に戻らないというスギョンにバウたちと暮らすのかと聞く。これ以上迷惑をかけられない、デヨプが出て行ったあと、ここを離れると決心を口にするスギョン。そんな彼女を助けるためには、王の元に返すしかないと考え、スギョンの命を助ける唯一の方法だと説明して、屋敷から王が家臣の罪を許す約束を交わした証“免死鉄券”を盗み出してほしいとバウに頼む。兄貴分チュンベ救出を条件にこれを引き受けるバウ。

屋敷に戻ったデヨプは父の部屋にある免死鉄券を盗み出すため敷地内の小屋に火を放つ。火事騒動の合間に、それを盗みだすためにバウがイチョムの部屋に侵入するが、イチョムが部屋に戻ってくる。

監禁されているチュンベはデヨプによって救出され、チョ尚宮と共に屋敷を抜け出す。免死鉄券を盗んだバウはデヨプの機転で部屋から脱出できるが、屋敷内でイチョムの顔を見て、幼少期の恐ろしい光景を思い出す。バウの異変に気づいたデヨプは彼が父イチョムに恨みを持っていると察する。免死鉄券をデヨンに渡してチュンベと再会したバウは、チュンベとチョ尚宮を連れてチャドルの待つ坡州(パジュ)の家へ急ぐ。

一方、免死鉄券を手に入れたデヨプは王宮に向かい王、光海君にスギョンが生きていることを伝え、それをスギョンのために使いたいと申し出る。これがデヨプの独断だと確認した王は、デヨプを人の目につかない場所に隠すよう命じ、キム・ゲシを呼ぶ。そしてスギョンが宮女として王宮に侵入したことに気づいていたことを話し、王への忠誠を誓うキム・ゲシにあることを指示する。そしてデヨプには、必ずスギョンを生きて連れてくるよう密命を下す。

その頃、坡州では、イチョムが復讐する相手だと確信したバウは、これ以上、関わりたくないとスギョンに告げ、それぞれの道を進もうと語る。

■見どころ
バウたちが最後に詐欺した両班の妾を演じるのは「熱血司祭」でクダム区庁長を演じたチョン・ヨンジュ。時代劇の胸キュン演出でよく使われる馬の二人乗りだが、今回はこれが喧嘩の種に!

免死鉄券を盗み出す過程で、バウがイ・イチョムの顔を見て衝撃を受ける。ここでバウが幼少期に目の当たりにした処刑シーンが描かれる。朝鮮時代の歴史に詳しい方ならここで紹介された人物からバウの正体がわかるだろう。ネタバレになるのでここでは詳しくは紹介しないが、気になる方は「華政」5-6話「豆知識」で確認できる。怒りを必死に抑えるバウの涙で歪んだ表情に注目。

そしてスギョンを助けるために、小屋に火を点け、一度しか使えない“免死鉄券”まで持ち出したデヨプ。だが、スギョン殺害が彼女の父が描いた筋書きだと知らない。デヨプの計画が次回以降どんな展開になるのか?

ポッサムやはり王はスギョンに気づいていた。王はゲシに何を命じるのか?

これ以上、スギョンとかかわることを拒み、それぞれの道を進もうと語るバウの言葉に何かあると考えたスギョン。厳しい言葉で納得させようとするバウの言葉にスギョンが流した涙の真意は?

放送日:毎週(金)後8:00~10:30 ※2話連続放送
再放送日:毎週(木)前11:30~後2:00 ※2話連続放送


KNTV「ポッサム-運命を盗む(原題)」
 2022年2月28日-3月25日 月~金18:45-20:00 一挙放送
 2021年9月10日-11月12日 金20:00-22:30 2話連続、日本初放送
 (再放送)木11:30-14:00
KNTV「ポッサム-運命を盗む(原題)」スペシャルサイト



■視聴方法
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